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チルソククリニックは診療中◆お引越ししました

映画「チルソクの夏」は永遠です♪

「やさしさの心って何?~短歌に託した妻への介護日記~」

2017-09-10 23:59:57 | 佐々部清監督
防府市が主催の「防府市認知症を考える集い~認知症になっても安心して生活できる防府市を目指して~」にて、映画「八重子のハミング」の原作者 陽(みなみ)信孝さんの講演がありました。

演題は「やさしさの心って何?~短歌に託した妻への介護日記~」です。



「みなさんこんにちは、萩の升毅です」第一声で会場のつかみもOK!
今回の講演では映画を観られた方も多いということで、撮影の裏話などもたくさん。
映画のシーンとそして実際はどうであったかなども。

八重子さんの生前の様子もテレビで紹介されたときの映像を見せてくださいました。
ご葬儀のときの喪主挨拶にも感涙でした。
「お礼は八重子に言わせてください。お母さん、みんなに優しさをありがとう。僕に命をありがとう」

最後は先生のハーモニカ演奏にあわせて「ふるさと」の合唱。
八重子さんにも届いたかな?

その後受けた「認知症サポーターとして、今日からできること」の研修も、先生のお話を聞いてからでしたので、理解が深まったように思います。
認知症についてのこと、介護のこと。
考える機会をいただけてよかったです。そして、できれば高校生等若い人たちにも聞いてもらえたらよいなと思います。
平成29年9月9日(土)
於 ルルサス



「映画が人を作り、そして繋いでくれる」

2017-09-03 23:59:41 | 佐々部清監督
「映画が人を作り、そして繋いでくれる」

金曜日に行われた防府市総合福祉大会の記念講演で、佐々部清監督のお話を聴講する機会がありました。



福祉大会でのご来賓の方々のお話も、うんうんと頷くことが多くためになりましたが、時間が長く感じられ…(∋_∈)
それに対して監督のお話はあっという間!
「八重子のハミング」は昨年の11月に山口県先行公開され、今年の5月には全国公開。初めは8館から始まり、今では87館。
「チルソクの夏 」が50館で、それを越えることができたらと思っていたが、今は100館を目標にしているとのこと。拍手が沸きました。
5月からずっと毎週末、主演の升さんと一緒に全国の劇場を舞台挨拶で廻られているとのこと。
清と毅のツービートだそうです。
この講演会のあと、監督は翌日には大分県にも舞台挨拶に行かれるとのことでした。
監督の映画人生において、いろんな方との繋がりなど、ここでしか聞けないことがたくさんありました。
渡哲也さんの書かれた、監督のお母様へのお手紙の事。(お母様が渡哲也さんの大ファンだと知って普通はお願いしないサインをお願いされたときのエピソードです)

色紙を受け取った渡さんは、明日お渡しいたしますといわれ、翌日脚本の裏表紙にお手紙が書かれたものをくださったそうです。
今一緒に作品を作っている監督への尊敬の気持ち等が書いてあり、息子へのそんな言葉を読んだお母様、とても嬉しかったでしょう。
自分の棺に入れてと頼まれていたそうですが、お母様が亡くなられたとき、監督は斎藤工くん主演の映画の撮影中で、ご葬儀には行けず。
それでこのお手紙は棺に入ることなく、お母様が保管されていた監督の通知票等と一緒に箱に入っていたままだったそうです。
そのお手紙の日付がお母様の命日と同じ8月15日だったそうです。
映画のお仕事って、本当にお盆とか無いのですね…大変ですね。
講演会には私の母も来ていて、監督さんお話がとても上手でさすがだわ~と感激していました。
また市内だけでなく、山口市や下関市、また遠くは九州からも仲間が来ていて、みんなも感激していました。
会場には八重子のハミングの原作者 陽先生のお姿も。
帰りのロビーでは、八重子のハミングの題字を書かれた村上先生にも声をかけていただきました。やっとお会いできてすごく嬉しかったです。


旧暦の七夕に観る『チルソクの夏』

2017-08-28 23:59:44 | 佐々部清監督


8月最後の土曜日には、川棚温泉のコルトホール芝生広場で行われた野外上映会に行きました。
上映作品は「チルソクの夏」です。
七夕の星空とスクリーンの星空が重なって、野外上映ならではの光景でした。
ちょうど旧暦の七夕あたりでしたから。
芝生にシートを広げて、寝転んでいるひともいました。
小さな子どもは途中でジュースを買って飲んだり。(売り場がスクリーン横というのも衝撃でしたが!)
なんだか昭和な雰囲気で、夏の終わりにしんみりきました。
来年もまたあるとええね。


BS朝日『波の塔』

2017-08-11 07:49:00 | 佐々部清監督
今夜19時54分からBS朝日にて『波の塔』が放送されます。
松本清張原作のミステリー。羽田さんが本当に美しくて素敵♪もちろん沢村一樹さんも。
ひよっこでは顔を真っ黒に日焼けした役柄のふたりですが、こうしてみるとやっぱりすごいですね。いろんな役ができるんですね。

個人的に注目しているのは東京駅のシーン。
実は京都にある、旧日銀でのロケです。レンガ造りの建物で、東京駅の駅舎に見えるから面白いです。