真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

『名文どろぼう』 (竹内政明さん)

2011-01-24 | 読書-エッセイ/小説etc
文春新書
名文どろぼう
竹内 政明【著】
文藝春秋 (2010/03/20 出版)

珍しく購入。

色紙に揮毫したりする名文句を云々というところで、著者は10年ほど昔に経済コラムをまとめた本を出したことを紹介する。
いわく、もしベストセラーになったりして、行く先々で揮毫を求められたりしたら・・・というので何と書くか考えておいたのだが、その本(経済コラム集)は初版で絶版になったのでせっかくの揮毫用しゃれた文句の出番がないまま・・・と。

このことですね!
『夜更けにコラムを―「経済大乱」見聞記』竹内政明1999年
~リンク切れあり

一部関係者には受けるものの一般受けは難しいのが経済コラムの宿命なのでしょう。
経済ネタの賞味期限の短いこと。

『名文どろぼう』 ゴン太の猛読日記/ウェブリブログ

「命あってのものまね」
「向かうところ手品師」(高田文夫作)
は単なる駄洒落なのだが、

monodane と
monomane、

tekinashi と
tejinashi ということで、法則に忠実なのだね。

じつはね、
「思い立ったがイギリス」(南面堂作)
「ファストリ跡を濁さず」( 同 )

も同じ法則に則っていることは一部にしか知られていない・・・。
なんのこっちゃ。

越夏の本棚BLOG
書評-竹内政明「名文どろぼう」-どろぼうする技術すらも売り物になる

じつは南面堂もこれが一番良いと思った。
「かさ」
(お店やさんごっこをしていて)
これ(かさ)は
あめのおとが
よくきこえる きかいです。
~大阪日向子 宮城・五歳

【いま明らかになる南面堂の由来】
お店やさんごっこは重要だ。
当店の屋号と店名は、2008年の開店から遡ること15年余、(今はなき)某幼稚園の行事、「お店やさんごっこ」に際してデビューしたものなのよ。

やおやさん、さかなやさん、ケーキ(お菓子)やさん、とけい・ほうせきやさん、計4店分に供給する商品を3点ずつ作っていかなければならないという、かなりハードな課題。
けっこう気合を入れて色々作ったのだが(親が夢中に)、海苔巻きのお煎餅のパッケージに親受けを狙ってつけた販売店名が「真似屋南面堂」だったのだ。


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