蜘蛛の糸

この糸は何処に繋がっているのだろう・・・。
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参院選結果 2019

2019-07-26 23:49:25 | Weblog

7月21日に参議院選挙が行われましたが
予想の通り、投票率は48.8%と低調でしたね。。。
事前に右も左の新聞報道では与党有利という情報が流れるのだが、、、。
そんな事、言われると余計に「どうせ自分が行ってもね、、、。」となる。
結果から言うと確かに当然、与党が勝った訳だが実際には自民党は議席を減らしてた訳だし圧勝では無いし
今回は「れいわ新選」「N国」「安楽死」「オリーブ」などの普段は諸派で片付けられる
勢力の台頭が目立ちましたが公示前、公示後にも既存メディアは積極的には触れなかったが
結果としてはネットを上手く使った所は議席を獲る結果となりました。

次回の衆院選では、こういったワンイシュー政党が乱立しそうな気もしますね。

毎回、国政選挙では政党別の所感を書い居るので今回も一応、、、。
(前もって言って置くと左寄りの意見だと思うので不快な方は閉じて下さい。)


自民党 66→57
前回圧勝して居るので多少の揺り戻しは在る感じですかね。
それでも、まぁ、強いです。
参院の任期は6年と言う事を考えると今回改選になった議員は丸ごと第2次安倍政権の方針を
唯々諾々と受け入れた議員である。
これの是非を問う選挙ではあるが、そんな事に焦点を当てるメディアは当然無かった。
私が例え自民支持だったとしても事前に各メディアで圧勝を伝えられてるなら
戦略的投票と言う訳では無いが政権に緊張感を持たせる為にも自民には入れずに
「野党の絶対通って欲しく無い候補以外に入れる」けどね。。。
もしくは今回の選挙の場合なら1枚目も2枚目も「安倍晋三」と書いて安倍閣下に忠誠を捧げるw


公明党 11→14
毎回、安倍政治のブレーキ役を果たして居ると言うが今回もブレーキ痕は一切見らず、、、。
そして今回は「小さな声を聴く」をキーワードにして居て
実際に「声の小さい人」の話を聴くと言う活動をしてたらしいんですが、、、。
その聴いた意見は「小さい声」じゃなくて「声は小さいけど大多数の意見」ですよね?
声の大きい大企業と1%の富裕層の意見しか普段は聴いて無いって事ですよね?
公明党に期待した時期が少しですがあっただけに残念です。
何処の、どの辺が平和の党なのか本当に難解です。


立憲民主党 9→17
議席数は倍近くになり改憲勢力を止めた割には枝野氏をはじめ幹部達がインタビューでは
全然元気が無く暗い。。。。
党勢が落ちている分、候補者の多様性で攻めた作戦だったが目玉候補が振るわなかったのが
元気が無い原因なのかも知れないが少なくともカメラの前では明るくしないと、、、、。
惨敗したのかと思ったよ。。。。

大阪の亀石倫子、静岡の徳川家広、辺りを落としたのは私的には残念。。。。


国民民主党 8→6
こちらの党首の玉木雄一郎氏はアホみたいに明るいインタビューでしたね。
正直、風前の灯だと思って居たんですけど思ったより議員が居る。
私の住む静岡県にも居て候補者を出して当選しました。
心配なのは、安倍首相が言うには「国民民主の中には改憲に賛成して下さる方もいらっしゃる」
と言うので党丸ごと賛成すると改憲発議に行くと通る事になります。
不思議なのは、この選挙前に私が住んでる片田舎でも宣伝のトラックが走ったりしてたし
映画館の予告で国民民主党の宣伝が始まったり案外、広告に使う金が有るんだなと驚いた。


日本共産党 8→7
公示前の日本記者クラブでの志位委員長応答は恰好良かった。
特に維新の松井が絡んで来た時の返しは最高だった。
議席数を1減らしたのと、やはり大阪で辰巳孝太郎を落としたのは痛かった。。。
野党共闘自体は悪く無かったと思うが次の衆院選は全てが1人区なので
何処まで調整出来るかが鍵ですね、、、。
abemaTVなどでは若者の支持率が相当高かったのも面白かった。
ただ本当に申し訳ないのですが今回は選挙区も比例も投票しませんでした m(__)m


日本維新の会 7→10
関西以外の東京、神奈川でもでも議席とった。。。
本屋にヘイト本が平積みされている現状をこの結果から納得した。
特に大阪では1位2位を獲る強さ。
この政党がヘイト以外に訴えて居るのは地方分権の重要さか、、、。
それでも選挙の強さは解らんな、、、。
大阪には他の都道府県の常識では計り切れない事情があるのか
ただ単にポピュリズムに流されやすい府民性なのか。。。
(吉村知事が段々と柄が悪くなって行くのは対岸の火事として観察している。)
そういえば鈴木宗男氏も当選したか、、これから片山虎之助との不毛な代表争いが行われる
と思うと維新ファンには堪らなく胸アツなんでしょうね♪


社民党 1→1
吉田忠知氏がなんとか当選で更に政党要件も満たしたので
おめでたいのでしょうが、、、。
流石に、何というか存在意義が見えない。。。。
記者会見でも突っ込まれてたけど歴史アピールとマイノリティの為の政治を訴えるが
党の歴史は、ここまでマイノリティになったのでは終わるのは仕方無いし。
マイノリティの為の政治は他の野党でも言ってますし、、、。
そろそろ、そろそろいいんじゃないですかね?
党が無くなっても他の党に行っても勝てる議員は勝てるから。。。(多分、、。)

 

れいわ新選組 1→2
小沢一郎とくっついて居る時は、ここまでの風を起こすとは思って居ませんでした。
ただ単に、玉木雄一郎と一緒になる小沢一郎が嫌だったのかと思っていたが
ここまでの風、と言うか、この選挙に置いては台風の目になり
ネットと街頭演説では圧倒的だったと思うが、やはりテレビ、新聞、ラジオ、週刊誌では
かなり報道が少なかった。。。。
それでも獲得した2議席はとても大事で意義のある2議席で
ALS患者の船後靖彦氏、生後間もなく障害当事者になった木村英子氏
とても意義ある選挙になりました。(山本太郎は落選しました。)
国会議事堂が、せめて船後氏、木村氏が通る導線だけでも確保出来れば
これから新しく出来る施設はもちろん既存の施設もバリアフリー化は進むだろう
そして何より集団の中に障害を持った人が映像の中に居ると言う
2議席の意味は
何処かの居眠り議員よりは、余程、意味の有る事と思う。


NHKから国民を守る党 0→1
以前も書いたが、確かにNHKはスクランブル放送にして欲しいと思う時が多々ある。
NHKは私も見る事が有るが受信料払ってまで見たいかと言うと疑問だし
興味が無い番組だと「こんな番組の為に受信料払ってるのか・・・・。」
と愕然とする事も多々ある。
ただ、こんなのを国会議員にして良いのか?は疑問だが
国会議員に品格を求めるなんて言う時代でも無いのかな?
首相からしてあんなんだし、、、、。
週明けには元維新の丸山議員が合流するかもとのニュースが、、、。
NHKへの規制以外は党議拘束をかけず自由に賛否出来るらしい。。。。
そんな条件なら他のイカレてる維新の議員も参加しそう。

 

過去記事
 2010.07.12参院選結果 2010
 2012.12.19衆院選結果 2012
 2013.07.23参院選結果 2013
 2014.12.21衆院選結果 2014
 2016.07.11参院選結果 2016
 2017.10.23衆院選結果 2017 

 
追伸
あまりにも投票率が低かったので、この前書いたのをコピペして置きます。
あなたの支持する政党はありますか? 候補者は居ますか?
政治に参加する事は投票だけでは有りませんが
投票率の低さは施政者に怠慢を招き、高ければ緊張を与えます。
この国で暮らしている以上、政治に無関係な人は居ないと思います。
右も左も、上も下も、老いも若きも、投票に行ける方は是非、行って欲しいです。
投票率の高低が政治のクオリティに繋がります。つまり生活のクオリティに繋がります。

今回の選挙で行けなかった方は是非、行って欲しいです。
もっとも、ここまで読んだ人は、だいたい投票してそうで蛇足だと思いますが、、、。
コメント
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