
◆ 組 立 編 #03 ◆
さらに続く組立編、3回目となる今回は足回りを仕上げるところまでを解説します。あくまでコンペ視点での戦闘力を探ってゆくのが本ブログの基本。サスペンション系については脆弱なキットノーマル部品を使うことに固執せず、最初から
オプションパーツを投入しながらの完成を目指してゆくことになります。
【説明図:13~14】

リヤは当初、キット標準のドライブシャフト(ドッグボーン)を使用するつもりでいたのですが、後述する仮組み状態のアルミダンパーを装着して動作を確認したところ、フルボトム状態でシャフトが
ロックしてしまいそうな感じだった為、諦めてユニバーサルシャフト
(Op.1119:3,255 YEN)に換装しました。
アッパーアームはノーマルに替えてハードスチールタイプの42mm
(Op.942:735 YEN)を使用。アジャスターもナックル側のみ、硬質なもの
(Op.1257:378 YEN)に交換しています。大きな力が掛かるアッパーアームは曲がりやすい箇所ですが、強化し過ぎると弾性に乏しくなって折損のリスクが大きくなることも。検証が面倒なら、評価の高い社外品で統一するのが手っ取り早いと思います。
ピローボールに纏わりついているスポンジは防塵目的で装着されるもの
(Op.980:273 YEN)で、キットには付属していません。

ノーマルの樹脂製リアアップライトは、TRF系のバギーがリリースされ始めてからずっと同じ形状のものが使われていますが、取り回しは変化し続けています。DB02は、アジャスターをリア側から接続するパターンですね。かつて刻印されていたL、Rの表記が消されており、DB01の組立図にあったような紛らわしさは無くなっています。
DB系のノーマルロワサスアームはハイトラクションタイプの形状だと思っていたら、実は501X系だったんですね。丈夫そうでかつ安価、ひょっとすると使える代物なんじゃないかと期待しています。
RC誌では、リアのサスマウントに502X用のアルミ製が流用出来るという記事がありました。気になる方はチェックしてみましょう。
【説明図:15~16】

要求稼動範囲が狭いリヤとは違い、フロントにユニバーサルシャフト
(Op.1118:3,465 YEN)を用いるのは既定事項です。WOタイプを使う場合は、必ずアップライトとセットで交換して下さい。

信頼性の高い12mm六角タイプのホイールを装着する為、ホイールハブはトビークラフト製
(43860:1,575 YEN)を使います。組み合わせるのは安価で、トレッドもほぼ同じになる京商のZX5用
(W5201W:420 YEN)をチョイスするのがオススメ。
アッパーアームはシャフトにチタン製
(42121:2,205 YEN)、ナックル側アジャスターにスクエアのストロングタイプ
(TGE-205LW:378 YEN)を使用しています。リヤに比べ各1段階ずつソリッド。因みにこの状態では、TRF511で使用時に1回だけ折れてしまったことがあります。確か
Y・Rで、着地時コースガイドのタイヤにハードヒットした弾みだったと。
【説明図:18~24】
キット標準のC.V.A.ダンパーに替え、バギー用エアレーションダンパー
(Op.1028:8,190 YEN)に相当するTRF511の標準ダンパーを装着します。


組み付けに当たっては、先んじてオイルを抜いたメンテナンス途中の状態でシャーシへの仮装着を行っています。理由は先述した通り、足回りの駆動部の干渉状態をチェックする為。アルミダンパーの方が全長が長い(と思われる)ので、必要に応じてその差を埋めるべくスペーサを仕込みます。今回のDB02への移植に当たっては、リヤダンパーにアウタースペーサ(Oリング)1個を使用するだけで済みました。
シリンダー、ロッドを覆っているピンク色のゴムは一般にダンパーブーツと呼称されるもので、その正体はバルーンアート用の細長い風船です。ダンパーのメンテナンスサイクルを劇的に伸ばすことが可能。
ダンパートップとステーを固定するブッシュは、別途オプションのアルミ製
(Op.1205:630 YEN)を用いています。付属の樹脂製はすぐ保持力が落ちてガタガタになりますので、交換のタイミングでこちらに切り替えるのでも良し。取り付けには25mm程度のM3ビスも必要になります。
ダンパーキャップとステーが干渉しないよう、ブッシュとステーの間には2mm程度のスペーサをかまして下さい。