タイで子連れ狼

何の因果か運命か、異国の地にて親父単独で二人の子を育てることに。

さあ大変の、てんやわんや育児&生活日記

チェンマイの動物病院にて定期診断

2020-05-26 20:39:20 | 日記
チェンマイ大学動物病院まで定期健診に行きました



息子へ写真を送って同行を要請しましたが、
高校の特別オンラインサマースクールが忙しくて時間が無いと
敢え無く却下、またもや一人寂しく病院へ


ジャンボ君は病院が大好き

滅多に乗らない自動車のドアを開けるとビュッと飛び乗ってきます



「ささ、はやく行きまチョ!」って顔で

病院までは15分もあれば到着するのだけど
その間、膝の上に潜り込んできて、窓から顔をだして風を感じるのが大好き

運転のジャマだっちゅーに・・・

やっとこさ危険運転から解放されて、広い病院駐車場に停めると
待ってましたとばかりにドアから飛び降り
あっちゃこっちゃガーデンを歩き回ってついてきます


「僕の順番はまだ?」

この病院、いつ来てもお友達のワンちゃんたちが沢山

飼い主の皆さん、コロナ院内感染など恐れていないようで
犬のためならエ~ンやコロナ??

やぱりペットは家族なのでしょうね

さて、ジャンボの番になって
ドクターから「どうですか?」と質問があるので
ちょっと咳き込みが多くなってますと

心臓肥大により肺に水が溜まるとか聞きましたが
誤飲のような症状
ゲホ! ゲホ! ゲホ! ゲホ!  カ~~~~ペッ!!!!
と痰のような白く濁った液体を吐きます

見てると目が充血して涙ぐんでいるし、苦しそうなんですよね

「じゃあ、X-RAYを撮ってみましょう」

台の上で寝かして、動かないように押さえつけて

「ガッコん!」 で終了、三枚撮りました

その後は、エコーで心臓の内部状態をチェックしてくれて

「心臓の動きは大丈夫のようですね」 とのお墨付きをいただけました

もし、心臓に問題があるとどうなるのかな?
「手術しますか? それとも見殺しに?」 
なんていって究極の選択を迫られる?(^-^;


最後は鼻から吸引するお薬を処方してもらって終わりです

この鼻から吸うお薬にはジャンボびっくり
コンプレッサーに繋がった管には薬を入れる装置が付いていて
しゅーーーっと霧吹き状態で噴出してます
それを鼻の前に持ってきて呼吸させるというもの
炎症を抑える殺菌効果があるのでしょうか? (よく分かってない)

嫌がって暴れるジャンボを脇固めで固定して、15分ほど
しゅーーーーーーーーーーー・・・

「ヤメテチョウダイ! 助けて~!!」 という顔のジャンボ
口をパカパカ開け閉めして耐えてくれました

さて、気になるお値段ですが

ハウマッチ?



6653バーツ (約2万2千円)

ハイ! 今月も金欠決定~~(T_T)/~


新しく処方されたスプレー式の薬を使います


 ช่วยฉันด้วย!!!!

カニ挟みで首を固定して、ペットボトルを半分に切ったのを口に突っ込みます

そして、シュバッ!! シュバッ!! と二回噴射

助けて~~って表情がなんともいえませんね
値段が値段なんだから、我慢シロ(。-`ω-)


オヤジの晩飯は にゃっとう



14日の自粛隔離中にユーチューバーばかり見てまして、
IT系の会社経営をしながらユーチューバーという勉強家「マコなり社長」の時短レシピを試してみました


木綿豆腐の上にキムチと納豆乗せ (超時短)

向こうはスタンダードなネギ生姜鰹節乗せ

とても美味しゅうございました
 

話は代わって
息子のやつに国語の読解力問題をさせてみましたが、理科の問題と勘違いしたようで、送られてきた答えは「デンプンは砂糖よりもデカイ」というものwww

また漢字が読めないからとギブアップしましたw

ドラゴン桜2から引用

さあ、皆さんも解いてみてください 
A、B,C,Dのいずれかを( )内に書き込みます

海外生活が長いと間違えるはずですよ?
グラフは日本中高生の結果ですけど
かなり間違えてますね〜、普段から本を読んでないのが一目瞭然です


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思わぬところでコロナ騒動の余波が襲ってきます

2020-05-13 10:47:35 | 日記
 日清のカップヌードルなんですが
ひっくり返すと裏側にクレーターがありました
深さを示すため、カルデラにスモモを入れてみました

日清もタイにくれば適者生存ってことでしょうか



配給の昼飯をもらうために並ぶ人たち

タイ国では都市閉鎖により県境が遮断され、人の往来が止まって1ヵ月を超えました

また生活必需品以外の営業は禁止、密接触となる営みは全て禁止
失業者が1千万人に達しているかもしれません



チェンマイお堀沿いにも配給待ちが

ソーシャルディスタンスで並びますから長い長い行列となります

木陰では濃厚接触

 

お堀沿いぐるっとをUターンして更に並びますが
この時間は、なんと朝の9時なのです

このまま40℃を超える炎天下の中を昼まで待つのですが
せっかく何時間も並んで待ったのに品切れ空手だと悔しい思いをしますからね
それで朝も早よから順番待ちなのでしょう

パチンコがどうとか、酒の販売がどうとか小さなことでグダグダ文句言ってる人に見せてあげたい気持ちですw

こういう場所が市内に点々とあります
 
チェンマイでの新たなる感染者がゼロ行進を続けてますが、すでに入院者もゼロに到達したようで、それでもすんなりロックダウン解除とはなりませんね

文句を言ったところで軍や警察からねじ伏せられるでしょうから我慢するしかありません、タイはそういう社会です

 

イミグレーション内も万全の体勢のようです

外国人はビニールの中には入れないようですね
 
在タイ外国人の人数が極端に減っているのでしょうか、余裕でディスダンシングの館内でした

私も滞在に必要な就労1年Visa更新に入りましたが
今回のは例年の厳しさとは勝手が違いますね

会計事務所のBちゃんとは朝8時に待ち合わせ、辞書のような厚みになる書類を抱えたBちゃんはナンバーB1の整理券をゲット
でも就労組は私ひとりだけ?

2時間後に書類の不備を指摘され敢えなく却下、ほぼ門前払いです


それはよくある事、最初から必要書類を明記しない流儀ですから
2回目の登庁では、やはりB-1番目
通常では整理券をもらうために朝4時頃には並ぶのですが、今回は8時参上でも余裕の1番目が2回連続です

お〜い、就労組はどこ行った?

寂しいなあ~と思いながら、新たに作成された書類に50枚ほどサインをして待つこと1時間で呼び出しがあり
更に書類のチェックで1時間ほど待たされて
で、担当者は何やらBちゃんに要求してまして、あわてたように電話するBちゃん

しばらくして現れたのが作業員のブアさん
「ええ?!」と思いましたね
なんでマネージャーではなくて一般作業員が必要なの?

ブアさんだけがビニール内に呼ばれて、何やら質問の嵐にさらされてます
ここで話の辻褄が合わなかったり、会社への不満などを訴えられたりするとアウトでしょう。
無報告の社員を雇っていたり、労働法等に抵触する証言などがあると面倒な事になるでしょうね。
ま、うちは大丈夫なので高みの見物です。

しかし一般作業員に会社書類をダダ見せしてどうするつもりでしょうかね?
労働争議でも起こさせたいのかと一瞬疑いましたが、うちの場合は吹けば飛ぶような小舟であるしクリーンですから粗を探そうにもあるわけ無いよと心配もしませんでした。
そもそもブアさん自体は好待遇ですから文句のひとつも出ないはずです。

タダでさえ超不景気なご時世、倒産したり清算した会社も多いはずですよ
やむを得ず従業員の解雇や減給処置で生き残りを模索する会社も多いでしょう
そんな時世だからこそ何かしらの不祥事をやらかしてるはずだという入管の目算が伝わってきます。

ウチのようなウイルスよりも小さな会社に全力チェックで粗を探して、何か不具合を見つけたとしても大した成績にならない筈なのですが、今年の厳しさは尋常ではありません。
 
よっぽど暇なのかなぁ、なんて思いながら待っていると30分程でブアさんが辞書級の紙束を抱えてビニール外へ戻ってきました。
手渡されたメモ用紙には6種類のダメ出しが書いてあります。
直接Bちゃんへは伝えずに、従業員廻りで伝える意味は何?
職員から無視されているBちゃん、だんだん表情がイライラして険しくなりますが
かなりの言い掛かり的なダメ出しが含まれているようです。

一番目の項目がTM-7と書いてありまして
90日レポートが5月4日で期限切れなので「罰金を払ってこい」と指令されたそうです。

はて?、忘れもしない3月22日の渡航規制日ギリギリセーフで入国してるので、次回の90日出頭は6月のはず
わざわざそちらの担当者まで出向いて質問してみると、やはり6月でいいよと赤いスタンプを押してくれました、たぶんこれでOKのはず?

そんな事も知らない入管職員がいますか?
しかも重要セクションの担当官ですから、かならず調べるはずです
この時点で「わざと意地悪してんのかなぁ…」と不安になりました

その他にも、またとんでもない要求に目眩がします

3月のこと、コロナ封じでロックダウンする時には多くの山岳民族が山村に逃げ帰りました。
逃げ遅れるとバイキン認定で追い返されますからね


こんなバリケードで、故郷の民であっても追い返されます

ろくな医療のない山奥ですから、感染=全滅という危機感が半端ありません
それでうちの従業員であるLLちゃんは、私からの許可を待たずして泣きながらチェンマイ県から遠く離れたペッチャブーン県まで逃げ帰ってしまったのです。

LLちゃんがチェンマイへ戻るにはロックダウンの解除が必要です
そんなの当然ですよね?
うちの不祥事でも何でもない

ところがですね、入管職員からすると常識が違うようなのです
新たに従業員と一緒に写った集合社員を持って来いという指令が下ったので、撮り直して添付してあったのですが、この写真では人数が足りてないと言います

「はあ?」 となりますよね
じゃあ別途で写真を送らせて、それを提出するからそれでいいでしょというと


集合写真でないと許さん!!(・`д・´)


それって、虐めですか? 

いじめ?

後の4項目が何だか分かりませんが、LHの顔色から難儀そうな雰囲気がしてます
またしても、自宅タビアンバーンの元嫁名義でどーたらこーたらツッ込まれたようで、タビアンバーンの写真を提出しました(南海同じ説明をやらせるんだよ…)
そもそも、そんな不動産を所有しているのが元凶なのですが、肝心な質問には「チャン・マイル-」で答えをはぐらかす関係者にもイラつきますねw

その他にも、スタッフの名前の綴り間違えが指摘されて、タイ語の文字は複雑なのですが一言一句間違えてはならんというお達しがあったようで
書類の作成やり直し命令、会計事務所のBちゃんが涙目になってモチュベーションがダウンしてます。(職員がちゃっちゃと書き換えてやればイイじゃんよ…)

それでBちゃんに逃げられたら大変だと思ったのでしょうか、何故かボスの会計士がメンドクサイからという迷惑被った顔になりまして、
まあそれは過去にも何度かあった事ですが、オナベのイーフから始まって、ビー、ヌッ、ボン、数々の担当者が逃げるように辞めていきました。

あれ?って、手数料は安くないし自分のスタッフがダメダメなのに割を食うのはコッチなの?みたいな
「困った方が負け」というタイルールはそこかしこに用意されています
さてさて、どうなるのか不安の一か月になります

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はっきりいってですね、年末の返品騒ぎから減収減益が始まって、更にコロナ騒動により4月からは壊滅的打撃なのに、従業員への責任は放棄できないのです。
少ないかもしれませんがタイ社会には仕事作りなどで貢献してると思うのですよね
税金も納めているし、賃金も社会保険も滞った事がありませんからね
コロナでしょ? 
不測の事態ではないの?

新型コロナ収束ムード漂うチェンマイにて

2020-05-04 14:00:45 | 思った事 考えたこと
都市封鎖策の効果が絶大だったのか、新型コロナ感染者を減少させ続けたタイ国
ついに非常事態宣言による禁止項目が部分的に解除される段階に入った。

夜間外出禁止令は継続されるものの、酒類の販売が解禁(8県を除く)され、理容・美容院もオープン、条件付きではあるが飲食店営業や屋台販売が再開されていて
少し明るい兆しが感じられた。

夜八時頃にもなると人影まばらになり
真っ暗闇の街には家路を急ぐ自動車やバイクばかりが目に付くのだが
解禁直後の昨晩となると、にわかに活況の兆し
行き交う人々の顔にも笑みが戻り、つまりマスクを装着していない人も多くて、
まるで以前の平和なチェンマイに戻ったかのような錯覚にとらわれた。

「戦争は終わった」
そんな明るい空気が漂う市場には子供連れの姿もちらほら
緊張が一気に解けたのか緩んでしまう空気、雪溶けムードに流されて感染第二波とならぬよう注意して欲しい。


2か月ぶりの散髪でスッキリ
順番待ちが外まで溢れていた


オジサンの手作り顔面シールド 99バーツ
こんなモノまで用意して最悪の事態に備えていたが、必要なければタンスの肥やしに


4か月ぶりの雨が降って煙害季節が終わった
ドイステープがよく見える

↑先月、AQIが300や500に迫る日も多く
まるでコロナと煙害の挟み撃ちだった


肺や喉が弱っている時に感染すればどうなるか
助かる見込みはあるのだろうか

煙無き今、もはや敵はコロナのみ
「僕たちは戦える!!」 



ジャンボ君もきれいに洗髪
気持ちいいワン!

まだ夜間徘徊すると捕まりますよ〜



今年は職場のマンゴーが大豊作
珍しく私にもお裾分けが回ってきた


仕事が激減して給料を払えるのか心配であるが
マンゴーを販売して会社に還元してもらうかな?

そう思う間もなく、我先にと未熟な実をもいで持ち帰る社員たちww


皮を剥いでみました


外は酸っぱそうな緑色、でも中は黄色のカモフラージュ種?
 
ガブ!っとな

あ、めっちゃうまい!!!

こんなに美味しかったんだ~
確かな歯ごたえ、ジュッと沁み出る果汁
口いっぱいに拡がる豊潤な香り
甘みと酸味のハーモニー


この場所に引っ越してきたのが2010年なので、ちょうど10年が過ぎました
(よくぞ潰れずに持ったものだ…)

当初マンゴーの木は2本ありましたが、そのうち1本は建屋に接触
屋根瓦を破壊したので切り倒しました

残った樹木は順調に大きくなり、今では鈴なりの身をぶら下げます
当時のマネージャーである元義姉からは、この生き残ったマンゴーは酸っぱくて美味しくないと聞かされていたのですが、なんとなんと!!!

大ウソつきのコンコンチキチキマシーン盲レース(笑)
 

ヒーシシシシ〜…

思い出したので元義姉のFBを見てみると
白装束でお寺巡りする写真とか
老いた母親にかしずき両手を合わせて感謝のポーズとか
幼い孫のホッペにチューとか
そんな善人面が満載だけど
過去の所業はすっかり忘れて幸せの中にいる宣言?
この期に及んで天国行きのパスポートが欲しいって?

人は見かけによらぬもの
マンゴーも見かけによらぬもの

とにかく若い人に言いたいのは
「見かけで判断するな」ってこと
タイ人の微笑みだとか、ホスピタリティー溢れる優しさだとか
親を大切にしている姿だとか
「それ全部演出かもしれないぞ」ってこと

善悪をすっ飛ばしても、血族の決定には逆らえないのがタイ人だし
底辺ともなると、目先の利益のためなら「仁義」など絵に描いた餅

でも、まあ無理かな
信じることは素晴らしく、疑うことは恥ずべき行為だと信じ込まされている若き日本人には判別難しいでしょう
経験者の話を聞いても「俺はあんたとは違う」、「一緒にしないで欲しい」
そう思うのが普通でしょう

コロナ収束ムード漂うチェンマイにて振り返ってみました。
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