クララのあしあと

英国ゴールデンレトリバーとの暮らしのあしあと

大晦日に

2017年12月31日 | 日記



今年もおしまい。


悲しいことがあったけれど、


ありがたいことにミリーちゃんは元気だ。









最近やたらと私や夫の後を追う。


くきちゃんが元気なころはこんなことなかったんだけど。


振り向くとついてきてるんだよね。








ミリーちゃんだってひとりは寂しいよね。


ミリーちゃんにとってもくきちゃんの存在は大きかったんだ。






私、今年最後の最後になって


右足第4・5趾骨折と胸椎捻挫です。


風邪で熱があって、トイレのドアに手をかけたところまでは覚えているが、


気がつくと廊下に倒れていた。


後頭部も打ったのか、こぶができて痛い。


ちょっと不自由な年末になった。





来年に向けての特に大きな目標はございません。


今まで通りミリーちゃんのお世話をして、


毎日普通に仕事をして、


ちょっと健康に気をつけて、もうけがをしないように(ここ大事!)


迷惑をかけないように過ごしていこうと思う。







もう二度と見ることはできなくなってしまった光景だけど






くきちゃんは今も私の心の中にいる。


これからもずっと一緒に生きていく。







そしてちょっと嬉しいこと。








滅多に買わないのに、花言葉に引き寄せられて


鉢植えのヒヤシンスを買った。



何でも枯らしちゃうからなあ・・・という心配は無用だった。









いい香り、満開です。








2017年12月20日 | 日記



くきちゃんがいなくなってから


私は空を見上げることが多くなった。










冬の空はどこまでも青くて、果てしなく青くて。





くきちゃんの形をした雲を一生懸命探している私がいる。









あの空でくきちゃんが待ってくれていると思うと


歳をとることも、死ぬことも怖くないなと思うこの頃です。












くきちゃんは私たちの寝室が好きだった。


日がな一日、寝室から外を眺めていた。




何を見ていたのか知りたくて、


夫に無理を言って、椅子を買ってもらい寝室に置いた。










座って同じように眺めるけれど、


何を見ていたかわからない。











キラキラ揺れるおひさま?


空を流れる雲?


風にそよぐ木?


庭にやってくる鳥?



一緒に見ていたかったなあ。










で、ミリーちゃんは窓に背を向けて


本日も日向ぼっこ(*^_^*)






結婚記念日に思うこと

2017年12月15日 | 日記



12月15日は32回目の結婚記念日。








金曜日なので夫は他県に出稼ぎ中


夫が出かけている日は毎朝電話で話をする。



今日は「いつもありがとう。これからもよろしく。」と。


結婚記念日のたびに、毎年言ってもらっている言葉。


でも本当に言わなければいけないのは私の方だ。




大きな問題もなく32年間一緒に生きてこられたのは、


夫が言いたいことの半分を胸におさめてくれているから。





アランの「幸福論」に


「家族とは意志の力でつくり、守るもの」とある。


「人とのつながりは奇蹟の場である」とも。



人のつながりは、そのときの天気や風向きによって


快適だったりそうではなかったりするような、


ちょっとした日かげの類とは違う。


そうではなく、自らが魔術師となって雨を降らせたり、


よい天気にしたりするような、いわば奇蹟の場なのである。




きっと夫婦のつながりも、自らがつくりだしていくもの


一生懸命努力して守っていくべきものなのだと思う。




最近はお互い物忘れも多くて、ふたりで一人前だねと笑い合う。


これからも夫にとって家庭が安らぎの場であるように、


私なりに、このつながりを守っていこうと改めて思う。








今朝のミリーちゃん。


結婚記念日は、ママとふたりだけなのだ~。







ゆず

2017年12月07日 | 日記



庭の落ち葉を掃いていた夫が


ゆずの実が1個なってるよと言う。


「またまた~、私を喜ばせようと思って。ゆずの実を枝にさしたんじゃないの?」


夫も最初、同じことを思ったらしい。








家を建てるとき、冬に色づく黄色い実にあこがれて


冬至のころ「無農薬のゆず湯をどうぞ。」な~んて


差し上げることができればいいなと思い、ゆずを植えてもらった。




ところが何年待っても花は咲かない、実もつかない。


昨年植え替えてもらおうと思い造園さんに相談したら


逆にレモンの木が増えた。






夫が高知のゆず農家の人に聞いた話では


「ゆずの大ばか18年」だって


もう最近私たちの間では、ゆず湯は当分無理ということになっていた。





半信半疑、見に行ってみると


本当に実がなってる。






けっこう大きい。


なんで気がつかなかったんだろう?







記念すべき1個を収穫し、


朝からいい香りを堪能させてもらった。








ミリーちゃん、いい香りをどうぞ。








今ぜったい、食べようと思ったよね。







くきちゃんもどうぞ。


さわやかな香りが届いたかな?










お散歩から帰った後、よくお父さんと見に行っていたね。


くきちゃんと一緒に収穫したかったな。




                                                                               




で、今気がついたこと。


ゆずの木はあんなに小さかった。


来年実がならなくても、待ってあげよう。







12月

2017年12月01日 | 日記


12月。


昨日はミリーちゃんのシャンプーの日だった。


トリマーさんのお店には、来店したワンコたちの写真が飾ってある。


昨日、その写真が新しくなっていた。




「クッキーの写真です。今年になって撮っていたので。」


と、今まで飾ってあった写真と新しい写真をいただいた。






トリマー台の上で笑っているくきちゃんがいる。


お店には当然くきちゃんの写真はない。



帰りの車の中で号泣してしまった。










くきちゃんがいなくなって2カ月。


私は毎日自分を責めている。



どうして気がつかなかったんだろう。


どうしてもっときちんと見ていなかったんだろう。


どうして専門の病院に連れて行かなかったんだろう。


どうして、どうして・・・



私はどうすればよかったのかな。




考えても考えても答えは見つからず、


ゴールデンレトリバーの寿命を全うさせてやれなかったことに


「ごめんね。」だけが増えていく。








夫は、結局正解はないんだよと言う。


どんな選択をしていても、必ず後悔はあるよと。



わかっている。


わかっているんだけれど、


悲しみで胸が押しつぶされそうな日々です。






いつまでも犬のことで・・・と思われるかもしれない。



ただ、家族を思う気持ちと同じくらいの大きさで








愛していた。