明日は、「千歳市民合唱祭」です。
ここに今から「辛口コメント第3弾」をUPしても、
合唱祭には間に合わないような気もしますが、
合唱祭が終わっても、
「コーラス星の会」の歌が終わるわけではないので、
UPしてみます。
中ホールステージで練習の目的の一つに
声部間のバランスを確認することがありました。
特に「時代」はパートsolo、soli.、オブリガートがあり、
その箇所で、メロディー(主旋律)がきちんと聞こえて、
ハーモニーがバランスよく決まる……のかどうか、
少し広い会場で確認したかったのです。
12日は、残念ながらソプラノの参加が少なく、
オブリガートではなく主旋律を歌う人数が半分。
これではメロディーが埋没してしまうのも仕方がない……
と思っていました。
ところが、実際に聞いてみてびっくり、
全然そんな心配はいらなかったんです。
オブリガートが入るところのメロディーもしっかり聞こえてきました。
でも、歌詞まではなかなか聞き取れず、
もったいない感じでした。
特に、旋律線のアクセントやフレージングと
歌詞の言葉のアクセントや区切りが違うところは
どちらをたてるか、が一人一人違うため、
違和感がぬぐえません。
四声部が同じリズムで動くところは、
ボリュームはあるのですが、
歌詞がはっきりせず、まとまりがない感じでした。
録音を聞いてみると、
パートソロなどの部分は、
メロディーが聞こえない心配はないのですが、
四声同じリズムで動くところが、
それぞれ勝手な動きになってしまい、
ゴソゴソぼそぼそした何かが、
こぼれ落ちているような印象を受けました。
立ち位置がばらばらなぶん、なおさらなのかもしれません。
音程と音の長さ、をそろえるだけでなく、
もう一歩踏み込んだところを合わせていく気持ちがないと、
まとまりのない印象のコーラスになってしまうのでしょう。