早起きして、周辺散策をしなければ!
と思いながら雲が多く、なかなか明るくならずグズグズしてるうちに7時前に。
7時半からの朝食までと、散歩に出た。
すると真正面、こんな朝日が出ていた。
朝日は山から昇り、夕日は海に沈む松山育ちの私
海から昇る朝日は感動モノだった!

朝日
旅館の周りの畑のあちこちがピンク色になってる。
何だろうとそばに寄る。

らっきょう畑だ!
初めて見た!
畑の土は砂地のようだ。

らっきょうの花
めちゃくちゃ可愛い花だ♪
さて今日の目玉の大塚国際美術館へ。
9時半の開館と同時に入館。

大塚国際美術館(詳細はこちらから)
出てから思いついたので、すでにバスがいっぱいで正面からは撮れなかった。
大塚製薬グループが創立75周年記念事業として徳島県鳴門市に設立した
日本最大の常設展示スペースを有する「陶板名画美術館」だ。
オリジナルと同じ大きさで再現された展示作品の数々は圧巻!
それ以上に驚いたのが、山をくりぬいて造った美術館だという事。
地下5階、地上3階の大きな建物が山に埋まってるといった感じだ。
ちなみにこの入り口は地下4階か5階だ。
入ると長~いエスカレーターがあり、地下3階へ!
この美術館は、ありがたい事に作品のみは禁止だが写真撮影がOK。

システィーナ礼拝堂

エル・グレコの大祭壇衝立画
絵にほとんど馴染みのない私でも見知った名画の数々も多数。
見たかったフェルメールの作品やゴッホのひまわり、ピカソのゲルニカ。。。
地下3階から地上2階までまわり終えると、時間はすでに午後1時過ぎ。
思った以上に広くて予定時間オーバー。
この時点で那賀川に現れたアザラシの【ナカちゃん】を見に行くのは諦めた。

一番札所 霊山寺(りょうぜんじ)
四国八十八ヶ所巡りは徳島→高知→愛媛→香川の順になっている。

多宝塔

池には鴨と鯉が仲良く。。。ではなかった。
鳩はたくさんいたが、鴨はこの一羽だけ。
かなり人馴れしてるので、ずっとこの池に留まってるのかもしれない。
鯉がうじゃうじゃいる池を我が物顔で泳ぐだけじゃなく
鯉が鬱陶しいのか、近くにきた鯉を突く。。。追っかけてまで突いていた。
それとこの池にはとてつもなくデカイ鯉がいた。
何か力が入らないなぁって思ってたら昼食を食べてない事に気づく。
私は空腹になると足に力が入らなくなる。
時間はすでに2時半をまわっている。
近くに、こじんまりした食堂がある。
夫に泣くように食べさせてくれと頼むのに
夫はもっと色んな物がある店があるはずだと譲らない。
空腹すぎて口論する気力もなし。
すぐそばは次の行き先のドイツ館。
夫はそこで食べようと私を励ます。

ドイツ館
到着するや否や、大急ぎで中に入る。
が、悲しいお知らせが。。。中に食事する場所はございませんと(涙)
入場料払ったからには楽しもうと2階に上がってはみたが
もう足はフラフラ、頭は朦朧としてきて何がなにやら。。。
見かねた夫が「もう出よう」と手を引っ張って外に。
ちなみにこのドイツ館の詳細はこちら
結局、近くにそれらしい食べ物屋さんを見つけられず高速に乗る。
空腹に耐えかねた私が今にキレやしないかと
オロオロとやたら御機嫌伺いする夫。
津田の松原S.Aで、セルフのうどんにやっとありつく。
うどん(大)にかき揚げをのせ、ショウガをたっぷり入れて食べた。
涙が出るほど美味だった。
時間は4時過ぎ。
夫に夕日が見たいから海に連れて行ってくれとお願いする。
お腹が満たされて機嫌がよくなった私に夫も気をよくして二つ返事で海へ。
地理に詳しくないので、高速を下りてアテもなく景色のいい場所を探す。
着いた先が「うたづ臨海公園」という所。
辺りを見渡してみる。

ゴールドタワー
ワンポイントに三日月を♪
全高158mあるそうだ。
かなり前に行った記憶がある。
確か隣接して「世界のトイレ館」があり
純金トイレに純金スリッパを見たような。。。
今はどうなってるんだろう?

瀬戸大橋

夕陽
また雲の影が出来ている。
これで私たちの旅も終わりかと思うと寂しさが。。。
預けた愛犬を迎えに母宅に寄り、3時間ほど母のお喋りに付き合い家路につく。
あんな自己チューの母だが、夜も遅く寒空の下
いつまでもいつまでも私たちの車を見送ってる姿をミラー越しに見ると
どうしようもないくらい胸が痛んだ。