1月24日(日)18時半から、
札幌市教育文化会館大ホール
「北海道大学混声合唱団 第54回定期演奏会」
聞いてきました。
私にとっては、3?年ぶりの「北大混声・・・・」
たしか前回も
気になっている作曲家の作品の道内初演だったはず。
今回、縁あっていただいたチケットだったのですが、
チラシを見ると・・・・
混声合唱組曲「いのちのうた」(横山智昭作曲、ごとうやすゆき詞)
が第一部に。
実は、この組曲気になっていました。
楽譜購入済みです。
1人でシャドウコーラス(??)しておりました。
5曲からなる組曲なのですが、
楽譜を読み込むと、
2曲目と3曲目がすごい・・・んです。
2曲目「あの感じ」は、
16いえ32ビート??という
うきうきとした細かいビート
イマドキのガールズポップス??の感。
3曲め「負けるな」は、
ツースリーツー、スリースリーツー、ツーツースリー
何かを突き付けられるような、
ひりひりとした厳しさ迫る音楽、が
楽譜からもひしひしと伝わってきます。
音程をつけず叫ぶように、や
無声音で絞り出すように、
など、特殊な表現も要求されています。
「北大混声」の演奏では、
この組曲の一曲一曲の個性が際立っていて、
長大な映画を観たような
濃密な時の流れを感じました。
ビブラートのほとんどない発声は、
時に、溶け込むように
時に、切り裂くように、
ホールという大きな空間の中で
自在に響く・・・印象でした。
日本語の特性である
一つの子音のあとに一つの母音、が、
それぞれ方向を定め、こんなにスピード感を持って
飛び交うことができるんだ・・
と、改めて思い知りました。
思わず
いいなぁ、若いって!!
とつぶやいてしまったけれど
若い!だけでなく、日々の研さんあってこそ
なのでしょう・・。
他のプログラムも、
とっても素敵だったのですが、
またの機会に・・・・。
(続く)