光の森

~記憶のかなたの故郷~

京都聖三一教会

2013-04-29 18:47:34 | 移りゆく時~想い
この教会は現在、国の登録有形文化財になっている。1930年に建てられ、老朽化に伴い補強と創建当時の外観の復元と

保存の目的で1999年に大修理工事が行われた。地名では聚楽廻、千本丸太町から西に2筋目、南に2筋目の道の角にあ

る。小学4~6年生の3年間通った日曜学校の教会。教会の幼稚園を卒園した友達に誘われて行った懐かしい想い出の場

所。賛美歌を歌い、神父さんのお話を聞いた。お小遣いの中から献金(仏教ではお布施)をし、帰りには聖書の中の一場面

の絵と言葉が載った名刺位の大きさのガードを毎回頂いた。クリスマスには何日か前から練習をし聖歌隊を勤め、6年生の

時は「きよしこの夜」の歌詞の一番の独唱をした。その後、かやくご飯をお皿に洋風に盛りつけた食事をみんなでする。

(私にとってのクリスマスはイエスさまのお誕生日)6年生の時には、一度も休まず精勤賞を貰った。建物を写した時、そ

れらのことが一杯思い出された。学区外の友達と交流し幸せな濃い時間の中に居たと思う。

      

時々漢方薬の配達をお願いしていた薬局の薬剤師さん。その薬剤師さんの友達がこの教会の神父さんになられ、久しぶりに

この教会を訪ね会って来たという話を聞いた。その薬剤師さんはその幼稚園を卒園していた。私は日曜学校に行っていたこ

とを伝えた。ふと話されたことに同じ空間に行っていたということが分かり、不思議なご縁に共に驚いた。また訪ねてみよ

うかと思っている。

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