カップ一杯の幸せ

喫茶店開業へ向けての、夫婦二人でゆっくりまったり、少しずつ歩んでいく日常を、記録していきます。

2013年3月14日 チョコレートは、お菓子の王様? その2

2013-03-14 16:45:37 | お菓子教室
今日は3月14日。そう、ホワイトデーです。
私も主人に、ケーキを買ってもらいました。
3種類、どれも美味しかったです。
この季節は、やはりイチゴですね。
うっかり、写真を撮り忘れてしまいました

さて、昨日に引き続き、チョコレート菓子についてです。
昨日はムース系について書きましたので、今日は焼き菓子について書いてみます。
チョコレートの焼き菓子は色々あって、正直今でも良く分かっていません。
良く耳にする物は『フォンダン・ショコラ』『ブラウニー』『ガトーショコラ』
『ブラウニー・ショコラ』『ショコラ・フォンデュ』
こうなってくると、もう、何が何やら…

まずは、『フォンダン・ショコラ』
フランスの、チョコレート菓子です。
フォークで割ると、トロリとチョコレートクリームが、中から出てくるケーキですね。
フォンダンとは、『口の中で、すぐ解ける』『とろけるとうな』と言う意味だそうです。
わざと半生焼きにして作るタイプと、チョコレートソースを中に仕込んでつくるタイプとに分かれます。

yuki先生のレッスンで作ったのは、半生焼きタイプです。
残念ながら、チョコクリームトロリの写真は、ありません。
チョコクリームトロリの『フォンダン・ショコラ』、大抵の女性は好きですよね。
もちろん、私も大好きです!

次に『ブラウニー』
フォンダン・ショコラはフランスのお菓子ですが、ブラウニーはアメリカ生まれの焼き菓子です。
平たく正方形に焼いた濃厚なチョコレートケーキのことです。
材料を混ぜて焼くだけの素朴な生地ですが、チョコレートの濃厚さによってファッジ(やわらかいキャンディー)状であったりクッキーに近いケーキ状であったり。また、ナッツ・クリームチーズ・チョコチップなどを混ぜたり、砂糖がけをしたり。
様々なバリエーションに富んでいます。
見出し写真のケーキは、『ブラウニ・ショコラ』です。
材料は、無塩バター・グラニュー糖・卵・薄力粉・塩。ここまでは、スポンジケーキと同じですね。分量は、違いますが。
ここに、ココアとチョコレートが加わります。お好みで、アーモンド等のナッツ類を加えます。
材料を混ぜて、焼いて。焼き上がったら、さらにチョコレートをトッピング。さらにさらに、ピーカンナッツもトッピング。

よく耳にする『ガトーショコラ』
「ガトー=お菓子」「ショコラ=チョコレート」つまり「チョコレートのお菓子」という意味です。
広い意味で、チョコレートを使ったお菓子なら、全てが当てはまるそうです。
一般には、『ガトーショコラ』=『チョコレートケーキ』と考えれば、良いのではないでしょうか。

そんな訳で、yuki 先生は私に、二種類のチョコレートケーキを作って食べ比べることを、提案してくれました。
それが、『チョコレート菓子レッスン』の2回目です。


見た目は、まさにチョコレートケーキ。
濃厚で、まさにチョコレートケーキです。喫茶店などで、良くお目に掛かるタイプです。


上のケーキよりも、チョコレート色はやや薄め。こちらは、蒸し焼きにしています。
一口食べて、直ぐに違いがわかりました。
断然、こちらの方が美味しい

上の写真は『ココア・ショコラ』
その名の通り、材料はココアです。チョコレートは、入っていません。
でも、味としては、喫茶店で食べる、よくあるフツーのチョコレートケーキです。
と言うことは、良くあるフツーのチョコレートケーキは、チョコレートは使用していないのでしょうか?
喫茶店に洋菓子を卸すお仕事もされていたyuki先生は、その辺の事情にも詳しく、それが現実だそうです。
もちろん、そういうお店もある、と言うことです。

下の写真は『ショコラ・フォンデュ』
チョコレートも、生クリームもタップリ。
こちらを一度食べれば、その違いはすぐに分かります。
メニューに、○○○のチョコレート使用と言うコメントが明記されていれば、安心して召し上がって下さいね。

2013年3月13日  チョコレートは、お菓子の王様? その1

2013-03-13 18:54:19 | お菓子教室
私たち夫婦は、チョコレートが大好きです。
特に主人は、我が家にチョコレートがなくなると、自ら買ってくるほど好きです。
今日も二人で、チョコレートを食べました。

そんなチョコレートを使ったお菓子を、yuki先生にいくつか教えて頂きました。
喫茶店で提供するスイーツとして、チーズケーキとチョコレートケーキは、絶対に外せない
もちろんこれは、私の個人的な意見ですが、本人がそう思っているのですから、やっぱり外せないのです。

チョコレートを使ったお菓子は、もちろん色々ありますが、先ずは大きく二つに分けてみます。
一つは、焼き菓子。
そしてもう一つは、ムース系。

yuki先生は、『チョコレート菓子』と言うメニューで、二回に分けてレッスンをしてくれました。
材料や作り方の違いで、同じようなお菓子が、それぞれどんな特徴があり、違いがあるのか。
それを教えてくれようとしたのです。

まずは、ムース系。
見出しの写真は、『ポ・ショコラ』と言う、スイーツです。
材料は、卵黄・グラニュー糖・生クリーム・牛乳・チョコレート。
作り方は、ほとんどプリンと同じです。
オーブンで、低温で蒸し焼きします。
出来上がったものは、プリンよりも、クリームブリュレのカスタードのように、濃厚でねっとり、トロッとしています。
これは、材料であるチョコレートの味がそのまま反映されるので、チョコレートは、ちょっぴり奮発します。



さて、同じ日に作って食べ比べした、もう一つのスイーツ『ムース・オ・ショコラ』
同じようにココットに入れて、作りました。
これは蒸し焼きもしていませんし、ゼラチンなどの凝固材も使っていません。
材料は、卵黄・卵白・グラニュー糖・生クリーム・チョコレート。
卵白でメレンゲを作り、メレンゲでシュワシュワした食感を出しています。
チョコレートの力で、固めています。

『ポ・ショコラ』は、チョコレートだけでなく生クリームの濃厚さも加わり、ねっとりとした、なめらかな舌触りが、とっても好み
『ムース・オ・ショコラ』は、メレンゲでムースの食感を出しているので、なめらかと言うよりも、シュワシュワ、一歩間違えればボソボソ感に近くなります。
主人も私も、断然『ポ・ショコラ』派。
生クリームを多く使う分、材料費も高くなりますが、チョコレートプレートのムース系は、この『ポ・ショコラ』に決定


これは、別の日に教えていただいた『チョコレートとラズベリーのアントルメ』です。
二層になっていて、下の段がチョコレートムース。上の段がラズベリームースになっています。
このチョコレートムースの材料は、チョコレート・牛乳・生クリーム・そしてゼラチン。
このムースは、ゼラチンで固めています。
一口にムースと言っても、蒸し焼き、ゼラチン、メレンゲと、作り方が違えば、その食感も違ってきます。
正直、ゼラチンを使うのが、一番失敗がなく、楽です、私にとっては。
でも、クリームブリュレのような、トロッとした食感は、蒸し焼きならでは、です。
皆さんは、どんなタイプのムースが好みなのでしょうね?
これもまた、いずれアンケートを取らせて頂きたいと、思っています。


2013年3月6日 さくほろスノーボウル

2013-03-06 18:24:16 | お菓子教室
yuki先生に教えて頂いたお菓子の種類は、100を越えます。
そのすべてを、自宅で復習していると言ったら、ちょっぴり嘘になります。
もちろんどれも美味しいのですが、一度しか作らなかったお菓子も、中にはあります。
その逆に、これでもか!と言うほど、繰り返し作っているお菓子もあります。
その中の一つが、この『スノーボール』です。
このお菓子は、とてもシンプルなお菓子なのですが、食べてもらった友人たちには、とても好評です。
リクエストされるお菓子のベスト5に、ランクインします。
材料も、作り方も、実に簡単です。
ただ、一つだけ、条件があります。
フードプロセッサーが有れば、です。
もちろん、フードプロセッサーが無くても、難しい手順なく作ることは出来ます。
でも、フードプロセッサーが有ると、笑っちゃう程簡単に作れるようになってしまうのです。
材料は、薄力粉、無塩バター、アーモンドパウダー、グラニュー糖、粉糖、塩、スライスアーモンド。
バター以外をフードプロセッサーに入れて、スイッチオン。
サラサラに混ざったら、角切りバターを入れて、再びスイッチオン。
生地がまとまったら、取り出して。生地を一晩、冷蔵庫で寝かせてあげて。
生地をコロコロと丸めてあげて。オーブンで焼いてあげて。
ポリ袋に、製菓用の『溶けない粉糖』を入れて。粗熱が取れたナッツボールを入れて、シャカシャカ振ってあげれば、白い粉糖を身に纏った『スノーボウル』の出来上がり。

フードプロセッサーで練りあげた生地は、ラップでしっかりと包んでおけば、冷凍保存できます。
思い立ったら、作り時。
密封できるビンに入れておけば、二週間は日持ちします。
手土産やプレゼントで箱詰めのお菓子セットを作る時、必ずメンバー入りします。
センターには、なれませんけどね

将来お店で出すとしたら、売り物としてではなく、コーヒーや紅茶のお供に、プチサービスとして提供したいと思っています。

2013年2月27日   バナナは王様

2013-02-27 22:53:27 | お菓子教室
主人は、果物が好きです。
私も、果物が好きです。
でも、二人の好きな果物は、ちょっぴり違います。
私が一番好きなのは、桃と梨。同列なので、二つとも一番です。
主人が好きな果物は、イチジクと柿。
でも、二人が一番良く食べる果物は、やっぱりバナナ。
お手ごろ価格で、食べたい時に簡単に食べられる。
皮なんて、超簡単に剥けちゃうし、手も汚れなくて、洗い物も出ない。
朝寝坊して、朝食を作る時間が無い時も、バナナがあれば大丈夫

でも、時々。
気が付くと、皮が黒くなりかけた、可哀想なバナナが…
充分に熟したバナナこそ、お菓子作りにはうってつけなんです。
バナナは、色々なお菓子に、その姿を変えることが出来ます。
その一つが、見出し写真の『ケーク・バナーヌ』
バナナケーキですね。
卵に砂糖を加えて、ハンドミキサーでもったりするまで泡立てて、薄力粉とアーモンドパウダーを加えて混ぜ合わせ、溶かしバターを加えて。最後に潰したバナナを投入して、焼くだけです。
スライスアーモンドとあられ糖をトッピングして、ちょとだけオシャレしてみました。
バナナって、その姿形はなくなっても、しっかりと味と風味は存在してくれます。
お手ごろ価格で、何時でも簡単に手に入る果物。
バナナが一番好き!と言う人は少ないかもしれませんが、バナナが嫌いな人も少ないのではないでしょうか。
バナナって、やっぱり、隠れた果物の王様…なのかな?なんて、思っています。

2013年2月25日 優しいパンプキンプリン・ケーキ

2013-02-25 09:53:05 | お菓子教室
かぼちゃのプリンは、プリンなのにほっこりとして、大好きです。
ムース・プリン系は、何でも好きですが
写真では判り辛いですが、このパンプキンプリン・ケーキ、二層になっています。
下のスポンジケーキにも、裏ごししたかぼちゃを混ぜて、焼き上げています。
実はこのスポンジ、あらかじめ焼いて、スライスして、下に敷いているわけでは、ありません。
型に先ず、プリンの生地を流し入れ、次に、スポンジの生地を静かに流し入れます。
比重の関係で混ざらず、ちゃんと二層になるんですね。
プリンにも、かぼちゃの裏ごしがタップリ入っています。
あっ、型に一番最初に流し入れるのは、カラメルです。カラメルを流し入れて、あらかじめ冷蔵庫で冷やし固めておきます。
カラメルがしっかり固まってから、プリン生地を入れて、最後にプリン生地を入れます。
オーブンで湯煎焼きして、焼き上がったら、型に入れたまま冷やします。
型を逆さにして外すと、写真のようになります。
かぼちゃの種を、トッピング。

試食用に、グラスに入れて作ってみました。
お店で提供するとしたら、ホールで焼いてカットするのと、グラスに入れて作るのと、どちらが良いのか。
今後も試作しながら、考えていこうと思います。

お味の方は、かぼちゃの味がしっかとあり、かぼちゃ好きの方にはたまらないと思います。