goo blog サービス終了のお知らせ 

スロバキア、タトラ山脈の麓より

スロバキア人の夫と2人の娘と私の生活
(当ブログに掲載している文章や画像など、無断転載することはご遠慮ください)

お出かけ記録6 ウィーンを3世代で楽しむ シェーンブルン動物園

2015-08-05 | お出かけ
小さな子供を連れての外出は行く先を選びます。
今回のウィーンも幸い両親共すでに数回ウィーンを訪れたことがあり主要な場所はほとんど見ていたので、教会や宮殿に入ることなく町をブラッと歩いたり、子供に合わせて過ごしてくれました。叫ぶ、走り回るやんちゃなサクルカを連れて宮殿や美術館を巡るなんてとても考えられないので本当に助かりました。

そんな子供たちを連れて私たちが行ったのはシェーンブルン動物園です。シェーンブルン宮殿敷地内にあるこの動物園は世界最古の動物園です。

建築芸術を好んだマリア・テレジアは宮殿の改修工事を仕切り、そしてその夫フランツ・シュテファンは自然科学に対する深い知識や好奇心を活かし庭園全般の造作を仕切ったと言われています。彼らの間には16人もの子供がいるのですが、この動物園はその父から子供たちへの贈り物だったそうです。


マルツェルもネルカもサクルカもパンダを見るのはこれが初めて。


木登りが得意とはいえ、よくこんなところで熟睡できますね。


私たちがよく行くスロバキアの昔ながらの動物園で小さな檻に閉じ込められている動物たちと違い、ここの動物たちは庭でのんびりくつろいでいるようです。ヨーロッパのベスト動物園賞を受賞しているのも納得です。





この日は暑かったこともあり、寝ている動物が多かったです。


セイウチとアザラシかな?餌やりを見ることができました。
飼育員が餌の魚を投げるとこの大きなセイウチがこの階段の一番上から下のプールに飛び込み、大きな水しぶきを上げ、最前列で見学する子供たちは歓声を上げていました。
餌やりの時間はインターネットで調べることもできるのだそうです。


(写真:ttp://flickrhivemind.net/)
カフェ インペリアルパビリオン
皇帝夫妻が動物たちを眺めながらここで朝食を楽しんだのだそうです。現在はカフェレストランになっています。


(写真:http://flickrhivemind.net/)
ネルカはともかく、サクルカを連れてこんなところに入るなんて考えられず…私は外から見たのみですが、中はこんな素敵なところなようです。これが動物園の中にあるなんて信じられませんね。


ネルカの幼稚園のママ友から「ここで1日過ごせる」と聞いていましたが、動物を見たり、園内の公園で遊んだり、本当に一日あっという間に過ごしました。私の父と母は途中で動物園を抜け出し、庭園を散策し、こちらもまた有意義な一日を過ごせたそうです。


post a comment

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。