近くのベーカリーカフェでの上映会で
「クララ・シューマン愛の協奏曲」という映画を見てきました
http://clara-movie.com/pc/音楽会のタブーと言われてきた
作曲家のロベルト・シューマンの妻でピアニストのクララと
新進気鋭のヨハネ・ブラームスとの関係を描いた作品で
ブラームス家の末裔、ブラームス監督がメガホンをとっています。
精神障害で薬物依存症
にもかかわらず、素晴らしい作品を残す
天才作曲家のシューマン
眩しいくらい自由闊達な、若きブラームスの出現で
彼を後継者として認め、友人として愛する一方
妻クララを心から愛し、
そのクララへのブラームスの愛を見抜き苦悩していく
クララは、夫の才能を高く評価し支え
妻としても、献身的な愛を貫いていく
ブラームスのクララに対する愛の表現の
茶目っ毛を持ったかわいさは印象深い
クララとブラームスは
お互いにシンパシイを感じ精神的な支えとして向き合いつつ
一般的な恋人のようには行動しない
ロベルトが新曲で成功し、認められた後
ブラームスは、家をでます。
尊敬する友人ロベルトを想う気持ちとは別に
クララへの愛があまりに大きいものであったために
3者、3様の愛の表し方は、
胸が苦しくなったり、心に暖かいものを感じたり
かなり、感情を揺さぶられました
ロベルトの病状が悪化し生活に困窮した時
給料が滞り、待遇の良い他家へ行く老年メイド。
わずかなお金で残ることを懇願され
面倒を見てきた幼い子どもをほっておけないと、
とどまる若いメイド。
対極の人物を見て想う、愛の形・・・
どちらがいいとかは、決めつけられません
クララが手にしているお金は、
世に認められつつあるブラームスが送ってきたものでした
色々な人がそれぞれの気持ちを優先して生きていますが
相手の幸せを想う行動や、深い愛の表し方について
とても考えさせられました
この物語は、愛する人への気持ちの表し方についてや
人は愛を感じる人生がどれほど重要かを
考えさせられる秀逸な作品です
そして、使われてい曲も名曲ぞろい。
耳から感じる愛のエネルギーは胸に響き
場面と一致していて、素晴らしかった
観てよかった、と思う一本でした
音楽と物語、共におススメです
今日は、映画「うまれる」にも行こうかとも考えていたんです
http://www.umareru.jp/index.htmlとてもお世話になっていて、尊敬する池川明先生の
舞台挨拶があると聞いていたので
そちらへ行こうかとも考えたのですが
すでに、チケットが完売していたんです
でも今日は
クララシューマンを観る流れでした
やっぱり私は、音楽が好きで映画も好きで
うたうことも、聴くことも大好きだから
ストーリーの中に入って、本当に楽しみました
うまれる、は
明日以降で、観てこようと思っています
出産にまつわる4組のカップルのストーリーを中心に、
お話しが進むと聞いています
観てきたら、感想をシェアしますね