タイで子連れ狼

何の因果か運命か、異国の地にて親父単独で二人の子を育てることに。

さあ大変の、てんやわんや育児&生活日記

私の失敗と教訓含みの談

2016-02-23 11:39:57 | 日記
まず、応援を頂いてる皆様に感謝します。

まぁ私なんかよりもね、もっと大変な人生を歩まれたお方も多くてですね、そんな人の文章なんか読んでると「この人、頑張ってるなー」と思いますね。

「ホントに可哀そうやな~」なんて同情することもあり、自分自身もっと頑張らないといけないな~と、怠けてちゃいかんな~なんて思うのであります。

私もかなり悲惨な経験しましてね、自暴自棄にもなりました。

事件が異国の地なんで、どうして良いやら分からずに右往左往するばかりですから。

財産のほとんど全てタイ妻に握られて、裸同然で捨てられそうになりまして。
もちろん子供たちの親権もアチラ側ですから、日本へ連れて逃げるわけにはいかないし。
子供たちを置き去りにして自分だけ単独で逃げるわけにもいかないし。

その辺りでは、相談したとてちょっとも情報をくれなかった日本国外務省に恨みがあります。
外務省、お前らいったい何処の国の機関なんだ?と、腐りきってるなと思いました。

その話は横に置いといて、妻とは愛情で繋がる家族だと思ってのは私だけで、妻にとっては単なるATMでしかなかったようですな、はははは…

いや笑っていいですよ、どうぞ笑ってください。バカなやっちゃなーと。


額に汗して稼いだ貯蓄の殆どは、妻の意向で不動産へと姿を変えてゆきました。
そして足りない分は優遇融資と言われて断れずに借金を抱えてゆきました。

なにせ担保は潤沢ですから、銀行側はホイホイ融資をくれましたね。
リスクを負ってレバレッジを掛けていかないと資金は増えないわけですし?

そのうち借入比率が危険水域に入ったので「そりゃマズいだろ」と、次の融資を断ったのが事の発端でした。
ならば単独で借りると、強引に400万Bt(約1千2百万円)を借りる事に成功した妻。
貸した銀行、そして貸せた理由には驚きました。
担保として、まだ返済途中の私の仕事場不動産を差し出していたのです。

詳しくは省きますが、その後に強引な離婚劇へともって行かれて、現金の殆どは失い、代わりに借金だけ背負わされる羽目に陥りました。


タイ国ってのはね、外国人には土地を持たせないのです。
もし所有したい場合は手順を踏む必要があります。

ひとつは、結婚して配偶者名義で購入する方法。
もうひとつは、会社を設立して会社名義で所有する方法。

この二つの方法には、巧妙な罠が仕掛けてありましてね、それにまんまと嵌った形です。

え? 保険金で殺害されなかっただけマシですと?
そりゃまあ、そうですが、まだ終わったわけじゃないですから、その恐怖は常に付きまとっております。

まず会社名義ですが、これは古くから使われてる投資テクニックのようです。
当局だってバカじゃない訳でして、後だしジャンケン的に包囲網を構築させている印象があります。
どこかで読んだ話では、ドイツ人の実業家がヨガ・リゾートを設立したのですが、タイ人株主が結託して株主総会を開き、外国人出資者を裸同然で追い出したといいます。
こんな話は巷にゴロゴロしてると思いますが、要するに会社名義なんて方法は安全地帯には程遠くて、常にビクビクしてなきゃならないって事です。

え~私の場合は、もちろん7年連れ添う妻には全幅の信頼を寄せていましたから、不動産を購入するに際し、面倒な手順や費用が省略される妻名義で購入し、融資を混ぜては買い増ししていきました。

発展途上ですからね、そりゃドリームがありましたよ。
実際に3年で二倍になった土地もあります。
「こりゃ、最低でも売却益で3倍はいくかな?」と夢を膨らませていました。
今の日本では考えられないドリームが、発展途上国にはあります。

「あ~この負け組の俺が、夢の富裕層かよ~」ってね。


妻といえば正月も休まないほどの働き者でした。

まー日本人的にはですね、「働き者=善人」なんちゅー通念みたいなのがありますが、それで性格上に少しばかり問題があっても、育ちが貧困であっても、信認の範疇ではありませんか?

しかも倹約家だと、無駄な贅沢はしない性格、質素な生活、貯蓄は子供たちへのプレゼントにしましょうと、私たちはその礎として贅沢は慎みましょうという提案もありました。

それで、私はWAVE-100っていう非力なバイク、カブタイプの最廉価版に乗り続けていたのです。子供の学校送迎はトコトコとあぜ道を走り、ガソリン食いませんが遅かったですよ~。


さて、どうですか?

皆さんなら騙されますか?(笑)


私が騙された理由は、元妻の容姿が深田恭子ちゃんと上戸彩ちゃんと足して割ったような姿だったからって訳じゃないですよ。ほんとほんと(笑)
五年間のお付き合いを通して検証した結果、その性格的な欠点も含めて人生を分かち合える存在だと認めたからです((;´Д`)ハ~…

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んん…、ここで誤解を恐れずにお話ししますが、私の子供の頃ね、日本には歴とした差別社会が存在してたんです。
あそこの集落の人たちは危ないから近寄るなといった話は普通にしてた記憶があります。

イイこっちゃないですよ、イイこっちゃないですけど、真相は早急には好転しませんよね。

それが、いつしか形だけの平等意識が進行しまして、表向きだけは差別なんて存在しないという世の中になって行きました。

日教組辺りが推奨する方向性が教育として浸透して行ったのかもしれません。

例えば、国家を歌ってはならんと、卒業式では国家の代わりに金八先生のテーマソングを歌ったっていう話もあります。
「信じられぬと嘆くよりも~、人を信じて傷つく方がイイ~♪」ってやつですよ。

その方針の影響濃く出来上がったのが、今の大多数を形成する日本人とは云えないでしょうか。

人間にはそれぞれ個性がありますが、集合としての大まかな性質ってのは、これは国家により操作されているなと、そのように感じる時もあります。

例えば、士農工商では、なぜ農が二番目なのかには理由がありますね。
次いで農への配慮からか、その下である階級を必要としたらしくて、それが現在の差別の根底を決定付けた、なんて話もあります。(間違ってたらゴメンナサイ)

また、ちょんまげを切ったばかりの頃、明治政府が西洋列強による帝国主義的植民地政策から国家を守らんとして、良質な軍隊と労働者を大量に必要としたらしいと。
真面目で勤勉、つまり文句いわずに蟻のように働いて、なるべく不満を持たず、お上に対しては卑屈に従い、死ねと言えば死んでくれる国民を大量生産する必要があったと、それで日本国の教育方針が設定されたなんていう話があります。
良い悪いは別として…


翻って、タイ国にも、そのようなヒネ曲がった歴史の積み重ねがあるようなんです。

つまり、「微笑みの国」だとか「アメージング」だとかの宣伝文句により巧妙に隠された歴史の真相。 差別と格差で出来上がった秩序。
日本では見られなくなった教育の不平等、チャンスの不平等が、厳然として行われている現実があります。

ね~、我々外国人には知り得ようもありませんよね、そんな歴史。
一節にはタイ人の苗字で身分が判別できるそうですから、根深いものがあります。


それで何が言いたいかというとですね、免疫がない者がですね、バイ菌だらけの汚染地帯に飛び込むとどうなるか?って事なんです。

表現が不適切だったら謝ります。
現代の日本人はメルヘン症候群の中、ある意味で純粋培養された植物みたいなもんです。
汚いモノには蓋、疑わしきはマスクせよ?(日本人のマスク姿は世界で有名です)

それが、金銭や色、幸福感といった欲につられて歴史を異にする地域に飛び込む事、
これはもう、大口開けて餌を待ている蟻地獄へダイブすることに等しい。
そのように思う訳であります。


うまく善良な心根に当たればいいですよ。
でも、そんな人って百人に一人でしょうか?
私は、ウマく行っている時には、その百分の一だと思ってましたよ。

だから私は方々で口うるさく話してるんですよ。

タイ国には貴重な個人資産を持ち込むなと。

特に田舎に投入するのは目立つから危険です。



もう田舎では観光以外に富を生む産業がないんですよ。
それが何を意味するか?

外貨しか地方を潤す手立てがない事を意味します。

つまり、外人を見れば餌にしか見えない人たち。
カモがネギしょって来たぞと考えちゃう人たちを量産している国家の方針?
(黙認してたら方針とみなす)

美人局じゃないですが、我が娘たちよ、行って来い!と。
色気で絡め捕り、我が大地を潤すのだってのもその一環でしょう。
おまえら頭が悪くて色気しかないんだから、その武器を使って稼ぎゃいいじゃんかと。

もし、手強い相手だとしても安心せよと。
我が国の警察組織はイイカゲンであるぞと。

金銭で左右されるのは何だけど、法廷だって国の僕であるからして?
法律解釈だってイイカゲンになってるからして?、基本国民の味方だのだと。

コンタイチュアイガンなのだ!、血の結束を信じてやっちゃいなさいってなもんですわ。

そのような乗り、通念で網羅されてると考えてた方が良さそうです。

なんだか回りくどい文章表現になりましたが、伝わる人には伝わったことでしょう。


敬虔な佛教国であるタイ国であっても、その惨状であります。
キリスト教やイスラム教の国なんてのも、程度の差こそあれ、迷妄の宗教国家でありますから当然自国の利益最優先を方向付けられていることでしょう。

今回は、安易な海外進出に警鐘を鳴らしたりしてみました。