戦争はいかに終結したか -千々和泰明 著|新書|中央公論新社
目次
序章 戦争終結への視角―「紛争原因の根本的解決」と「妥協的和平」のジレンマ
第1章 第一次世界大戦―「勝利なき平和」か、懲罰的和平か
第2章 第二次世界大戦“ヨーロッパ”―無条件降伏政策の貫徹
第3章 第二次世界大戦“アジア太平洋”―「幻想の外交」の悲劇
第4章 朝鮮戦争―「勝利にかわるもの」を求めて
第5章 ベトナム戦争―終幕をひかえた離脱
第6章 湾岸戦争・アフガニスタン戦争・イラク戦争―共存から打倒へ
終章 教訓と出口戦略―日本の安全保障への示唆
アフガニスタン、ちゃんと聞いてたわ
『戦争はいかに終結したか』/千々和泰明インタビュー
――本書の刊行後に、アフガニスタンでタリバンが政権を掌握し、アメリカ軍が撤退する事態が発生し、世界に衝撃を与えました。本書の視点から、一連の出来事をどう理解すればよいでしょうか。
(カッコ内)の補足説明が適切。
参考文献の和書のテニヲハや表記の誤りも、「ママ」表示でそのまま引用してあるのが愉快というか目立つ。先行研究にはけっこうキモとなる箇所で表記ミスがあるものであることよという、単なる感想。
あと、日本語文献では通常、「陸軍大将なんの誰某」、「海軍大将誰某」とい表記されるようなところで、「なんの誰某将軍」とか、「誰某提督」という表記になっている箇所が新鮮というか、英語文献からの翻訳みたいというか、べつに間違ってはいないのでいいんだが。(だがとは?)
目次
序章 戦争終結への視角―「紛争原因の根本的解決」と「妥協的和平」のジレンマ
第1章 第一次世界大戦―「勝利なき平和」か、懲罰的和平か
第2章 第二次世界大戦“ヨーロッパ”―無条件降伏政策の貫徹
第3章 第二次世界大戦“アジア太平洋”―「幻想の外交」の悲劇
第4章 朝鮮戦争―「勝利にかわるもの」を求めて
第5章 ベトナム戦争―終幕をひかえた離脱
第6章 湾岸戦争・アフガニスタン戦争・イラク戦争―共存から打倒へ
終章 教訓と出口戦略―日本の安全保障への示唆
アフガニスタン、ちゃんと聞いてたわ
『戦争はいかに終結したか』/千々和泰明インタビュー
――本書の刊行後に、アフガニスタンでタリバンが政権を掌握し、アメリカ軍が撤退する事態が発生し、世界に衝撃を与えました。本書の視点から、一連の出来事をどう理解すればよいでしょうか。
(カッコ内)の補足説明が適切。
参考文献の和書のテニヲハや表記の誤りも、「ママ」表示でそのまま引用してあるのが愉快というか目立つ。先行研究にはけっこうキモとなる箇所で表記ミスがあるものであることよという、単なる感想。
あと、日本語文献では通常、「陸軍大将なんの誰某」、「海軍大将誰某」とい表記されるようなところで、「なんの誰某将軍」とか、「誰某提督」という表記になっている箇所が新鮮というか、英語文献からの翻訳みたいというか、べつに間違ってはいないのでいいんだが。(だがとは?)