真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

筑摩選書 帝国軍人の弁明―エリート軍人の自伝・回想録を読む 保阪 正康【著】

2022-06-29 | 読書-歴史
筑摩書房 帝国軍人の弁明 ─エリート軍人の自伝・回想録を読む / 保阪 正康 著

筑摩選書
帝国軍人の弁明―エリート軍人の自伝・回想録を読む

昭和の戦争を経験した陸軍軍人たちが書き残した書物は数多い。そこには開戦から終戦に至るまでの生々しい経緯、帝国陸軍内の空気、さらには戦後思想への評価など、当事者で...

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目次
序章 軍人の回想録・日記・自伝を読む
第1章 石原莞爾の『世界最終戦論』を読む
第2章 堀栄三『大本営参謀の情報戦記』を読む
第3章 武藤章『比島から巣鴨へ』を読む
第4章 佐々木到一『ある軍人の自伝』を読む
第5章 田中隆吉『日本軍閥暗闘史』を読む
第6章 河邊虎四郎『市ヶ谷台から市ヶ谷台へ』を読む
第7章 井本熊男『作戦日誌で綴る大東亜戦争』を読む
第8章 遠藤三郎『日中十五年戦争と私』を読む
第9章 磯部浅一「獄中日記」を読む
第10章 瀬島龍三『幾山河』を読む
終章 歴史に残すべき書

多数の旧軍人やその関係者に取材し、多くの著作を世に出してきた保阪さんでなければ、まんまと丸め込まれ騙されてしまいかねないのが旧軍人の手記。
堀栄三『大本営参謀の情報戦記』は保阪氏が骨を折ったおかげで世に出たようだし、瀬島龍三についても評伝執筆のために関係者に幅広く取材している保阪氏なので、その言葉は重い。

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