福岡県医療用ウィッグ(かつら)を作る再現美容師chikaブログ

美容師のわたし…シングルマザーのわたし…乳ガンだったわたし…更年期障害と闘ったわたし…素直な想いを綴り伝えたい

☆ 2月16日 ☆

2018-02-01 08:16:36 | 協会活動・病気

今月16日に、一年に一度九州がんセンターで、定期検査に予約してます。

節目となる10年

去年の検査の時に、主治医の先生から来年の検査が今回と同じように良好でしたら九州がんセンターは、卒業となります。その後は紹介するクリニックで一年に一度は必ず定期検査を継続するように伝えられました。

16歳、息子と同じ歳の時に高校を辞めて美容の道に進みました✨✂️✨
20代の時に、独立をしたいと目標を立てました。
でも、やはり結婚をして子どもを育てたいと思いました。
30代前半に、子育て仕事を両立しその夢を直向きに心に置き、時には忙し過ぎて鬱を経験した時期もありました。
35歳で離婚し、その直後胸にしこりがある事に気づき病院に診察しましたが、良性の嚢胞と診断を受けて、母親から良性と診断されても検診に行くように伝えられていたのに、大丈夫大丈夫‼️と日々忙しく追われていました。
良性の嚢胞は、日々大きくなりお客さんの看護師さんに、診察するように言われてようやく予約を取りました。
3年も放置していたのです。診察前に体調が優れず歩行も厳しい状態になりました。
38歳の時に、多忙性の悪性乳がんと告知され手術、抗がん剤治療とバタバタの半年間の時には、夢は、白紙に戻しましたが、乳がんにかけては名医と言われていた主治医と出逢い、心から信頼していたので、命と大切な右腕を守られたという事で、希望は持ち続けられました。
3年間も放置していたのは、美容師としての命の利き手あたりにメスを入れるという恐怖心があったからでしたが、結局かなり進行していたので、右胸は全摘、右脇のリンパ節を17本切除することになってしまったわけです。

夢を再び継続するきっかけは、自身が治療で髪の毛を失った事がきっかけでウィッグのカットを手掛けたいと思いました。この経験を活かす事が美容師の私の使命だと感じました。その活動をしているNPOエピテーゼ協会の存在を知って、出張という形から患者さんの自宅で再現美容師としてデビューした頃でした。
患者さんが普通の美容室に行くような美容室を作ったらいいのに❗️困っている患者さんに喜ばれるはずよ😃
その言葉を聞いた瞬間、お店を持ちたいと強く思いました。
でも、私を心配する人達からは、こうして元気になれただけでもいいじゃないかと幼い2人を育てていかないとダメなんだから危ない橋をわざわざ渡らなくてもいいやないかときちんとした会社で守ってもらえてるのだからと言う話をしてくれた母子家庭の課の市役所の方。
でも、自分の人生はたった一度きりやから、このままだと後悔するなと随分長い期間悩みました。術後2年目に、
九州がんセンターにセカンドオピニオンを受診し
自身のがん細胞の事、今の身体の事、自身の夢そして2人の子供たちの事も相談にのってくださり、独立を応援して下さったその一声で、気持ちは揺らぐ事なく即決断し関西に戻りました✨✂️✨
あの時、独立はせずに関西におられた方が良い選択だと言われていたら、暴れん坊の私も流石に関西に残っていたと思います。

時として、背を強く押して下さる人との不思議な出逢いってありますよね。
心救われる思いですね。

今でも自分のサロンにいる時に、その色んな場面を思い出し、現実なんだなと幸せの前に、信じていいんやなと感じています。

福岡という知らない土地に引っ越しし、独立してお母さんほんまに良かったな‼️と長女のあみちゃんは笑顔でよく言ってくれます。

私が心身を崩し生活が継続できなくなる事と大切な2人がお母さんの意思で犠牲になる事が一番恐れていました。もちろん今現在もです。

定期検査は、毎年ドキドキします。
でも、何があっても自分をあきらめない気持ちはあります。

これから治療をされる方、治療をしている方、治療を終わられた方

一度きりの人生後悔する事なく大切に過ごしたいですね。

何があっても自身の力をあきらめずに歩み続けましょう🍀


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2月お休み 4. 6. 11. 16. 20. 27



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