カップ一杯の幸せ

喫茶店開業へ向けての、夫婦二人でゆっくりまったり、少しずつ歩んでいく日常を、記録していきます。

2013年3月1日 大人のロイヤルコペンハーゲン その1

2013-03-01 16:47:38 | 愛しのカップたち
どんなカップを揃えるか、それは大きな楽しみの一つでもあります。
最近は、デパートへ出掛けても、食器売り場でカップやプレートを見るのが、何よりも楽しかったりします。
そして、しばしの妄想タイム
ただ、どうしても女性目線になってしまうので、綺麗とか、可愛い、が基準になってしまい、女性向けのカップにばかり、目がいってしまいます。
女性客には喜んで頂けるかもしれないけど、男性客にはちょっと…
そこで、主人の登場です。
男性目線で、男性客向けのカップを選んでもらうことにしました。
横浜高島屋の、西洋食器売り場へGO
すると、やっぱり一番は、ロイヤルコペンハーゲン。
王室使用と、親交のある各国の王室への贈り物を作るために設立された、デンマークの名窯です。
コペンハーゲンブルーとよばれる、独特で綺麗な青で描かれる、繊細なレース柄。
一つ一つ手描きの為、同じ物は一つとしてありません。
『描いている線の多さが、そのままお値段の高さになります』
店員さんが、そう教えてくれました。
線が多いということは、それだけ職人さんの手が掛かっている…と言うことだから、だそうです。
納得
主人が一番最初に選んで買ったのが、この『ブルーフルーテッドプレイン』です。
ロイヤルコペンハーゲンと言うと、一番最初に思い描かれるのが、『ブルーフルーテッド』シリーズ。
このシリーズには、描かれる線の量により、3つのバリエーションがあります。
一番線が多くて豪華、つまり、一番お高いのが『ブルーフルーテッドフルレース』
残念ながら、とても手が出ません
フルレースと比べると、やや簡素化された絵柄で、お値段もフルレースの半分近くの『 ブルーフルーテッドハーフレース』
一番人気だそうです。
そして。実は『ブルーフルーテッド』シリーズの中で一番最初にデザインされた『ブルーフルーテッドプレイン』
ハーフレースよりも、更にお手軽価格になっています。
でも、そのデザインは、誰が見てもロイヤルコペンハーゲンだと分かる物。
ハーフレースと迷いまいたが、今回はプレインを買うことにしました。

ペアで、購入しました。
店員さんが、カップ&ソーサーの入った箱を、たくさん持ってきてくれました。
全部の箱からカップとソーサーを取り出し、『手描きのため、一つ一つ違います。お手に取って、良く見て、気に入った物を選んでくださいね』と言ってくれました。

写真では見え辛いですが、カップの底には、絵を描いてくれた職人さんのサインが、書いてあります。
もちろん、ソーサーの裏にもしっかりとサインがあります。
カップに絵を描く職人さんと、ソーサーに描く職人さんは別なので、店内に飾られているカップ&ソーサーも、裏を返して見れば、別々のサインが書かれていると思います。
…なんてことも含めて、店員さんが色々教えてくれました。

派手さはなくても、気品が感じられます。
主人がロイヤルコペンハーゲンを好きな理由は、その青い色の美しさと絵柄、だそうです。
男性客に、もちろん女性客にも、お出しできる1客だと思います。
大人のお客様に、そっと寄り添ってくれる、大人のカップだと、そんな風に思っています。

コーヒーメインの喫茶店…とか言いながら、綺麗・可愛いを基準に選んでしまう私。
気が付けば、ティーカップが先行していました。
主人が選んだ『ロイヤルコペンハーゲン』は、コーヒーカップ初めての1客になりました。


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