終わる時・・・

今年はリオオリンピックが開催される

続々と日本もオリンピック選手が決まっていく

若い力がまたどんどん出てくる、そんな時でもある

と、同時に一時代を築いた選手にも終わりの時が来る

マラソンの野口みずき選手

そして水泳の北島康介選手も先日引退を表明した

２大会連続２種目金メダル（１００ｍ・２００ｍ）
誰にも文句を言わせない素晴らしい結果
そして偉業を成し遂げた選手

中学生の時から指導してきた平井コーチの言葉が心に響いた

インタビューを受けていた平井コーチが涙を流していた
一選手に流す涙は珍しいと思った
今や日本水泳界では無くてはならない存在のコーチ
そのコーチの涙・・・
その裏には、中学の時から２０年北島選手を指導してきた長い時間があった
選手をメダリストとして育て見守ってきた
一度は離れた時があったが、最後はもう一度北島選手がコーチの元に～

色々な思いが交錯したのだと感じていた
平井コーチが涙した言葉は本当に印象的だった
「世界一になったら、誰からも好かれる、そういう選手になろう」
「そうなってくれた事が本当に嬉しい」とその言葉で涙した平井コーチ・・・
北島選手に対して結果をありがとうではなく
人としての成長を何よりも喜び、誇りに思っていたコーチの思いに心を打たれた
本当に素晴らしいコーチなのだと改めて感じた、そして２人の深い絆も感じた
素晴らしい時間を過ごして来たからこその言葉で涙だったと～

真似は出来ないが、選手との絆を大切にしたと思った
子供達との限られた時間を・・・