人間関係、いろいろあって当たり前。
そう思えるまでには時間もかかるものだけど
そんなことを考えることが重なると
振り返って思い出すことがあります。
ある時、同じお店で働いていた若い女性から
「いつも楽しそうですね。どうしたらそんな風に笑っていられるんですか?」と
言われたことがありました。
笑えるというのは人間関係もうまくいっていて
いろんなことがスムーズということだけど
勿論そんな時ばかりではなかったし
仕事場はよくても体調がよくないとか
家庭や他でうまくいかないこともあったりもするもので。
プライベートで何かあっても
なるべく気持ちを切り替えて仕事場へ向かうようにしているので
あまり影響はせずに済んでいる、というか
そうしているうちに嫌なことは忘れられるということもある。
なので、そんな風に楽しそうに見えたのだと思うのですが
その女性はほどなくしてお店を辞めてしまったのでした。
楽しそうだと言った時の彼女の顔が何とも寂しそうで
何か思い詰めているようで
私はそれが気になっていたので、辞めてしまったと知った時に
とても後悔しました。
お茶でもお酒でも一度でも付き合って話を聞くくらいできたろうに。
営業中の店内で「そう?そうかな?」と返しただけだったことを
とても後悔したのでした。
人から話を聞く時、それは相談なのか、それとも単なる愚痴なのか
そこが肝心。
その女性とは、演奏に行ったまた違うお店でばったり遭遇して
以前より明るく仕事をしているようで、ほっと安心しました。
笑顔がとても愛らしく、自分を出せているのかな?と思いました。
しかし次第にどことなく以前の寂しげな顔を垣間見るようになり
ほどなくして、またいなくなってしまったのでした。
次のお店でも私は声をかけられず
一言、気になっていたのだと伝えたら良かったのだろうかと
また後悔したのでした。
私はついつい首を突っ込みがちなところがあるので
これは相談?愚痴??と判断するように気をつけて
お節介にならぬよう
不親切にならぬよう
若い彼女からそう教えてもらったように思っています。
またどこかでばったり遭遇できたら
今度こそ声をかけよう
お茶でもできたら嬉しいな。
そして聞いてもらおう「私もいろいろあるのよ~」って。