伊藤 礼 『自転車ぎこぎこ』 2009年

自転車ぎこぎこ
伊藤　礼【著】
平凡社 （2009/11/20 出版）

『こぐこぐ自転車』（2005年刊）に続く、老サイクリストの自転車エッセイということで。

実際には、初期のママチャリや安い自転車から、なんたらいう舶来物？の高級車や専門店謹製の特別車などにも手を広げられているようなので、ぎこぎこという音をさせる場面はないものと睨む。
「こぐこぐ」の続編でなにか、ということでぎこぎこになったものではないか？

■走ってつづる７０代の悠揚たる日常 [評者]平松洋子（エッセイスト）

編集者・津田正の書評ブログ
「伊藤礼氏の自転車生活とその意見」
あはは！

今日の平凡社
鉄道エッセイに内田百がいたように、自転車エッセイには伊藤礼がいる
あー、言われてしもうたか。

で、百先生にはヒマラヤ山系君がお世話に同行したが、伊藤先生は各地にいる教え子のサイクリストが同行したりする。

「なんにもしない」人生は、豊かな遊びに満ちていた

兄上は（どうも顔の似ている人が一言多いコメントを述べたりしていると思ったら）：
伊藤 滋（いとう しげる、1931年8月20日 - ）は、都市計画家。早稲田大学教授、慶應義塾大学大学院客員教授、東京大学名誉教授。

頼まれて就任された相撲協会のなんとか委員会の座長、ネット上ではずいぶんひどいことを言う人物がいるのだね。
日本社会でのユーモアの受け入れ限度というか、サービス精神の許容度というか、難しいことである。