若大将のひとりごと

何もない日…
なんて、無いハズ!!!
その日が大切な一日。
『日々是好日!』
今日も
「ありがとうございます」

営業マン

2007-10-31 23:33:53 | Weblog
「eco給湯にしませんか」との営業電話。

オール電化、興味があったので「話を聞く」と返事。

本日、当店の仕事終了後、セールスが来て、内容を聞く。

驚いたことにその子(20歳前半と思う)
「今日、契約したい」との旨…
(それまで色々説明したりはしていた)

工事費を含めると100万円ほどかかる。
そんな買い物、初めて会ってすぐなのに契約できない。と断る。
それでも、彼、食らい付いて来る…
「とりあえず見積だけ頂戴」と切り返す。
納得の行かない彼…
「私のどこが駄目なんでしょうかね?」
と、最後の辺は自虐的な質問までしてくる…
彼のマニュアル通り?(会社で教わった通り)に進ませない
恐らく、「現状と配置後の差額」実際の過去の金額(電気・ガス代)を聞き出し、そのメリットを言いたかったのだろう。
そして数字マジック「月額8000円です」と突いてくるのだろう…
そう教えられているのだと思う。
そんなに上手くは世の中行かないよ!

彼、諦めて「じゃ、会社に電話します」
とのクロージング。

ちょっと待て!
このタイプのセールス、以前にもあった!(その会社、詐欺で捕まった。相手にはしなかったが…)
会社は、全然セールスを信じていない。
逐次、相手の動きはどうなのかとか、進捗状況など電話で管理されている。

そのこと(会社が全然、君を信じていないじゃないか!)を言うと、
あっさりと帰ろうとする…
私「報告するんだろう?君の上司に電話出てあげようか?」
彼「いえ、結構です。お邪魔しました」
と、帰ってしまう。
帰りがけ、
「君のセールスがまずかったんじゃないよ。会社のやり方がおかしいと思ったんだから…」
彼「ええ…」

後ろ姿が痛々しかった…

それ以上、何も言ってあげられなかったけど…
「セールスって人間性をまず売ることだよ!」

拝金主義の社風の中で、
そのことにいつか彼は気付くだろうか???
それとも、一流のペテン師(失礼)と化してゆくのだろうか…