カップ一杯の幸せ

喫茶店開業へ向けての、夫婦二人でゆっくりまったり、少しずつ歩んでいく日常を、記録していきます。

2013年2月22日 魅惑のアフタヌーンティーセット

2013-02-24 14:49:14 | 喫茶店巡り
一番最初にアフタヌーンティーセットと出会った時の感動は、今も鮮明に覚えています。
三段のケーキスタンドにのせられた、スコーンやサンドウィッチ、そして一番上段に輝く、可愛らしいプティフールたち。
運ばれてくるまでの、ワクワク感。
テーブルに運ばれてきた時の、ちょっとした優越感。
どれから食べようかと、迷ったり。
それらの思いは、回数を重ねた今も、変わらずにあります。
そしてもう一つ、ずっと変わらない思い。
アフタヌーンティーセットって、お高い
一人前三千円前後というお値段は、そう簡単には手が出ません。
何時も『アフタヌーンティーセットに行くぞ!』と覚悟を(?)を決めて、予約をして出かけます。
友人とお出かけしていて、『ちょっと疲れたから、お茶でもする?』みたいな感覚で、アフタヌーンティーセットを注文することは、出来ません。
もっと気軽にアフタヌーンティーセットを楽しめたら良いのに。
その想いは、ずっと私の中にありました。
飲み物込みで千五百円くらいで、何とか出来ないかな…そんな想いが、膨らんでいきました。
そんな気持ちから、アフタヌーンティー通いが始まりました。
お店としては、ホテルのラウンジが多いですね。
ホテルのラウンジは、大人の社交の場のようで、その独特の雰囲気が好きです。
大人同士が飲み物を飲みながら寛いで語り合ったり、コーヒー片手に書類を広げて商談したり。
大人の世界が、そこにはあるような気がします。

さて、アフタヌーンティーセットと言うと、三段のケーキスタンドのイメージが強いですが、もちろんそればかりでは、ありません。
最近のお気に入りは、新宿駅近くにある『京王プラザホテル』の『アートラウンジ デュエット』
デュエットではアフタヌーンティーのコンセプトを月ごとに替えて、他とはちょっと違ったアフタヌーンティースタイルで、提供してくれます。
ここの最大の特徴は、なんと言ってもお料理が出てくることでしょう。
お料理、スイーツ、そしてドリンクも月替わりなので、何度行っても楽しめます。
と言うことで、友人のkayoちゃんと、今日も行ってきました。
二月のコンセプトは『初春の香り』

書き忘れるところでした。ここのアフタヌーンティーセットには、『午後の宝石箱』と言う名前がついています。
宝石箱と言う名の通り、可愛らしく作られたお料理やスイーツたちは、木箱の中に、大切そうに並べられています。

まずは、前菜代わりのかぶとベーコンのクリーム煮とサーモンのコンフィ。
私は、巨砲の紅茶を、kayoちゃんはエレガンスブレンドというハーブティーをお願いしました。

鶏むね肉のカツレツミラノ風

人参のポタージュ

身鯛のポワレ ビネガーオリーブソース

おすすめブレッド
どれも小さめで、でも、それが可愛いのです。そして、もちろん美味しい

絶対に真似したいと思ったのが、このカトラリーレスト。
紙ナプキンにのせても良いのですが、こんな風にセットされると、ちょっとだけテンションアップしませんか?

スイーツに移る前に、飲み物のお代わりを。
飲み物は、メニューに載っている中から、好きな物を選べます。何杯お代わりしても良いし、種類を替えてもOKです。
ただ、三時間という時間制限がありますが、三時間あれば、結構ゆっくりできます。
初めてのチョコレートティーを頼んでみました。
ほんのりと、チョコレートの甘い香り。クセになりそう。
さて、スイーツは、一度に運ばれてきます。

苺の焼メレンゲ チョコレートアイスクリーム。
焼メレンゲは、日持ちのするお菓子で、コーヒーのお供になります。
こんな風に可愛らしく絞り出して焼いたら、素敵
早速、アイディア頂きました。
サツマイモの春巻き。
これは、美味しい!
直ぐにでも真似して作りたい!
でも、残念ながら、揚げ物は苦手なんです。食べるのは、大好きなんですけど、作るのは、大の苦手。
冷たいアイスと、温かい揚げ春巻き。このコンビネーション、最高です。
ホテル特製ケーキは、三種類のプティフール。
見ているだけで、幸せ。食べれば、もっと幸せ。
スイーツをゆっくり楽しみながら、紅茶のお代わりを。
今度は、フルーツカクテルを。そして最後に、エレガンスブレンドを。
大きめのマグカップにたっぷりの紅茶を、計四杯。
お隣の席では外国人の方が、英語で何やら商談されていて。
大人の世界の中で、とても優雅な時間を満喫させてもらいました。
お値段は、2900円です。
何時もとちょっと違ったアフタヌーンティーセットを楽しみたい方には、是非オススメします。

最後の締めは、やっぱりコーヒーで。
と言うことで、今日も新宿駅側にある『凡』へ。
残念なことに、私たちが入店した時、マスターは不在でした。
奥様と思われる女性が、コーヒーを淹れてくれました。
でも…
重ねて残念なことに、ながら作業でした。
確かに蒸らし時間はあるのですが、挽いたコーヒー豆の粉の膨らみ具合を見ながら、絶妙なタイミングでお湯を注いでいく。その、一瞬も目を逸らさない様な真剣さで、丁寧に淹れられた一杯の持つありがたみ。
お湯を注ぐと、空いたテーブルを片付けに行ったり、洗い物をしたり。
お湯を注ぐ1投目、二投目、三投目。すべてフィルター内のコーヒーは完全に落ち切り、雑味満載の一杯の出来上がりです。
今日ばかりは、カウンター席に座ったことを、後悔しました。
見たくなかった

本日のカップも、エインズレイ。
何故かエインズレイの確率が高い私。

kayoちゃんの注文したみるくこーひー。ミニどんぶりのような器で、提供されました。

がとーしょこらは、甘さ控えめで、濃厚で、コーヒーのお供にぴったりです。
コーヒーのお供に、チョコレートケーキとチーズケーキは外せない。
改めて、そう思いました。




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