それなりに頑張って脚色してあると思いますが…。つまらなくはない。だけど面白くもないという微妙な空間を彷徨っている「血風録」です。1回につき試衛館メンバーを1人覚えようと努力中。今回は源さんを覚えたぞ。
美代の恋心を利用して長州の情報を得ようとする土方さん。悪いやっちゃのう(笑)。でも土方さんはこれくらいでなくっちゃね。しかし、逃げ込んできた桂小五郎に「京の都を焼いてしまおうと思うていはるのでは?」とストレートに聞いてしまうのお美代ちゃんはいかがなものか。危ないよ~危ないよ~。それに対する「そうならないように努力している」という小五郎の返しも暢気すぎるのではないかい?普通なら「お前、それをどこで聞いた!」と気色ばむのが当たり前だと思うのですが。
「ちりとてちん」の兄弟弟子、草原(桂吉弥さん)と四草(加藤虎之介くん)が、ともに山崎蒸を演じているいるのは面白い。永井くんも良いです良いです。だんだん写真に残された土方さんの風貌に似てきたような気がする。でもちょっと立派すぎる土方さんかな。もうちょっとドロ臭くてもいいんだけどな~。
脚色・・・どうして脚本化じゃいけないのでせうか?!ネ。
近年のえねっちけーさんて、変。
ドキュメンタリーやカルチャーものはNHKが一番面白いと思うんですけどねぇ。
原作モノは原作の良さを大事にしてほしいもんです。
「こうしたら視聴者は喜ぶだろう」という下心がことごとく空振りしてるような気が…。