札幌の南部に位置する小金湯に行きました。
数年前までは妖怪が出そうなほどに鄙びた温泉でしたが、
新装して奇麗になっております。
個人的には妖怪が出そうなくらいが好みなのですが、
新しくなるもの時の流れ、
それはそれでいいものです。
しかし画像は昔から残っているお地蔵さんになりました。
温泉も何もありません。
お地蔵さんの後ろには樹齢700年とされている桂の木があって、
そこは手を付けずに残したのはなんとなしの信心(私にはありません)があって微笑ましく思います。
↑のこれは小金湯の向かいにあるピリカコタンという、
アイヌ民族の資料館で購入した口琴の一種、ムックリです。
ぼちぼちビョーン、ミョーンという音は出るようになったので、
それをまったり激しく均一に演奏できるようになりたいところです。
終いは上記の場所から帰って作った、
蓮根チップスと蓮根の箸置き(既製品)。
どっちがどっちでしょう?
左は鳥胸肉野菜巻き。
これ以外に簾舞のお豆腐屋さんで購入したおぼろ豆腐と厚揚げをつまみに食しました。これまた絶品。
と、なんにせよ泡沫と消えてゆくのは、
厚く降り積もった雪でもゲイジツ作品でも例外は無く、
夜の化に転じて生ずる化生の気分を満喫しながら夢見の手前を彷徨するのでありましたとさ。