スロバキア、タトラ山脈の麓より

スロバキア人の夫と2人の娘と私の生活
(当ブログに掲載している文章や画像など、無断転載することはご遠慮ください)

Hrebienok, 氷のチャペル

2019-12-16 | ポプラド・タトラ山脈/Poprad・Vysoke Tatry
週末、サクルカのゴッドマザー一家と会社のインターン生とタトラ山脈、フレビエノック(Hrebienok)へ氷のチャペルを見に行ってきました。この氷のチャペルは毎年あり、去年は確かサグラダファミリアだったような、世界各国の大聖堂を氷で再現しています。今年は火災で焼けてしまったノートルダム寺院だったので、フランス人インターン生も一緒に出掛けました。

総勢10人で出かけ、子供を入れた半分はケーブルカーで、残りの半分は徒歩でフレビエノックまで登りました。ケーブルカーでは15分、徒歩40分ほどです。
地球温暖化の影響ですね、今年の冬もあまり寒くありません。フレビエノック(標高1285m)でも気温はマイナス1度ほど。225トンの氷で作られたチャペルはドームの中で空調管理され保護されていて、きっと保護の目的は積雪や防風等色々あるのでしょうが、この日は外気の方が暖かく、冷房で保護されている感じでした。

チャペルを見た後は近くのロッジで休憩です。カフェの奥の方の席につき、ゴソゴソと魔法瓶のお茶やら、サンドイッチ、家で焼いたケーキをそれぞれ取り出すのがなんともスロバキアらしいです。一緒に行った家族が先に取り出したので私たちも持ってきたサンドイッチやお茶を取り出します。手持ちの軽食とカフェで買ったもので楽しくおしゃべりをし、下山です。

冬にフレビエノックに訪れるのなら、私のおすすめは帰路はソリです。自分で持って上がっても良いですし(ケーブルカーに持ち込み可)、ふもとのケーブルカー乗り場、もしくは氷のチャペル近くのお土産屋さんでソリをレンタルすることも可能です(料金は8ユーロ)。私たちはもちろん、ソリ4台、二人乗りで下まで降りました。皆さん結構なスピードで降りるのですが、私はソリの操縦にあまり自信がなくいつも安全運転。当然のことながら、子供たちはマルツェルと乗りたがり、私と乗る子供は負けくじです。今回はサクルカが私と一緒に乗りました。




アクセスはPoprad-Tatry駅からTEZ(登山鉄道)に乗り、Stary Smokovecへ。そこからケーブルカーか徒歩でHrebienokへ。
チェペルは11月半ばから、そして1月にはアイスマスターという氷の彫刻の世界大会があり、どちらの作品も春頃まで見学することができます。

post a comment