先週は連日30度近く、暑い!暑い!と言っても笑顔が絶えず、私たちも週末はプールにグラーシュパーティー、サイクリングに庭にと外遊びの梯子でした。それが今週は日中の最高気温も15度ほど、雨やら強風やらで外出も億劫です。天気が良ければ楽しい幼稚園のお迎えも窓の外のどんよりとした曇り空、木々を左右に大きく揺らす風を見ては「さぁ行くか!」と意を決して外へ踏み出さないとなかなか出るに出られません。
電車は1時間に一本、子供たちを遊ばせず、買い物もせずパッと行って、パッと帰れば2時間で済みますが、いつも子供たちを幼稚園の庭や公園で遊ばせ、ちょっと買い物もして1本後の電車で帰るようにしています。ですが月曜日はちょうど幼稚園から帰る時間帯に雷雨の予報が出ていたので2時間コースで雨が降る前に帰ろうと、のんびり着替えるネルカをせかし、公園で遊びたがるサクルカをなだめ、やっとの思いで駅に着いたのが発車時刻数分前。私たちの出発ホームはエレベーターを乗りついで行く2階(日本式の3階)なのでギリギリです。ちょうどエレベーターの扉が開いたので私たちも駆け込みました。ところが、私たちの前にいて先に乗り込んだ中年の女性、真ん中に立ったまま動いてくれません。エレベーターのサイズは大き目のベビーカー1台と大人が3人乗れる程度なので私とネルカ、その女性とベビーカーも難なくフィットするサイズです。ですが、女性が1歩横につめてくれないので、私もベビーカーをすんなり乗せられずちょっと持ち上げ、斜めに乗せて…ともたついてしまいました。
そんな私に「次のを待ちなさいよ。あなたのベビーカーが邪魔して扉が閉まらないわ。」とその女性は一言。
何だこの人は!とカチンと来て、つい後1分で電車が行ってしまうから次を待ってる時間はありません。そもそも少しつめてくれれば乗れるのだし、あなたは足が不自由なわけでも重たい荷物があるわけでもないのだから、どうしてエスカレーターを利用しないのですか?と言い返したい気持ちがグッと堪え、家に帰ってからマルツェルにぶちまけました。
後から冷静になって考えれば、一緒にいいですか?と乗る前に一言声をかけなかった私もいけないかもしれないと思いました。でも、やっぱりエスカレーターもあるのだもの、エレベーターはベビーカーや車いす、お年寄りや大きな荷物を持った人たちを優先するべきものなんじゃないの?とやっぱり気分はすっきりしないままでした。
こういうことがあるとマルツェルはすぐに「だからスロバキア人は!」と怒ります。が、スロバキア人だからではないんですよね。ただ単に心ない人に当たっただけで、心ない人は日本にでもどこにでもいます。
そして昨日、今度は心ある人に出会いました。
やはり同じく幼稚園の帰りに急いで駅へ向かっていると、駅前で私たちを小走りで抜き去った女性がいました。ときどき同じ電車に乗り合わせることのある見知らぬ女性です。その女性が振り返り、「エレクトリチカ(スロバキア語で路面電車のこと。私たちの乗る登山鉄道、過去路面電車だった名残で地元の人たちには路面電車と呼ばれています)に乗るの?先に行ってドアを抑えておいてあげるわ!」と言って駆けていきました。私たちもその女性のすぐ後に到着し、電車が発車するまで少しの時間もありましたが、その女性は私たちが着くまで電車の扉のところで待っていてくれました。
エレベーターで一歩譲ってくれない人もいれば、先周りして手を差し伸べてくれる人もいる。一昨日の怒りも一気に冷めました。
心ない人もいれば、心ある人もいる。私は心ある人でいられるよう努力しよう、そう思いました。
先日、ネルカの持っていたぬいぐるみを「どこで買ったのですか」と公園で一人のママに聞かれ、少し言葉を交わしました。彼女のお嬢さんもそのアニメのキャラクターが大好きなんだとか。そして「あなたの国で言われているかわからないけれど、幸運を呼ぶ四つ葉のクローバーを見つけたから」とくれました。
最近気付いたのですが、家族や友人以外で自分から誰かに話しかけることをすっかりしなくなっていました。私も以前はもっと社交的だったはずなのに。相手が「うわぁ、外国人」と気負ってしまうのではないか、とか、私のスロバキア語じゃおしゃべりがはずむには程遠いしなぁとこちらも引いてしまったり。
これまたちょっと努力しないとダメだなぁとハッと気づいたことでした。
電車は1時間に一本、子供たちを遊ばせず、買い物もせずパッと行って、パッと帰れば2時間で済みますが、いつも子供たちを幼稚園の庭や公園で遊ばせ、ちょっと買い物もして1本後の電車で帰るようにしています。ですが月曜日はちょうど幼稚園から帰る時間帯に雷雨の予報が出ていたので2時間コースで雨が降る前に帰ろうと、のんびり着替えるネルカをせかし、公園で遊びたがるサクルカをなだめ、やっとの思いで駅に着いたのが発車時刻数分前。私たちの出発ホームはエレベーターを乗りついで行く2階(日本式の3階)なのでギリギリです。ちょうどエレベーターの扉が開いたので私たちも駆け込みました。ところが、私たちの前にいて先に乗り込んだ中年の女性、真ん中に立ったまま動いてくれません。エレベーターのサイズは大き目のベビーカー1台と大人が3人乗れる程度なので私とネルカ、その女性とベビーカーも難なくフィットするサイズです。ですが、女性が1歩横につめてくれないので、私もベビーカーをすんなり乗せられずちょっと持ち上げ、斜めに乗せて…ともたついてしまいました。
そんな私に「次のを待ちなさいよ。あなたのベビーカーが邪魔して扉が閉まらないわ。」とその女性は一言。
何だこの人は!とカチンと来て、つい後1分で電車が行ってしまうから次を待ってる時間はありません。そもそも少しつめてくれれば乗れるのだし、あなたは足が不自由なわけでも重たい荷物があるわけでもないのだから、どうしてエスカレーターを利用しないのですか?と言い返したい気持ちがグッと堪え、家に帰ってからマルツェルにぶちまけました。
後から冷静になって考えれば、一緒にいいですか?と乗る前に一言声をかけなかった私もいけないかもしれないと思いました。でも、やっぱりエスカレーターもあるのだもの、エレベーターはベビーカーや車いす、お年寄りや大きな荷物を持った人たちを優先するべきものなんじゃないの?とやっぱり気分はすっきりしないままでした。
こういうことがあるとマルツェルはすぐに「だからスロバキア人は!」と怒ります。が、スロバキア人だからではないんですよね。ただ単に心ない人に当たっただけで、心ない人は日本にでもどこにでもいます。
そして昨日、今度は心ある人に出会いました。
やはり同じく幼稚園の帰りに急いで駅へ向かっていると、駅前で私たちを小走りで抜き去った女性がいました。ときどき同じ電車に乗り合わせることのある見知らぬ女性です。その女性が振り返り、「エレクトリチカ(スロバキア語で路面電車のこと。私たちの乗る登山鉄道、過去路面電車だった名残で地元の人たちには路面電車と呼ばれています)に乗るの?先に行ってドアを抑えておいてあげるわ!」と言って駆けていきました。私たちもその女性のすぐ後に到着し、電車が発車するまで少しの時間もありましたが、その女性は私たちが着くまで電車の扉のところで待っていてくれました。
エレベーターで一歩譲ってくれない人もいれば、先周りして手を差し伸べてくれる人もいる。一昨日の怒りも一気に冷めました。
心ない人もいれば、心ある人もいる。私は心ある人でいられるよう努力しよう、そう思いました。
先日、ネルカの持っていたぬいぐるみを「どこで買ったのですか」と公園で一人のママに聞かれ、少し言葉を交わしました。彼女のお嬢さんもそのアニメのキャラクターが大好きなんだとか。そして「あなたの国で言われているかわからないけれど、幸運を呼ぶ四つ葉のクローバーを見つけたから」とくれました。
最近気付いたのですが、家族や友人以外で自分から誰かに話しかけることをすっかりしなくなっていました。私も以前はもっと社交的だったはずなのに。相手が「うわぁ、外国人」と気負ってしまうのではないか、とか、私のスロバキア語じゃおしゃべりがはずむには程遠いしなぁとこちらも引いてしまったり。
これまたちょっと努力しないとダメだなぁとハッと気づいたことでした。
自分に言い聞かせているところです。
chihirkoさんのブログで季節の移り目を感じでいます。
コウノトリも自転車も、保育園に行く下の娘さんも、なんだか私の記憶の中にも「あった、あったこういう風景」って、思い出されるスロバキアならではのもので、
生活が充実しているのが想像できます。
それでも外国での生活って、息抜き、空気抜きをするのが難しいよね。日本に帰るとそれなりに心地はいいけど、やっぱりマイホームの良さを再確認するもんね。
いろいろあるけど、ゆっくりやっていきましょう。
これから来るだろう?短い夏も1年の楽しみだもの。
トマトは大きくなりましたか?写真で見せてね!!
ではまた!
先週の木曜日からネラが幼稚園をお休みし(鼻水だけなのですが、来週日本から私の両親が来るのでそれまでに完治させておきたくて)今日まで4日間子供と家に缶詰、子供たちもでしょうが、私もかなり煮詰まりそうな濃い日々を送っています。
私のガス抜きは(ポンセさんもでしょうか)このブログです。自分の時間がない=ブログの更新ができないとだんだんイライラしてきてしまうんです。
ポンセさんは仕事に大家族のきりもりに、自分の時間を作るって本当に大変だと思いますが、頑張ってくださいね!
トマトはもう木のようにたくましく育ってしまい、小さなビニールハウスでは手狭になってしまいました。
いつも写真を撮らないとと思いつつ忘れてしまって。
今度撮りますので、見てくださいね!
コメントありがとうございました。
主人がスロバキア人で、日本で暮らしています。
そうです。その通りですね。
スロバキア人とか、日本人とか
関係なく、いるんですよね。
両方のタイプの人が。
せっかく出逢えたご縁を
どうせなら笑顔で繋がるご縁に
していきたいですよね♪
9月に主人の里帰りでスロバキアに同行します。
全くスロバキア語が、話せないので
何か、アドバイスがあれば
教えて頂きたく コメントしてみました。
ご縁が繋がりますようにU+2728
笑顔で繋がるご縁、素敵な言葉ですね。
本当に、日本人とかスロバキア人とかではありませんよね。
その人、その人の心がけ次第ですよね。
スロバキアに里帰りされるんですね!
スロバキア語のアドバイス…
マルツェル曰く、「スロバキア人もスロバキア語が難しいことはわかっているから、ましてやそれを外国人が話してくれたらそれだけで嬉しくなる」そうなので、間違えることなど構わず、知っているフレーズ、覚えた単語をどんどん使ってみると良いと思います。そしてこれはいざ困ったときの私の常套手段ですが、英語でも日本語でもなんでも良いのでとにかく口に出してみる!です。私の義父母は英語はできませんが案外なんとか伝わるものです。
私が最初によく使った言葉はMozem?(Can I?)です。
家の中で何かしたいときにもよく使いましたし、外でもバスや電車ではひとつだけ空いた席があって「隣に座ってもいいですか?」なんて時にも使います。
この一言とあとはその場の状況で伝わるのでとても便利な言葉でした。
(でもこれはご存知ですよね、きっと…)
あとはレストランなどで何かを注文するときはkrat(~個、~回という意味)も魔法のように便利な言葉です。
これがあると面倒な複数形を無視できるんです。
だから、2 krat kava, prosim.(コーヒーを二つ、お願いします)なんて。
でもきっと注文はご主人がされますよね。。。
あとは「~を」というとき、女性名詞(たいていaで終わっています)の語尾のaをuに変えるんですが、これをしただけで(kava→kavu)マルツェルは「おぉ~!いつの間に、どこでそんなの覚えたの?語学の才能あるよ!」とものすごくビックリしていました。ちょっとこんなことをしてできる気分になってみるのも面白いですよね。
でもやっぱり大切なのは笑顔で「ありがとう」と相手の目を見て乾杯!(Na zdravie! Na zdravicko!)ですよね!
ご家族との時間、スロバキアへの滞在、素敵なものとなりますように。
コメントありがとうございました。