スロバキア、タトラ山脈の麓より

スロバキア人の夫と2人の娘と私の生活
(当ブログに掲載している文章や画像など、無断転載することはご遠慮ください)

スロバキアで最も古い動物園

2021-09-06 | お出かけ


タトラの麓は朝晩かなり冷え込むようになり、今朝は今シーズン初めて、車のフロントガラスの霜をガリガリと落としました。今年はなんと夏が短いことか。6月まで寒くて、8月の中旬にはまたもう寒くなり、ご近所さんと「今年の夏は6週間しかなかったね~」と話したところです。冬が暖冬に、夏は冷夏に、年間の温度差が少なく、でも一日(翌日)の温度差が激しくなるのは地球温暖化の影響らしいですね。冬の積雪がほとんどなくなり、夏は寒く、前日との気温差20度・・・ここ数年、まさにそんな気候になったと感じます。

さて、寒い日が続いていましたが、お天気の良い週末、ボイニツェの動物園へ行ってきました。さすがランキング色々でトップの動物園だけあり、今まで訪れたスロバキアの動物園で一番良かったです。
ボイニツェ動物園は、スロバキア最古(1955)、訪問者数最多、唯一ゾウのいる動物園だそうです。数年前子供たちと見た子供向けシリーズ「サファリ」(1986)の舞台でもありました。

朝、「今日は動物園に行くよ」と言っても全く乗り気ではなかったサクルカも「今日の動物園にはゾウがいるよ」と言ったらすぐに表情が変わりました。

日本の動物園のゾウはインド象がほとんどのような。ここボイニツェのゾウはアフリカ象でした。確かにヨーロッパはアジアよりもアフリカの方が地理的にも歴史的にも近いですもんね。

子供と一緒にゾウのコーナーで学んだこと、ゾウは1日に2~3時間しか眠らず、そして蜂が怖いんだそうです。蜂の多いスロバキア、ネルカはしょっちゅう半泣きで逃げ回っていますが、ゾウも蜂が苦手なんて一気に親近感が沸きますね。動物園のゾウもしていましたが、ゾウが背中に藁や木の枝を乗せているのは蜂(虫)除けのようです。

見出しの写真で、ゾウの向こうにお城が見えますか。ボイニツェ城です。スロバキアには廃墟と化したお城が多い中、ここボイニツェのお城はまるでディズニーランドのようです。今回は外観を眺めただけですが、次回はボイニツェ城にも行ってみたいです。



post a comment