混声合唱団「コーラス 星の会(北海道千歳市)」

「コーラス 星の会」(北海道千歳市で活動中の混声合唱団)の活動の様子をお知らせします。

千歳混声合唱団 オータム・コンサート2 聞かせていただきました

2017年10月09日 17時09分41秒 | 演奏会情報

2017年10月7日(土)14時開演

会場は千歳栄光教会でした。

 

栄光教会の聖堂は天井が高く、

音響に気を配って設計されているらしく、

歌声がまろやかにとてもよく響きます。

「コーラス星の会」でも練習会場としてお借りしたことがあります。

歌っていて歌声に包まれる感じが心地よいのですが、

包まれてしまうことで安心してしまうのか、

リズムや発音がルーズになってしまい

歌詞がはっきりわかるように発音することがとても難しく感じました。

 

「千歳混声合唱団」のコンサートでは、

そんな難しさは感じられず、

歌声に言葉が乗っかって会場の隅々まで届いている、

心地よさを味わえました。

ボイストレーニングが成果をあげていることが、

聞いてはっきりとかわる……歌声でした。

 

特に

バッハ/グノーの、あのアヴェマリアが、

しっかりとした説得力のある歌になっていました。

壁に大きな十字架がくっきりと浮かび上がっている会場に

暖かく優しく響くアヴェマリア………。

指揮者の先生のソロでの

シューベルトの「アヴェマリア」も素敵でした。

天井から歌声が降ってくるような聞こえ方に

はっとしました。

 

個人的な好みを言わせていただくと、

カッチーニのアヴェマリアは

鋭く空気を切り裂くようなはっきりと方向性を持った響きの方が、

切迫感のある胸に迫るメロディーの個性が活きたように思いました。

 

個人的に楽しみだったのは、

北海道が舞台となる歌謡曲などの名曲がメドレーになっている

「北海道物語」でした。

「函館の女(はーーるばる~来・た・ぜ、はーこだて~)」が

どんなふうに合唱曲として料理されているのか、興味がありました。

なるほどー、と納得でした。

間奏にクラシックの名曲が、ちょこっと、こそっと、

挟みこまれているのもくすっと笑える

エスプリのきいた編曲でした。

(このシリーズは「横浜物語」が先に出版されています。

「あんたあの子のなんなのさ!」と演ってみたーい(笑))

 

 真面目にボイトレに取り組もう!!と

決意を新たにさせていただいた演奏会でした。

 

千歳混声合唱団団員のみなさまお疲れ様でした。

コメント
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