不公平ー続編

先日の記事投降後、暖かいメッセージをくださった方々、ありがとうございました。不公平というタイトルに自分で違和感を感じていたのですがしっくりくる表現が見つからずそのままにしていたところ、メッセージの中に「理不尽」という言葉があり「そうだ、そんな言葉があった」と思った私、日本語力の低下を痛感しました。先日の水泳の一件の後日談です。

水曜日は水泳のテストの日でした。学校にネルカを迎えに行くとまず一番に報告してくれたのはその日の水泳のことでした。

なんと、担任の先生がネルカに「他の子たちが練習中ごまかしているのは先生見ているのよ。ズルせずちゃんと泳いでいるネルカは素晴らしいと思う」と言ってくれたのだそうです。

結局テストのときも途中で立ったらそこで終わりとコーチが言っていても、気付かれなければ立ってまた泳ぎ続ける子たちがいたり、週末プールへ行って特訓し泳げるようになったネルカのことを羨ましく思い、「タイムが遅かった」だの、「○○ちゃんの方が距離が長かった」だの言ってくる子たちもいたようですが、そんなことはそれほど気にせず、「今回の水泳の結果にとても満足している」と清々しい顔をしていました。

先生のそのありがたい一言で思ったよりもずいぶん早くネルカは今回の辛い経験を乗り越えることができました。きちんと見ていてくれた先生には感謝の気持ちでいっぱいです。
そして何よりよく頑張ったネルカ、努力して得ることのできたこの成功と達成感をいつまでも覚えていて欲しいと思います。

応援してくださっているみなさん、ありがとうございました。