おとうちゃんの独り言

昨年４月実家は風呂屋を廃業しました
私が２歳の時、当時住んでいた札幌から室蘭へ
あれから40年
両親も歳である事、人口の減少、時代の変化など理由はいろいろ
そんな風呂場も最近解体されました、寂しい限りです・・・

私には思い出深い場所
友達と一緒に風呂に入ったり、脱衣場で遊んだりと沢山の思い出
風呂が休みの日は脱衣場でボール遊び、駒、めんこなどよく遊んでました
昔は市民の憩いの場でした
混んで座る場所さえない時もあった程でした

商売を辞めた両親
やっと時間が出来、私達が行った時もいつでも出掛けられる
そんな矢先父の病気
ホントに人の人生て・・・
10月に手術、成功はしましたが既に手遅れ状態でした
一時は回復し退院、11月私達が帰った時も元気でした
年が明け最後の手術、今入院しています
10月に私が帰った時先生から「余命」を聞かされました
何となく分かってはいても嫌なものです

商売柄日曜日もなく、私は父と何かをやった記憶がないのです
家族で旅行など数える程・・・そんな子供時代でした
その事が私の今を作ってくれたと思います
自分の子供と向き合いたいと・・・
なんせ仕事と遊びに忙しい父でしたから（笑）
ゴルフが大好きで大好きで、家族時折仕事を捨ててやっていましたから・・・

そんな父に私は何が出来るのでしょうか？
18歳で飛び出し24年、今更親孝行なんて言える立場ではないですが・・・
父はスポーツが好きで、良くテレビで見ていました
もちろんちあののマラソンも応援してくれています
やす、けん、みなみの事も応援しています
みんなの頑張りが父の頑張りにつながればいいかな・・・
そんな事を思うこの頃です

12月駅伝で「全国大会に出れるよ」と父に直接話せれば幸せです
それまでは父にも頑張ってもらいたい
そして子供達と私は目標に向かって努力したいです
最後まで諦めずに・・・最後まで
父も私達も・・・
今は願うだけです