■頂点を取る戦いを目の当たりにする■
全日本の楽しみといえば、国内トップドライバー達によって演じられる賜杯争いを、この目で直に見ることが出来るというところも大きなポイントです。各カテゴリ、計6回に渡ったファイナリストの戦いにおいて、今年最も熱かった5分間は…? 現地でその場に立ち会ったギャラリーにその質問をした時、9割方の人は『四駆2R』と答えるでしょう。このラウンドは、大多数から優勝の本命と目されていたであろう松倉 直人選手(TQ)と秋元 宏太選手(2nd)、両者のマシンが序盤から後続を引き離してゆく展開。中でも松倉選手のB-MAX4は1歩抜きん出ている印象で、その危うさからリスク承知の限界超え走行を敢行していることが明らかな秋元選手のZX-5をもってしても、両者の差はジワジワと広がりつつあるという状況でした。1Rは松倉選手が磐石の走りで取っており、後がない秋元選手のプッシュには相当な気迫が感じられました。…が、それでも松倉選手の精密な走りに狂いを生じさせるには至っておらず、傍観者の間には諦めの空気が漂い始めていたように思います。ところが中盤、その松倉選手が痛恨のミステイクを犯し、テール・トゥ・ノーズに近い状態で秋元選手がトップに躍り出たのです。…昨年の全日本、松倉選手にとっては悪夢となった二駆3R。まさにあの時と同じようなシチュエーションが、今年は残り時間が数分ある状態で再現されました。そしてこれ以降、それまで理性を保っているように見えた両者のマシンはプライドという名の咆哮を上げ、互いが互いを仕留めることに全力を尽くし始めます。まずは松倉選手。練習でも稀にしか見せないようなスーパーアタックを繰り出し、まさかのタイミングで赤いZX-5の頭を押さえつけ、程なくトップの座を奪還。これに対し、今度は秋元選手。抜かれた直後、これまでの劣勢が丸っきり嘘であったかのような奇蹟的チャージを見せ、なんと再度、黄色いB-MAXをその後ろに従えさせたのです。その後最終的には、三度先頭に立った松倉選手を捕らえることが出来ず、勝負は松倉選手に軍配が上がる形で終幕となりました…が、両者が相手を前に出した直後の集中力の高まりは本当に凄まじく、正に圧巻というより表現のしようがない内容でした。
そして…、そして真に何より特筆されるべきなのは、こういった極限域での争いであったにも関わらず、両者がお互いに相手の邪魔をすることのない、クリーンな闘いを最優先にしていたということ。ビッグレースにおけるワークスマシンのコース上での振る舞いは、全国各地で行われるレースのモラルにも大きな影響を与えると思われます。若い彼らが示した模範的なフェア精神は、地方のレースを後味の良いものにするのにも一役かうことになるはずだと考えるわけですが、皆さんはどのように思われますでしょうか。
続き、書けるかな… 仕事がどんどん忙しくなってきているので。それではまた後日。
タミヤ TAMIYA TRF501X WE DF-03 ダークインパクト DARK IMPACT キーンホーク KEEN HAWK アバンテ AVANTE DF-02 グラベルハウンド GRAVEL HOUND ライジングストーム RISING STORM 京商 KYOSHO アルティマ ULTIMA RB5 DT-02 MS ファルコン FALCON サンドバイパー SAND VIPER デザートゲイター DESERT GATOR スーパーファイターG SFG
ツイートでご挨拶でもと思ったのですが
参入障壁を越えられずこちらにコメントさせて
いただきます。
先日はお邪魔してすみませんでした。
また余裕のありそうな日を見計らって
お邪魔しに参ります。笑
今後ともどうぞよろしくお願いします。
ブログの方も拝見させて頂きました。バギー達が天使のようになってますね(笑) これからちょくちょくチェケラさせて頂きます。
ツィッターで絡んで頂くのも全然結構ですよ~。私は基本的にコミュニケーションツールではなく、ブログの縮小版みたいな感じで使っているので、あまり他の人にレスポンスは返しませんが、それでも宜しければ是非、フォローさせて下さい。
それでは…