続いていた病院通いから昨日解放されたところだったのに
昨夜は錆びた釘を裸足で踏む、という衝撃的なことに。
ネットで検索したら破傷風なるものになる可能性もあり
それは数年後に出ることもあるとかで
悶々とする時間は短めにと、今朝また病院へ。
ことの発端は、家の建具が外れてたということに気がつかず
(これは、そだ木と教えてもらいました。ありがとう~)
この真ん中の、古くなったそだ木が外れて、こんな風に上を向いていたみたい
真夜中トイレに目が覚めて、暗闇の中、段差のある寝室からこちらへ降りたところ
右足をこの釘の上に命中させてしまったのでした。
ググググっっ
足の裏にめり込む味わったことのない感触に
一瞬息が止まり、体は硬直、目は見開き、声が出ない。
何、何が起きたわけ???
暗闇の中、灯りをとにかくつけなきゃ、とリモコンまで片足で数歩ケンケン
片方の浮かした方の足には何かくっついている。
灯りをつけると、そこにはギョとする光景が。
足裏に釘が刺さってる!?
足裏と建具が釘で繋がっている!!
ぎっ、ぎゃーーーーっ
血まみれになってる足裏、畳の上もあちこち血がたらたら落ちていて
卒倒しそうになりながら
抜かなきゃ、抜かなきゃ、足裏から釘を抜かなきゃ~~
怖くて怯みながら、清水の舞台から飛び降りる気持ちで
一気に引き抜いたのでした。
目には涙、ううっ・・・・
その場にへたりこみそうになったのだけど
今度は足裏から大量の血が噴き出てきたのです。
あぁっ、あぁっ、あぁっ、
テッシュ、テッシュ、テッシュ~~~
再びケンケンしてテッシュの箱を手に掴み
そのままへたりこみました。
足裏に開いた穴をテッシュで押さえ
どうしたらいいんだ、と頭をフル回転。
消毒、消毒、消毒しなきゃ
とりあえず手を伸ばして掴んだのが、愛用しているドライノーズスプレーでして(汗)
消毒するには弱いかな、何でもいい、とりあえず、何でも消毒、消毒と
いつもは鼻の中へ噴射している洗浄剤を足裏へ連続プッシュしまくったのでした。
噴き出ていた血は急に止まり
その後、打撲のような、ジンジンした痛みだけが残りました。
しばし茫然としながら、ふらふらと汚れてしまった畳を拭き
恐る恐るひっこ抜いた建具を見てみた。
この釘の上に全体重を乗せたのね、ワタシ・・・
恐ろしい。
そうだ、トイレに行きたかったんだ。
イタタタ・・・と足を引きずりながらトイレを済まし
ようやくベットへ。
現実の悪夢から逃れるように目を閉じたのでした。
病院では、患部を小さく切開し血を再び押し出して消毒でした。
穴を塞ぐのでなくて開けておくと、ばい菌が出やすくなるんだそう。
処置ベットに横たわり、切開すると聞いた時には
私「えっ、痛いです??麻酔を(小さな声で)」
医師「んな大袈裟な」
アタタタ・・・・イタタタ・・・うぅ・・あぁ・・・
医師「痛みがあるってことはばい菌があるってことだから、もうちょっと押し出しとくよ」
ハァ・・アタタタ・・・ふぅふぅ(出産の時のように口で呼吸、これ、痛みにいいらしい)
うるさい患者だったと思います。
(汚い足裏で失礼っ)
帰宅後、処方されたお薬を飲み終え
やれることはやった、もう大丈夫だよね、と足裏を眺めたのでした。
しかし釘を踏んだのが猫じゃなくて良かったよなぁ。
キリストは足の甲に大きな杭を打たれたんだっけ。
痛かったろうなぁ・・・あぁ、想像するだけで痛い痛い。
病院通い、これで打ち止めになりますように。
アーメン。