海流のなかの島々

狭く浅くな趣味のあれこれを
波の彼方から語ります

「華麗なるギャツビー」

2013-07-11 19:20:46 | 日々のできごと
観てきました。





10年以上前だったか、「アメリカ人が選ぶアメリカ小説ランキング、第一位は『華麗なるギャツビー』」という記事を目にしました。で、早速手に入れて読んでみると… 。

めっちゃ感動‼

簡単に言うと、愛した女性が上流であったがために、富と名誉を手に入れ成り上がる男(ギャツビー)の物語。でも、成り上がりでありながらもギャツビーには高潔さがあるんですよね~。それがとても良い。ラストでは報われない献身に胸がぎゅーっと絞られちゃうのです。

そんな素敵な男、ギャツビーをディカプリオが演るということで見に行ったわけですが… 。

ゔ~ん、なんか違う。

ギャツビーがギラギラしていて、自分の抱いていたイメージと合わなかった。リバー・フェニックスの再来かと思うほどの美少年ぶりを発揮していたディカプリオもすっかりおっさんになり、思った以上に油ギッシュ。敗因のひとつは、まず、これ。

決定的にダメだったのは、映像の毒々しさ。特にパーティーのシーンなんか趣味の悪さに酔いそうだった。そういやこの映画の監督バズ・ラーマンが同じくディカプリオ主演で撮った「ロミオ+ジュリエット」も、レンタルで借りたはいいが映像の気持ち悪さに15分で吐き気がしてきて、そのまま見ずに返却したことを思い出した。きっとこの監督と相性が悪いんだわ。

ひょっとしたら小説を読んだときの私の思いが浄化され過ぎてるだけで、アメリカ人から見れば原作に近いのかもしれないけど… 。昔のロバート・レッドフォード主演のはどんな雰囲気だったんだろう。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (みもざ)
2013-07-11 20:33:01
私もコレ観たいな~と思っていたんですが、
先に観た妹が「期待が大き過ぎた」と言ってたので辞めました(笑)。
昔、私は宝塚で観たんですよね。
杜けあきさんがギャッツビーで、その印象が強いです。
返信する
みもざさんへ (ちか)
2013-07-12 01:43:09
妹さんもイマイチでしたか。
私も期待し過ぎたかも(笑)
でも女性の細身のドレスは素敵でしたよ~。

宝塚でもやってたんですね。
確かに宝塚にぴったりのストーリーだわ。
またやらないかしら。観に行きたい!
返信する

コメントを投稿