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アダム・パスカル&アンソニー・ラップ コンサート その2

2011-01-08 18:41:51 | 演劇

アンコール、サイン会編は以前書いたので本編について。アダムとアンソニーのオリジナルは初めて聴くし、洋楽にも疎いので、分かった曲を中心にいきま~す。

コンサートの前半はアダムコーナー。まずは一人でステージに立ち、「CATS」の「メモリー」をアコギでしっとりと弾き語り。この段階ですでに私の目にはうっすら涙が。だって「CATS」は大スキなミュージカル。耕史くん出演作以外はめったにリピートすることのない私が5回は観てるんですもの。その中でも「メモリー」は大のお気に入り。大阪初演でのグリザベラ@久野綾希子さんの絶唱が今も耳に残っているので、「お願い~私にさわって~」と心の中で一緒に歌ってました。アンコールの「ONE SONG GLORY」といい、私はアダムの「哀」的な歌がもの凄く好きだ(アメリカ人に「哀」という感情があるのかどうかは知らんけど)。

「キャバレー」より1曲。この舞台でEMCEE役をやったのが「IT MEANT A LOT TO ME」とか言ってましたね。

「ウエスト・サイド・ストーリー」より「マリア」。もっのすごいジャズアレンジの「マリア」でした。

「サンデー・イン・ザ・パーク・ウイズ・ジョージ」から「SUNDAY」。「チック・チック・ブーン!」にも出てくる「SUNDAY」をこんなところで聴けるなんて!!

 

お次はスペシャル・ゲストの高良結香さん。ちっちゃくて可愛い♪ 「TVから沖縄の言葉が聞こえてきたので嬉しかったけど、とても腹立たしい内容だったので消してしまった」と言っていたのが印象的。普天間問題のニュースだったのかも。「♪沖縄、STUND UP」と歌う曲が素敵でした。途中から「♪大阪、STUND UP」に。片手でVサインをし、頭の上で前後に降るフリだったので、私たちも一緒にやっていたら、なんと下手からアダム、アンソニー、銀髪長髪のギタリストさん3人が1列に並び、両手で作ったVサインを振りかざしながら、まるで「えらいやっちゃえらいやっちゃヨイヨイヨイヨイ」といった風情でご陽気に出てきました。客席大爆笑。高良さんが「ドッキリみたい」とか言ってたので、これは大阪楽だけのハプニング?

 

最後はアンソニーコーナー。ラヴ・ソングを2曲。その次は失恋の歌。英語の分からない観客を慮ってか、この曲を説明しながら「HEART」と言って両手でハートの形を作り、「BROKEN!」と言いながら右手と左手をグワっと離しておりました。丁寧なご説明、すんませんねぇ…(笑)

「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」より「ORIGIN OF LOVE」。アンソニーもヘドウィグ役をやって「I WAS HAPPY」と言ってたような…。この曲を聴いてる間、私は両手を握りしめながら硬直状態。やっぱいい曲だよ~~~(涙) 「LOOKING THROUGH ONE EYE」 のところ、アンソニーは右手の小指側を垂直に鼻に当て、そのまますぅ~っと顔だけを右に向けていきました。耕史くんと同じく片足で立ちながら…。ライティングも工夫してあって、すっごく美しかったです。

「WITHOUT YOU」。男性が歌う「WITHOUT YOU」は初めて聴いたかも。あと、「RENT」のオーディションで歌った曲もありました。私は知らない曲だったけど、多分有名なんだろうなぁ(恥)

そして「WHAT YOU OWN」からの怒濤のアンコールとサイン会については前回書いたコチラで。そうそう、「SEASONS OF LOVE」の女性ソロの部分はアダムが歌ってました。その音域の広さにびっくりです。



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