７日午前７時半ごろ、新潟県栃尾市来伝の山中で「会社の同僚が雪渓と斜面との間に落ちた」と、消防を通じて栃尾署に通報があった。同署などが同県見附市今町、会社員高橋政春さん（４４）を救出したが、午前１１時４０分ごろ死亡を確認。窒息死だった。
調べでは、高橋さんは同日午前５時ごろ、会社の同僚と２人で入山し、別々にゼンマイ採りをしていた。午前６時ごろ、同僚が縦横約１メートル、深さ約３メートルの雪渓と斜面 . . . 本文を読む
昨年１０月の台風２３号水害で、兵庫県豊岡市に全国から寄せられた義援金の一部を充てた「義援金文庫」が、市内で被災がひどかった市立新田小学校（２７４人）図書室にできた。真新しい約２７０冊の本に、災害で傷ついた児童たちの心は癒やされている。
同小は、円山川の堤防決壊で浸水被害が深刻だった合併前の旧市東部にある。全児童の約３分の２の自宅が床上浸水に遭い、校舎や体育館が浸水したのも旧市内で同小だけだった . . . 本文を読む
７日の北海道は寒気を伴った低気圧の影響で道東を中心に雪が降った。旭川市では午後８時現在３センチの積雪を観測。５月の降雪は９６年以来９年ぶり、積雪は８８年以来１７年ぶり。積雪は観測史上４番目に遅い記録だ。サクラの開花を間近に控えた市内は、冬に逆戻りしたかのような雪景色になった。
帯広市でも９年ぶり、釧路市では０１年以来４年ぶりに降雪を観測した。
最高気温は、稚内市で２．８度、釧路市で３ . . . 本文を読む
北海道は７日、寒気を伴う発達した低気圧の影響で、帯広市周辺で雪が降ったほか、オホーツク海側の留辺蕊町などで氷点下を記録、各地で３月並みの冷え込みになった。
札幌管区気象台によると、最低気温は留辺蕊町で氷点下１．１度、十勝地方北部の上士幌町で氷点下０．８度。積雪は午後４時現在、十勝地方の中札内村で９センチ、大樹町で８センチになった。帯広市でもみぞれが雪に変わり、５月の降雪は１９９６年以来。札幌市 . . . 本文を読む
道は、知床半島を流れる羅臼川に設けられているすべての「落差工」に魚道を設置することを決めた。今秋から着工する。一部の落差工は世界自然遺産の推薦地内にあり、海と陸が一体となった生態系に貢献することを目指している。一方、ダムや羅臼川以外の落差工への魚道について「設置が有効かどうか個別の検討が必要」としている。
落差工は高さ約２メートルの段差をつくり、流れを緩やかにして川底が削られるの防ぐことを主な . . . 本文を読む
滋賀県内の河川に設置された９４カ所の魚道のうち１０カ所で、魚が通れなかったり、近づけない状態であることが、県の調査で分かった。ごみの流入で魚道が詰まったり、下流に段差の大きい堰（せき）があって、魚道が十分に機能していないケースで、県は今後、対策を検討する。
県水産課が昨年１１月から今年３月の間に、安曇川や野洲川など３２河川を対象に魚道の数を調査した。その結果、堰や水門などの構造物は６３９カ . . . 本文を読む
マルチメディアを活用した先駆的な学習を進める長岡商業高校（長岡市）が、県内で初めて文部科学省の支援事業「目指せスペシャリスト」に指定された。地元産業、大学などとのつながりを増やし、これまでの取り組みをより拡充させることができる。将来の地域の担い手となる「スペシャリスト」の育成に、地元の期待は高まっている。
専門高校の活性化を目的とする「目指せスペシャリスト」事業は、０３年度から始まった。今年 . . . 本文を読む
きょう午前上伊那郡中川村の県道で走行中のワゴン車の運転席を落石が直撃する事故があり車を運転していた愛知県の男性が死亡しました。
きょう午前９時過ぎ中川村で大鹿村方面に走っていたワンボックスカーの運転席付近を直径およそ４０センチの落石が直撃し、前の部分が大破しました。
この事故で運転していた愛知県豊橋市の会社員竹下好美さん４９歳が駒ヶ根市内の病院へ搬送されましたが大動脈破裂のため２時間後に死亡し . . . 本文を読む
美術館など３１ヵ所 １２日講習会
山口県は、心肺停止患者に電気ショックを与えられる自動体外式除細動器（ＡＥＤ）の公共施設への設置を進める。昨年七月、厚生労働省が医師や看護師ら医療従事者以外の人の使用を認めたため。十二日に講習会を開き、普及を図る。
ＡＥＤは、夏までをめどに、総合庁舎八カ所をはじめ、スポーツ施設や図書館、美術館など計三十一カ所の県施設に設ける計画だ。
講習会は、心臓 . . . 本文を読む
４日午後９時ごろ、大町市内の北アルプス・餓鬼岳（２６４７メートル）に登山している静岡市葵区上伝馬の税理士、酒井鉄雄さん（７２）が下山しないと家族から届け出があった。
捜索していた県警ヘリが５日午後１時２５分ごろ、登山道から転落し、胸を強く打って死んでいる酒井さんを見つけた。酒井さんは一人で４日午前６時ごろから登山していたという。（大町署調べ）
毎日 . . . 本文を読む
５日午後７時半ごろ、宗谷管内利尻町の利尻山で、がけを滑落した札幌市西区宮の沢３の４、無職、小笠原進さん（６６）が捜索中の稚内署員らに救助された。小笠原さんは左足の骨を折るなどし全治２カ月の重傷。
調べでは、小笠原さんは４日午後９時ごろ、山頂付近の凍った足場から滑落し、足などを打ち付けたという。同行の男性（４８）が山岳団体を通じて道警に通報。２人はその場でテント泊し、助けを待ったという。
毎日 . . . 本文を読む
中越地震で住宅３３８戸が全半壊し、６７世帯が仮設住宅で暮らす栃尾市で、住宅再建調査の結果が６日までにまとまった。対象となった１６２戸のうち締め切りまでに１２５戸が回答し、このうち４割以上の５４戸が自力再建を断念、または再建の方向が決まっていないことが分かった。これを受けて、同市は市街地の近くに公営住宅を建てる方針を決め、県へ１８戸分の建築を申請した。
調査対象は、応急修理をしなかった半壊以上の世 . . . 本文を読む
核燃料サイクル開発機構（旧動燃事業団）が、１９８０年代、原子力発電所から排出される高レベル放射性廃棄物の最終処分場の候補地選定リストに、県内の７地点を載せていたことがわかった。全国で８８地点選ばれたうちの７地点で、いずれも下越や中越の山間地。当時、県や地元自治体は説明を受けておらず、「まったく知らなかった」と話している。
高レベル放射性廃棄物は、地下数百メートル以下の地層に埋設貯蔵される計画。 . . . 本文を読む
日本興亜損害保険グループの「エヌ・ケイ・リスクコンサルティング」（東京）は、工場やオフィスビルの耐震性や地震による予測損失額などを診断する、企業向けの「地震リスク総合診断サービス」の取り扱いを開始した。
新潟県中越地震などで、工場やオフィスビルが操業不能となる被害が相次いだため、企業側から地震被害の診断を求める声が高まっていた。予測データに基づいて地震による損害予想額を算出し、周辺の危険可能性 . . . 本文を読む
プラスチックごみから都市ガスができます－－。ポリエチレンなどの廃プラスチックを加熱処理し、メタンやイソブタンなど都市ガスにも使われている燃料用のガスを取り出すことに、独立行政法人・産業技術総合研究所（茨城県つくば市）などの研究グループが成功した。ガスは処理費用の２倍以上の価格で売却できる見通しで、プラスチックのリサイクルが大きく進みそうだ。東京都内で開かれる石油学会で１７日に発表する。
有限会 . . . 本文を読む
