志

リオオリンピックで寝不足の方も多いのではないだろうか？
私もその一人でもある
金メダルが何個、銅メダルか・・・などと勝手に思い観戦している
オリンピックという舞台
誰しもが上がれる舞台ではない
そして更にメダルを取るのは本当に難しく簡単な事ではない
それでもやっぱり取る選手たちも多くいる
それを支えているのは志なのだろう
昔から「心・技・体」と言う言葉がある
スポーツには良く使われる言葉でもある
まずは何よりも心、気持ちが１番にくる
志があって初めて全てが始まるのである

やる気がある事、それに向かって頑張れる心でもある
そこから技が磨かれていく
そしてその肉体を得る事でもある

先日亡くなった偉大な横綱「千代の富士関」
私達郷里の偉大な力士でもある
その彼が中学生の時、郷里の力士千代の山に見出され東京へと連れて行かれた
当時の彼は体重６０キロ台だった
力士になるつもりもなく、東京見物に連れて行かれ、そのまま入門したのは有名な話でもある
現横綱白鵬も入門時６０キロ台だった
力士になるにはあまりにも小さく痩せている
当時なら誰が見ても横綱どころか、力士になるのもどうかと思うと思う
それでも名横綱になった二人でもある
そこにはまず大きな志が存在している
千代の富士が後に語っていた「どうせやるなら横綱になりたい」と
そこから技が磨かれ、素晴らしい肉体を手に入れていった
どんなに大きな体をして力があっても、本人が力士になる気がなければ無理である
まさに「心・技・体」である
やる気があって初めて全てが動き出す話でもある

陸上を通して私も感じる事がある
子供達のやる気を～
やる気がある子と無い子の差は後に歴然としてくる
始めは小さな差が、気が付けば全国へ行く子にもなっている
何が違うか？そこにはやはりやる気の違いが関わっている
遅かった子がやる気になると驚くほど伸びてくる
逆にやる気がなくなると嘘のように遅くもなる
スポーツに関わらず本当に難しい所でもある
あれだけ頑張れた子が遅くなるのは本当に悲しくもなる
どこかで志が失われると、どんなに速かった子も落ちていくと感じた
それだけ気持ちが大切で大事だと思う

今もやる気を感じる子が多くいる
夢に向かって本気で頑張れる子達である
今のその志は決して無駄にはならない
今しか出来ない夢に向かって頑張って欲しいと思う
志があれば、どんな苦しく辛くても必ず我慢できる
何故なら夢が志を支えているから～
志を失わず未来に頑張ろう～