陽光桜の並木
陽光桜は愛媛生まれの桜
愛媛県三内村(現在・東温市)の青年学校農業科教員・高岡正明さんは
「お国のために戦ってこい。そしてまたこの桜の木の下で会おう」
そう言って桜咲く校庭から教え子たちを送り出した
日本の敗戦
高岡さんの生徒たちも各戦地の最前線で若き命を落とした
自責の念に苦しんだ高岡さんは 教え子たちの慰霊のため
どんな気候の地でも花を咲かせる新種の桜を作り
この忌まわしい戦争を二度と繰り返してはならいという反戦のメッセージを込めて世界に送り届けようと決意をする
家業も顧みずに桜の新種開発に身上を費やすこと約30年
ついに日本初の桜の苗木登録となる「陽光」という新しい桜を誕生させた
高岡さんは平和の象徴として約5万本に上る陽光桜を無償で国内外に届けたという
その高岡さんを描いた映画『陽光桜-YOKO THE CHERRY BLOSSOM-』
終戦70周年記念映画として只今撮影中
(2015年3月27日撮影)
別の日、所用で出たついでに少し遠回りして曇天の中、お花見
(2015年4月4日撮影)