タイで子連れ狼

何の因果か運命か、異国の地にて親父単独で二人の子を育てることに。

さあ大変の、てんやわんや育児&生活日記

理不尽の波にもがく苦しみは続く~よ、どーこまでーもー♬

2018-05-23 16:17:27 | 日記
滞在VISAの更新時期に入りました。

毎年毎年、変更される必要書類には振り回されるのですが

今年はなんと、書類に元嫁からのサインをもらってこいというトンデモない指令に耳を疑いました。

「な、なぜ今頃??」

だって入管が外国人住居を特定するための法律TM-30では、すでに元嫁のサインをもらうべく膝を屈してお願いしたのですから。

なのに、なぜまた(怒、怒、怒(# ゚Д゚)

どうやら会社名義にして住んでいる自宅が理由のようです。

登記簿(所有権)は会社名義なので、元嫁は元主でしかありません。

前の持ち主なんて全く関係ないので、会社は税金さえ払っとけば問題ないはずですが

それとは別に、住んでいる人を管理するためのノート、タビアンバーンと呼ばれる住居登録証がありまして

それの筆頭住居人が元嫁だから彼女のサインが必要だというのです。

「なに?それ…」って、毎回毎回の理解不可能な要求に目眩がします。

元嫁が自分の新築住居に登録を移さない理由はいろいろと考えられますが

ひとつには子供の学校関係で問題になるからだと考えています。

それ以前に、タイの法律では子供だけで住居人登録はできません、必ず保護者を一人登録する義務があるようです。

さてさて、今回のお願いに元嫁は首を縦にふるのでしょうか?

拒絶されたらアウトですね、目下、会計事務所の唯一使えるスタッフBちゃんが動いて工作中。

それを報告しに来たマネージャーのLHですが、私に対して「元嫁を怒らせるような事を言うな」といいます。

「彼女に対して悪い言葉を使わないで」 とも言います。

「はて? 怒らせるような事なんて最近言ったっけ?」というと、LHは目を吊り上げて「話した!」といいます。

何の話かと思えば、約一か月前、娘のK子を巻き込んでひと悶着あった時のことでした。

事の発端は古いスタッフLATを引きぬいた元嫁にあるのですが

そんな事など何処吹く風の元嫁

LHに電話してきて抗議、防衛策をとった私を「ゴシップ攻撃だ」と糾弾したそうです。

その様は、まるで刈り上げ大将の逆ギレ

自責は棚に上げて「お前の国が悪い」と断罪するのですからね。


その防衛策とは?
話が複雑なりますので、ざっと説明すると (暇な時にでも読んでください)

仕事場近くの公園でエクササイズを楽しむLHとDNの二人なのですが、
ある日は、「公園に家政婦ウーンとお母さんがエクササイズに来たよ」と、娘との雑談ついでに話を振ったLH。

偶然にも、その晩は用事がてら子供連れて元嫁の家まで寄った日でした。
しかし自動車はあるのにウーンのバイクがない。
それで連絡も付かないし、どこへ行ったやら変だな~と思いながらもUターンして帰った記憶がよみがえったのです。

「なに?? 元嫁とウーンでLH&DNと公園で会っていた?、それって密談か??」
そう不信に思った私は、ホントに母親が公園に来てたのか娘に探りを入れさせました。

すると気を利かせた娘が「お母さん、パパの工場の人には関心をもたないでね、もっと人が減るとパパが困るから」と、{余計なお願いを}話してくれたそうです
(´;ω;`)ウッ…

ところが、公園に来たのは元嫁ではなくて、家政婦ウーンと引き抜かれたLATの二人だったのですね。

「私は行ってないのに、なに私の悪口を娘に話してんだー!」と怒りが爆発する元嫁は、Lhに電話してさんざん怒鳴りつけたそうな。

この場合、そもそも仁義を失した行為、スタッフの引き抜きしたのは誰なんだ?って話は関係ありません。

「母親の悪口を娘に吹き込んだ」とみなされた一点で、私の方が悪だと認定されちゃうのがタイ常識なのです。

一般的な善悪というか、事の発端なんて判別できる知能は一般タイ人にはありません。

それは味方のはずのLHにしても例外ではありません。

なにせ子供の時から母親には絶対忠実で刷り込まれてますから、それが全てに優先されるようです。

「私は今後、K子ちゃんとは雑談しませんから…」と、刺すような涙目で私を睨むLHに、私の拙いタイ語説明は無力でした。   (以上、長い説明終わり)


それはまあ横に置いといても

またしても入管のわけの分からないルールで

元嫁の一筆に運命をゆだねる

俎板の上の鯉の気分です。

この国、なんとかならんかなァ (;´Д`)ハア~…