Chris's monologue

二匹+ONE?のクマンズとChris(謎の生命体)の怠惰な生活

ニューマルヤ

2010-09-10 09:32:21 | ざ・かれー

クマルのうしろに見えているのは、森でも雑木林でもありません。

だからといって、なに?とは判断できません。
東京ひがし案内 (ちくま文庫)東京ひがし案内 (ちくま文庫)著者:森 まゆみ販売元:筑摩書房発売日:2010-04-07クチコミを見る

この↑↑↑本にスケッチで描かれてあるんだけど、絵の下にこんなコメントが。
*ホントに植物に覆われていて店の外観がよくわかならい、ニューマルヤ

ほんと、

本来の形はどうなっているんでしょうか?

でも、ああ~ん、こういうの懐かしい。
むろん注文したのは、

カレーです。
しかも今回はスペシャルなやつ。
フツーのカレーライスより50円高いゴールデンカレー(600円)。
つっても、この目玉焼きが乗ってるだけなんだけどね。
で、お味の方は……ああ~ん、懐かしい!
この味、むかしパパとママに連れて行かれた、ちょっと高級な洋食レストランの味だ。
うちは一ヶ月に一回とか、おめかししてレストランに行くことがありました。
まだステーキのことを、「ビフテキ」とか呼んでた時代。
クマルはメニュー見ても、なに注文していいのか分からず、いつもカレーライスを注文してました。(それが唯一分かるメニューだったから)
で、食べてみると、明らかに日曜日にママが作ってくれるライスカレーとは違うのね。(うちでは日曜はカレーと決まってました)
うわぁ、これがレストランのカレーなんだぁ、ってびっくりした記憶がある。
ここ“ニューマルヤ”のカレーは、そんときの味にそっくり。

おまえいったい年いくつだ?


時間旅行(タイムトラベル)をしたければ、日暮里の“ニューマルヤ”がお奨めです。


クマルさん、ぼくの本無くなったみたいなんだけど、どこいったか知らない?

*その先の第二日暮里小学校前の洋食「ニューマルヤ」が私のお気に入り。平屋のツタに覆われた小さな店。店の中はシンプルで清潔。白い壁に焦げ茶の木がアクセントになって、キッチンとの間仕切りの磨りガラスとか、白いテーブルの足の形、椅子の形すべて昭和三十年代そのもの。店の中にツタが侵入しているのもご愛嬌。ここの洋食は海老フライにしてもハンバーグ、オムライスにしても清楚です。あっさりしている。そのメニューの記されたセルロイドボードもなつかしい。

ニューマルヤ
東京都荒川区東日暮里6丁目15-4
03-3891-1386

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沖縄TONIGHT

2010-09-10 09:17:11 | お酒のようなもの

クマルさんがお土産買ってきてくれた。

ビールじゃなくて、発泡酒ってところがクマルさんらしいよね。


ぼくの、

大好物ばっかり。

「てびち」懐かし杉。

お湯で温めるだけでいいんだよ。

それと、これ。
シークワーサー・ソーダ。
ひょっとしてこれで泡盛割ったら、シークワーサーサワーになるんじゃない。

ということで、今夜は泡盛でいってみることにしました。
宮古島の泡盛で、菊の露。
アテも奮発して、

プリプリの白魚と、

ヒラメとシマアジとミル貝の盛り合わせ。

あと野菜系をひとつ、焼き茄子でいってみたいと思います。
よーし、飲むぞぉ!

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繊維熊

2010-09-10 09:05:55 | お友だちのようなもの

かわい杉!
日暮里繊維街にて捕獲。

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クマル的な散歩もの(日暮里編/後編)

2010-09-10 08:26:43 | お出かけのようなもの

日暮里といったら、女の子としてここは外すことができません。
あ、でも、スイーツの嫌いな男子でも、ここなら大丈夫。

アド街第三位、“羽二重団子”。
※創業文政2年(1819)。夏目漱石や正岡子規の日記や句にも度々登場します。
初代庄五郎が音無川のほとり芋坂に「藤の木茶屋」を開業し街道往来の人々に団子を供したのに始まります。
この団子がきめ細かくて羽二重のようだと称されそのまま菓名となっていつしか商号も「羽二重団子」となり、創業以来、江戸の風味と面影を受け継いでいます。
(「アド街」のweb siteより)

おんなじようなことが、ここにも書かれてありました。

す、すごい店なのね。
まあ、見かけからして、ただの団子屋じゃないとおもったけどさ。

王子街道って道は、もう存在しないけど、ひょっとしたらみんな、ここで団子を買って、飛鳥山に桜を見にいったのかなぁ――って考えると、なぜかウンウンとうなずけてしまいます。
なぜならば、桜といったら団子。団子といったら、

そう、この店、団子をアテに酒を飲むことが出来るんです。
団子で酒ぇ!?
ということで、味見してみました。

あ、でも店内でじゃなくてよ。

チャイロ系ちゃんじゃないんだから、昼からなんて飲めませんよ。

おまえよく昼から飲んでるじゃねえかよ。


あ、でもこれならお酒のつまみになるかも。
ひじょうにあっさりした、上品な味です。
正岡さんも泉さんも、超グルメだったのねぇ。

日暮里はふたつの顔をもってます。
昔からつづく伝統の顔と、昔を取り壊し、

快適さだけを求める現代人の顔。
クマルはクマだから、その辺どっちがいいかよく分からないけど、便利だけで風情がないのはちょっとやだなぁ。
さ~て、“わしたショップ”で、チャイロ系ちゃんにお土産でも買って帰りますか。

“わしたショップ”

東京ひがし案内 (ちくま文庫)東京ひがし案内 (ちくま文庫)
著者:森 まゆみ
販売元:筑摩書房
発売日:2010-04-07
クチコミを見る

*尾久橋通りから昔の音無川の細い道に入る。石橋湛山の墓のある善性寺の前、羽二重団子で休憩しよう。日暮里駅前にもきれいな店ができたが、やはりすがれた本店の方が落ち着く。その昔、羽二重のような歯ざわりと称された、餡と生醤油の団子がセットで四百円、お茶も飲み放題とはありがたい。
 そこから日暮里駅前「わしたショップ」で海ぶどうと泡盛などを仕入れ、帰りは山に上がるのが面倒なので、そのまま西日暮里の切り通しをめざす。途中にある常磐線を越す金杉踏切も私の気に入りの場所なのだ。

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クマル的な散歩もの(日暮里編/前編)

2010-09-10 07:48:18 | お出かけのようなもの

日が暮れる里、日暮里です。
でも、もともとは「新堀(にいぼり)」と呼ばれていたらしいわよ。
チャイロ系ちゃんの本盗み読みしたら、そう書いてあった。

*上野の山続きで足を向けるにはおあつらえ向きのところ、花見寺、雪見寺、月見寺と名所も現れ、享保のころより日の暮れるのも忘れて遊ぶ、というので日暮里の字が当てられた。
東京ひがし案内 (ちくま文庫)東京ひがし案内 (ちくま文庫)
著者:森 まゆみ
販売元:筑摩書房
発売日:2010-04-07
クチコミを見る

↑より引用。


ほんと日が暮れるまで遊んじゃったわよ。
だってここ、女の子ならあたりまえよね。

繊維の街ってあるけど、実はこの通り、激安の洋服がたくさん売ってるの。

女子ならウキウキモード爆裂っしょ。

ああ~ん、ほしいものいっぱい!

この繊維街、アド街(2004年3月6日放送)の日暮里編で、堂々の第一位。
でも第6位の「駄菓子問屋横丁」はもうありません。
この駄菓子問屋横丁は、NHKの「小さな旅」(1995年4月22日放送)でも紹介されました。
あの横丁をつぶして、見目麗しくない無骨なビルをおったてるなんて、ニンゲンってどうしてこうもセンスに欠けるのかしらね。
いまやビルの中に入って、

小ぢんまりと営業してました。
あの長屋の雰囲気ゼロ。

お隣の店は、チャイロ系ちゃんが、それこそ日が暮れるまで遊んでられそうな、超巨大な店舗のミニカー専門店。
んんん、なんか日暮里がオタクの聖地になりそう。

それでも、ひと口に日暮里といっても、駅の出る改札によって、まるで違った景色ですよね。
坂の上のほうに広がる谷中とは、まるで別世界。

あらあら、チャイロ系ちゃんの大好きそうな銭湯があるわ。
この銭湯の名称がすばらしいの。
なんと「帝国湯」っていうのよ。
ますますチャイロちゃんを萌やしそう。

これまたチャイロちゃんの大好きそうなお肉屋さん。
店内、なんか傾いてたわよ。
こういう佇まいも、谷中とはやっぱちょっと違うわよね。

笑っちゃったのは、この「せせらぎの小路」。

小路の横は線路。とても「せせらぎ」ちっくじゃなかったわよ。

つづく。

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