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オーディオなど徒然なるままに。

認知症は人迷惑

2014-04-18 19:22:03 | 母の認知症

認知症とは、家族や周りの人たちに迷惑がかかる厄介な病気だ。

問題なのは、迷惑をかけていることに本人が気が付かないことと

最大の問題は、それ自体を忘れてしまうこと。

「これは人に迷惑だからやめてね」といっても

「そんなことしていない。なんでそんなことを私がするの?」

と帰ってくる。

たとえば、夜中に叔母(母の妹)の家に電話する。

翌日「叔母から夜中の2時に電話してきたよ」と言われる。

「夜中に電話したらあかんで」と注意する。

「そんな夜中に電話してない。」と言い張る。

そうなったらもう話は平行線になる。

とにかく頑固に「していない」と言い張るのでらちが明かない。

人の話は一切全否定なので、終いには「もう勝手にしー!」とけんかになる。

当の本人はやってもいないことをやったと言われて

「年寄りを虐めて、楽しいか!」ってすねる。

大なり小なり、実にこれの繰り返しの毎日である。

仕方のないとわかっているけれど、つい怒ってしまう。

モノの本には「穏やかな気持ちで接するように」なんてきれいごとを言っているが

はっきり言って無理だね。

これって、やはり親不孝なんだろうな~。