米国でハチに寄生するダニが殺虫剤への耐性を強めた影響で、飼育されているミツバチが大量死している。アメリカ養蜂連盟(ABF・本部ジョージア州)は、全米のミツバチの半分にあたる150万コロニー(1コロニーは2万~7万匹)が死滅する恐れがあると警告。ミツバチを授粉に使うアーモンド、リンゴ、キュウリなどの農産物にも悪影響が出ているため、連邦政府などに支援を要請している。
ABFによると、ミツバチの大 . . . 本文を読む
経済産業省は27日、04年度版のエネルギー白書をまとめた。原油価格の上昇や京都議定書発効を受け、風力、バイオマスなど新エネルギーの活用や核燃料サイクルの推進で石油への依存度を下げる「脱石油」の重要性を改めて強調している。
白書をまとめるのは03年度版に続き2度目。04年度の重要事項として日中間で懸案となっている東シナ海のガス田開発問題を挙げ、「主権が侵害されないよう適切に対応する」とした。 . . . 本文を読む
環境省は平成17年5月27日、地球環境研究総合推進費の17年度新規研究課題として計20課題を決定した。
地球環境研究総合推進費は、学際的、省際的、国際的な観点から総合的に地球環境保全に資する調査研究を推進することを目的とし、環境省が2年度に設立した研究費。15年度には約29億6,500万円の総予算で47の研究プロジェクト、16年度には30億1,500万円の総予算で50の研究プロジェクトが実施さ . . . 本文を読む
損保の業界団体である日本損害保険協会(損保協)は27日、2004年度の主な風水害による保険金の支払額(見込み含む)が、会員会社20社の合計で約7274億円になったと発表した。新潟県中越地震(支払額140億円)、福岡県西方沖地震(158億円)を含めた主な自然災害の支払額は7572億円に膨らみ、年度として過去最高を更新した。 これまでの年度の最高額は、1991年度の6217億円。 04年度は、支 . . . 本文を読む
(滑りにくい屋根材も)
富士大(花巻市)と岩手大(盛岡市)が、雪道の転倒予防の基礎研究と転倒防止具の開発について、今年度から共同研究を始めることになり、富士大で記者会見を開いた。5年計画で滑りにくい靴底の開発などに取り組む。両大学を含む県内の5大学は「いわて5大学学長会議」を持ち協力を模索してきたが、共同研究に発展したのは初めてという。
富士大経済学部の金子賢一講師(人間工学、福祉工学)と岩 . . . 本文を読む
快適な暮らしづくりに補助金出します
太陽光などの自然エネルギーを利用した設備を自宅に設置する際に費用の一部を補助する事業に取り組んでいる福井市が、補助対象者を募集している。
募集しているのは、▽太陽光発電80件▽屋根融雪・雨水再利用15件▽雨水再利用6件▽太陽熱温水2件▽風力発電1件――。いずれかの設備を、福井市内の自分が住む一戸建て住宅に設置する人で、年間所得1200万円以下が条件。
. . . 本文を読む
(水戦争)
那賀川下流の工場などでつくる利水者会議が26日、阿南市の県南部総合県民局で開かれ、現在実施中の取水制限(30%)の強化が検討された。しかし、工業用水と農業用水の両利水者から、更なる取水カットによる影響を心配する意見が相次ぎ、現在の30%を維持することを決めた。一方、農業用水については、夜間の取水を取りやめて節水につなげる提案があり、実施することになった。
会議には、工業用水を使う . . . 本文を読む
国連食糧農業機関(FAO)は26日、地球温暖化により多数の国で食糧生産量が激減し、飢餓が増加する公算が大きいとの見通しを示した。
FAOは報告書のなかで、食品流通システムとインフラに障害が生じる見込みで、最も深刻な影響を受けるのはサハラ砂漠以南のアフリカ諸国になるだろうと述べた。
多くの科学者は、温暖化により氷塊が融け、今世紀末までに海面が約1メートル上昇するほか、洪水や干ばつ、嵐などがさら . . . 本文を読む
畑で、牧場で、出逢った逸品
1年半の取材期間で、北は北海道、南は沖縄まで25の都道府県へと出かけてきた。できるかぎり生産の現場を見たいと、冬の漁港や収穫を迎えた畑へと足をのばしてきた。
そうした中で出逢ったのが、秋田の「ひろっこ」。正真正銘、生まれて初めて見る野菜だった。秋田でも湯沢市周辺でだけ栽培されている冬の味覚で、雪におおわれた土の中で生育する。上部がほんのり黄色く、ほかは真っ白。空 . . . 本文を読む
モモの「せん孔細菌病」の発生が増加傾向にあることから、岡山県病害虫防除所は「病害虫発生予察注意報」を発令し、栽培農家に注意を呼び掛けています。
この病気は果実に亀裂を発生させ、商品価値を台無しにするもので、せん孔細菌病の注意報発令は1980年以来25年ぶりです。
原因となる病原菌は枝に潜伏して越冬し、春から増殖し始め、雨とともに飛散して葉や枝、果実について発病します。
果実は幼果段階では針で . . . 本文を読む
中国農業部は27日午後、記者会見を開き、山東(さんとう)省や江蘇(こうそ)省などで流行した口蹄疫と、青海(せいかい)省・剛察(ごうさつ)県で感染が認められた鳥インフルエンザに関して、感染状況と現在までの対応策などを説明した。中国網が伝えた。
農業部獣医局の賈幼陵・局長によれば、口蹄疫は4月上旬に山東省・泰安(たいあん)市と江蘇(こうそ)省・無錫(むしゃく)市でアジア1型の発生が確認され、5月 . . . 本文を読む
(R290沿線の河川岸、生々しいです。まだ直ってないよね)
三条市内の災害発生危険個所を把握しようと、同市の佐藤寿一市長職務執行者と市幹部、消防や警察など関係者らが26日、7・13水害の被災現場など市内8カ所を巡視した。
梅雨入り前に行われるこの巡視は、例年なら災害が発生しやすい場所や過去の災害の復旧を終えた部分がポイントになるが、今年は7・13水害の被害個所を中心に見て回った。合併で新市と . . . 本文を読む
この春、一人暮らしを始めた人も多いだろう。規則正しい生活の基本は朝食ではないかと、その効用を探ってみた。
97年の国民栄養調査で、若い世代の男性に朝食を抜く人が急増していることが注目された。その20年前の調査に比べ、朝食を食べない20代が20.1%から32.9%へ、30代が9.2%から20.5%に増加していた。女性は、どの世代も20年前と比べてほぼ横ばい、という結果だった。
その後はど . . . 本文を読む
(畑用欲しいです・・・)
金ケ崎町永栄の農業朝倉秀(いずる)さん(61)は、水田の雑草を土中に埋める除草げた「くさとり君」を考案、実用新案登録が認められ特許を取得した。除草剤を使わず、履いて歩くだけで水田の除草ができ、環境にも優しい。高齢者でも楽に作業できる。朝倉さんは「無農薬、減農薬でおいしい米を作るため、簡単で効率的な除草作業に役立ててもらいたい」と願う。</P>
<P&g . . . 本文を読む
カシスポリフェノール入りの飲料をのむと、目の下のクマが改善する――。
神戸大学名誉教授の市橋正光氏と明治製菓の共同研究の成果が、5月25日に発表された。これは、カシスポリフェノールが目の下の血流を改善し、クマが薄くなるためと推定されている。カシスは眼精疲労や肩こり、冷えなどの改善効果が臨床試験で確かめられていたが、美肌効果もあることが新たにわかったことになる。
目の下のクマは女性の悩み . . . 本文を読む