我が家に来て2ヶ月ほど経った頃のトリクシー
毛の艶がなくなりモサモサと、そして茶色っぽくなってきました。
そろそろトリミングに連れて行かないとね、とペットサロン何軒かに電話を入れて見るものの、「もう一杯で新規のお客様は受け付けていません」と。毛の抜けないワンちゃんはトリミングが必要というのが犬選びの段階で私としては引っ掛かっていたのですが、「まぁプロに任せればいいことだし」と思ってシュナウザーに決めたのに、「新規のワンちゃんは受け付けていません」て!?ありえません。
でもこんなボサボサのまま放置するわけにもいきません。夫がインターネットで色々調べて道具を揃えてくれました。
トリクシーのケアの道具一式
ブラシ、くし(この2点だけは初期に購入)、爪切りに加えて、バリカンと長さを調整するヘッド、普通のハサミに、すきバサミ、ナイフ。
全くシュナウザーという犬を知らずに飼い始めてしまったのですが、どうやら毛の質を保つためにはプラッキング(古い毛を抜く)が必要なんだそうです。トリクシーがだんだん茶色くなってきたのもこれが原因で、抜け毛がないというのは古い毛が自然に抜けないので、抜いてあげないといけないんですね。この古い毛はつまりは死んでいるので指でも簡単に抜けるのですが、効果的にできるのがこのナイフ。ナイフと言っても櫛のような道具で、これで毛をとかすようにすると古い毛がとれるんです。死んだ毛なので痛くはありません。
次はトリミング。
YouTubeで色々な動画を見ながらがんばりました。
そして爪のカットも。爪は獣医さんに切り方のコツを教えてもらいました。どの動画をみても「黒い爪で血管が見えずどこまで切ったら良いかわからないワンちゃんは少しずつ切ること」となんだか曖昧なアドバイスで黒ひげ危機一髪でもする気分です。しかもそれが愛犬相手だから笑えない。獣医さんのアドバイスは一番分かりやすく「足裏から肉球に角度を付けずピッタリと爪切りを当てて切ると良い」んだそう。お陰で出血することなく切れています。
さて、自宅でプラッキングとカットしたトリクシーちゃん。艶のある黒い毛に戻り、まぁプロのトリミングには程遠いですが、シュナウザーには見えますよね?
スロバキアで生活しているとこうして色んなことが必要に迫られ自分でできるようになっていくんですよね。
そのトリクシー、昨日から脚を引きずっていてちょっと心配です。病院に連れて行ったものの、まずは1週間安静にして様子を見ましょうと。元気一杯の子犬を大人しくさせるって至難のわざです。早く良くなってまた自由に駆け回れるようになりますように。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます