今年のタイ正月ソンクラーンも終わった
3年連続で水掛祭りが禁止されたとあって市内中心部は閑散とした寂しさが漂った
水掛は禁止できても猛暑は禁止できないわけで、日中40℃の熱風に耐える毎日
この時期は煙害がひどくてAQIにして300や400が当たり前、
全く人間の住む場所とは思えない 罰ゲームの様な約3か月
今年は3月と4月と降雨に恵まれたので肺の中や眼球表面がジャリジャリしない程度でサバーイサバイ
格段に息のしやすい日々が続いている（現時点AQI 170前後）
夕方４時の段階で摂氏40℃、腕の表面がチリチリと焼ける感触
息子は連休前から母親宅へ行ったっきり
捨て子のジャンボをほっとく訳にも行かず 連休は家でダラダラ過ごすことにした
ずっと家にいるのも気が滅入る 夕涼みがてらにバイクで環状道路をぐるっと一周するのだが
西側のニマンヘミーン通りだけは観光客で賑わっていた
コロナ以前のようにネオンがキラキラ光っていて あちらこちらから生演奏がドンドコ聞こえてくる
そうか チェンマイってこんな場所だったな
しばし徐行運転で 懐かしい観光気分を堪能した
コロナ騒動から始まって 今年はロシアによるウクライナ侵攻となり３年連続の大不況は確実
そんな金欠状態では連休気分を楽しむ気にもならず
ソンクランの三日間は 午前は株式投資の情報収集、午後からは家の大掃除で時間を潰した
洗ったついでに毛を短くカットしてあげるとニコニコ顔のジャンボ君
ジャンボの高級正月料理 ひとつぶ725バーツのダニ駆除飲み薬 （時価2700円ｗ）
高級なんだけど本肉をまぶしてやなねば箸を付けない オマエはどこの王子様なんだ？(~_~)
毎日ダニ取りするのも疲れるので 高額でも薬を買うしかない
ちょうどバイクが走行12000㎞になったのでメンテナンスにホンダ販売店へ
昨年の7月に購入してエアークリーナーを一度も交換していない
走行8000㎞くらいからブルブルと苦し気なノッキングを起こしていた
明らかに酸素不足だと感じていたが
購入したホンダの販売店はニヨム・パニッという会社で、トヨタのデューラーや家電量販店を併設する多店舗経営
いわゆる地元の老舗ってやつだ
そこのメカニックさんは白髪交じりの長髪を後ろで束ねたオジサンで 小柄なメガネのちょび髭スタイル
まるで「哀愁のワジマシーン」と言った感じの風貌
ロックバンド人間椅子のリーダーによく似てる ↑↑
彼にエアークリーナー交換を何度かお願いしてみたが「まだ12000㎞じゃないから」と却下されてきた
オイル交換だって3000㎞毎に交換したいので 3千、6千、9千ｋｍでお願いすると
そのたびに「これは5000㎞で十分なんだよ」なんていって、ショウガねえなという顔で引き受けてくれた
ーこういうタイプの人って頑固なんだよなー
ワジマシーンさんと重ね合わせて好意的にとらえていたが
今回 そうでもない事に気付いた
やっとこさ愛車に綺麗な空気を吸わせることができる
そう思ってエンジンオイルとギヤオイルの交換を
同時にエアークリーナーとブレーキパットの交換もお願いしてみた
そしてお支払い
ん？ なんだか値段が安いな
あれ？ エアークリーナーとブレーキパットを交換してない？？
オーマイガー、なんちゅーこと？
それで分かったが、やっぱり大会社
働いても働かなくても給料は同じなわけで
なるべく仕事量を少なくするのがサラリーマンの習性
つまり大企業病ってやつですね
上からエンジンオイル ワッシャー ギアオイル オイルフィルター 作業手数料 合計で1006バーツ
時価にして約3800円w
アメリカFRBの利上げが遅れてインフレが加速したのと 日本政府と日銀黒田総裁せいで悪い円安が止まらない
トヨタの看板がニヨム社 この危ない歩道でセントラルデパートへ行く
平日は交通量が多くて 足を引っかけて道路側に倒れたら終わり
公園側には日本領事館 看板はいいから危ない歩道をなんとかしてくれ
日本だと消防車が通れない道はセットバックといって強制的に土地を没収されて道にするってのに
あーもうしょうがないなと思って 次の日はホイケオ通りにあるホンダバイク専門店まで出向いて
エアークリーナ交換をお願いしてみたら スパパパっと交換してくれた
いかにも町工場のオヤジふう責任者さん曰く「めちゃくちゃ汚れてるね」
「いやいや、ぼくのせいじゃないです、ニヨム・パ二ッ社のせいです」なんつって
「さっさとコッチに来てればよかったよ…、」
ドロドロで息できないマスク状態のクリーナーを摘まんで呟いた
昔の古き良き時代のチェンマイでマイペンライを感じてみたい方はニヨムへどうぞ
どうぞどうぞ (一一")」ワシャ行かんよ
ホンダ専門店のあるホイケオ通り あれ？こんなところに地下鉄が？
地下のない入り口だけだった 日本ふうの黄色いイボイボまである
なにげに懐かしい～気分 (´；ω；`)
午後はリビングの大掃除
棚でホコリに埋もれた子供の玩具を引き出した
そろそろ捨てる時が来たかな
幼少の頃から日本語に慣れ親しむようにと お婆ちゃんが買ってくれたカルタ
知育に良さそうなゲームをたくさん日本から持ち込んだ
三種類ある動物将棋は息子がハマって何度も何度もオヤジに挑戦してきた
アルゴは記憶力と推理力を必要とする こちらも息子の得意分野だった
息子が得意なゲームといえば 立体五目並べ ↓↓
縦横斜め四つ並べば勝ち 中の斜めにも気を配らねばならないので脳に汗をかく
ブロックスも知能を必要とする、二人用と四人用とがあるのでパーティーで盛り上がる
賢人パズルは娘が大好きだった レゴブロックもそうだが組み立てるのが得意な娘
そして娘の大得意な写真右上 オバケキャッチ
これは瞬間の判断力と瞬発力を鍛えることができる
これを考えた人は天才
小学生の兄妹が対戦して勝ったり負けたりを繰り返していたが
お兄ちゃんから負けた時の娘の悔しがり様が尋常ではなかった
怒りの炎が燃え上がるように悔しがるので 親としてはかなり心配になったものだ
それからというもの、来る日も来る日も対戦を要求されて
努力の末に到達したスピードと言ったら、例えて言うならば早打ちガンマンのようだった
１，２，３で カードをひっくり返したと同時に手が動く
0.1秒の競い合いには鬼滅の刃的に全集中が必要だ
仕舞いにゃオヤジが一方的に打ちのめされる達人の領域に到達していた
（オマエに教える事は無い 免許皆伝だ）
これらのゲームは脳の訓練になるので幼齢から遊んだ方がいいと思う
ご老齢の方にもボケ封じになるのでお勧め
気になる方はアマゾンでポチってください
ちゃぶや豚骨ラーメンで「ゆず入り桜ラーメン」を食した 249バーツ（黒田総裁値段940円ｗ）
麺の色が桜色なだけ ゆずではなくてレモンだった気がするがコマケーこた言うまい
オバケキャッチで命を燃やした娘も 今では中学3年生
クラス替えで親友のミトちゃんとお別れになったと悲しんでいたが
代わりに天敵のオツボネ様軍団と同室になって超ガックリだと愚痴ばかり
「いつも主流派と対立するクセは何とかならんか？」と話すのだが
こればっかりは遺伝と諦めるしかなさそうだ
進級早々に行われた学年オセロ大会
超人的にオセロに強い娘は順当に勝ち進み ついには決勝戦で成績学年1番の男子を負かして優勝したそうな
「序盤の数手で弱いとわかった、２0差以上で勝ったよ」
淡々と報告するスマホ越しの声を聴いていると
角を取るために罠を仕掛けてジーとこちらの表情を窺う小憎たらしい顔が脳裏に浮かんだ
「まあオセロは散々鍛えてやったからな」
なんとか親の威厳を保とうとするオヤジｗ
「それからはあの人たち（オツボネ軍団） なぜか〇子に目を合わせなくなったよ」、
「また知らない先生たちがどんどん話しかけてくるよ」
どうやら摘みはOKってやつで、幸先の良い3年生スタートは切れたようだ
「なんでもいいから1番になれよ、1番と2番じゃ天と地の差がある」
そう常々オヤジが語っていたのを覚えていたようで、その実感を噛み締めているようでもある
しかし嫌いな学科はカラッキシな娘 国語と英語の成績こそ向上が見られるものの
理科と社会と数学がボロボロでは進学が危ぶまれる
いまだに卓球部と地元卓球クラブでドハマりしているし
卓球の連チャンが終わった後は夜10時過ぎまで塾で勉強して バタンキューで寝ちゃう毎日だそうだ
日曜日は 久しぶりにニッタク協賛の合同練習会＆試合へ参加したと喜んでいた
送迎する人がいないので暫く不参加だったが、ついに我慢の限界を超えて電車でGOを決行
片道2時間強の はじめてのおつかいならぬ はじめてのひとり電車
結果は二回戦でカットマンに負けたと悔しがっていた
「かならず彼女を倒す！！」更に負けず嫌いの炎が燃え上がってしまった
「そうそう、電車から代々木アニメ学院の看板が見えたよ」とキラキラモードで報告する娘
アニメ声優のモノマネが大得意で ミカサやソノ子やうまるちゃんのセリフをスマホで散々聞かされているが
職業ではどうなんだろね～、競争激しいよね～、コネが無くて良い仕事をもらえるかな～
まずは高校へ進学してからじゃないの？
「授業料がなんぼ掛かると思ッとんじゃーー！ 完全なカモネギだろがーー！」
と心の中で叫んで、さりげなく無視しておいたｗ
いつも応援とありがとうございます