2度の全国大会を経験し・・・

3月に入り本当に慌ただしい日々が続きました、全国大会へ向けての練習、仕事など本当に大変な日々でした
全国大会や卒業式を終えやっと落ち着きました～

全国大会は本当に心に残る素晴らしい結果と走りを見る事ができました
1人1人が自分を信じ仲間を信じたレースでした
一緒に行った親御さん達も共に走ったレースでもありました
全国大会を終えて感じる事はここまで諦めずにやってきて良かった～それを実感した大会でした
ここまで来るのにそれなりに色々な事がありました・・・
私自身もうＫＪＲを続ける事が困難な時もありました、陸上だけの事以外でも多くの問題がありました
それが複合し本気で辞めるしかないと感じた時もありました

その都度色々な方達の励まし支えがあり今日まで続ける事が出来たと思います
私が常日頃子供達に話している事「諦めるな、諦めたら全てが終わる」
そう言っていた私が子供達や支えてくれた方々に改めて教えて頂きました
今回全国大会を終えモノレールで移動していた時思い出した感情がありました
それは前回出場した時でした、今回と同じくモノレールで移動中記念公園の象徴「太陽の塔」が見えた時です

それはアンカーやすがゴールし戻って来た時に泣いていました・・・
私は東京最高順位14位が満足でした、しかし泣きながら戻って来たやす
やすは泣きながら「悔しい」と言いました、その時その気持ちが一気に吹き飛び私も悔しさが込み上げてきました
そしてやすを抱きしめ泣いた事を覚えています
その時太陽の塔を見て一つの事を決めました
「絶対にこの場所に戻って来る、そして忘れ物を取りに来る」そう誓った事を思い出しました
その時の想いが私をここまで頑張らせてくれた出来事でした
それから3年・・・私は新たなメンバーでまたこの地に戻る事が出来ました
素人軍団ＫＪＲから全国大会入賞するまでに成長していました
「想いは叶う」を現実にしてくれたＫＪＲっ子達でした
私は何とか忘れ物を取りに行けたかな？と思います
あの時やすの涙がなければ今のＫＪＲは無かったかも知れません
少なくとも私は何処かで満足しＫＪＲを続けていたかも知れないと思います
こうして一つ一つの切っ掛けと経験が今のＫＪＲを造り上げたと思います
私はあの時の悔しさを忘れなかった・・・
悔しい思いを返すのはその場所でしか出来ません
今はほんの少しだけ想いを返せたと思います
今回の結果はちあの・みなみ・みずほ・やす・ゆたかのお陰だと思います
先人が大きな扉を開いてくれました、そしてその良さ大変さを見る事が出来たのです
その経験が練習や気持ちに生かされたと感じます
初代メンバーの悔しい想いの襷は今回のメンバーにしっかりと繋がりました
そして全国という大舞台で先輩達の悔しさを晴らしてくれました
私はいつも子供たちへの感謝だけは忘れないようにしています
だから初心をいつも心掛けています
創めた時の気持ちや悔しさを忘れてしまう人も多いと思います
それでは感謝が薄れていくような気がします
子供達がいてこそ私の存在に意味があるのです、その事は間違いない事実です
だから私はこれからもこの気持ちを忘れずに走り続けたいと思います
そして愛情と情熱を持ってＫＪＲっ子とこれからも遊んで行こうと思います
ＫＪＲっ子～これからもコーチと沢山遊んで下さいね～

最後に初代駅伝メンバーそして現駅伝メンバー
ここまでコーチを支え育ててくれて本当にありがとう
君達への感謝はこれからのＫＪＲっ子にしっかりと伝えていきます