珍友*ダイアリー

管理人・珍友の書(描)いた詩や日記、絵や小説をご紹介☆

カチリ

2010-03-09 22:25:23 | 今日の出来事☆
今日は、朝から洗濯畳んで、くつ下の穴を繕った(笑)
駅近くの雑貨屋さんに行って、PASMOさんの誕生日プレゼントを買った。ウチがもらったチョコと同じお店。面白そうな文庫本をプレゼントにした。読み終わったら貸してもらおうかな(笑)
雑貨屋さんにはいろんな本がある。詩集みたいなの。
「ひとつの愛を終えても、真剣に誰かを想った事実は、次の誰かに必ずつながる」みたいなこと書いてあった。
「大好きな彼と別れたときに読む本」…いや、別れるときにはもう、大好きじゃなかったけどね。つい読んでしまった。
自分がおろおろしながらでも、今考えたり続けていることが、間違ってないのかもと思えること、ほっとするようなことも書いてあった。
いつもなら、調子いいなって敬遠しがちな言葉や本が染みたのは、それほど心が弱っているからか、素直になっているからか。
駅ビルでTシャツとズボンを買った。ずっと欲しかったカーキ色のズボン。それらを見てるときだけ、あの人のことを、完全に忘れられてた。
不動産屋さんで、マンションの更新をした。少しだけ、ふるさとに帰りたくて、更新も少しだけ気が進まなかった、内心は。でも、まだここにいるんだ。いるんだ。
14:00頃、なじみのハンバーグ屋さんでお昼を食べて、話を聞いてもらったりしたら、また泣いてしまってびっくりした。マスターは、いろいろ言ってくれたけど、一番心に残ったのは、少しずつでも進むことが大事だって言って、缶コーヒーくれた。
今日食べたのは、ハンバーグカレー。途中で女将さんとマスターが交代した。おいしかった。二人の料理を作る背中が、やっぱ落ち着いた。女将さんは、まだ元カレに未練があるのよ~と言っていました。休みの日だからって、いつ出会いがあるかわからないんだから、メイクはしなさいよ~とも(笑)
そのあと、大学の学生会館で、ウェルカムボードの続き描いてたら、また涙出てきた。色鉛筆であったかい色彩を塗っていくとき、あぁ、この感触や気持ちが好きだったって。大げさだと思うけど、体が覚えてた。
大事な友達が任せてくれた絵だから、余計に大切に描きたいって思うこと。気持ちよくなって、少なくとも描いてるときは、楽しい想像を多くできた。
明日になったら、また昨日までと同じかもしれないけど、今日の気持ちは夢じゃなくて、現実だって、少しは覚えてたい。
昔読んだ漫画に、「人は同じところをぐるぐる廻ってるように見えても、必ず螺旋を描いて昇っているから」って言葉があったのを、最近、ふとしたときに思い出して、言い聞かせてる。
この前や今日は、カフェでお茶を飲んだり、絵を描いて安らぎを思い出したり、ほんの少しだけど、自分の中に“カチリ”と合うことと出逢えて、ラッキーだったよ。
明日からまた、休まないで仕事に行くこと、普通でいること、それだけでも、少しずつ進んでるって思ってもいいかな…?

学生会館らしく、映像サークルらしき団体が、隣で白熱した会議をしていたので、帰りました(笑)滲み出る若さが眩しいぜ…。

帰りはみぞれまじりの天気。3月なのにありえないだろーっ!
帰り道。
あたしが大事にしている思いを伝えたいのは、「今の」君じゃないんだ。「今の」あたしは、君とは合わない。

それだけ。
そう思った。

明日には、みぞれのように消える気持ちかもしれないけど。

思った。忘れたくないから、ここに書く。

(今日の天気:雨のちみぞれ)