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碧泉流

Hekisen-ryu 中国山東省青島発祥の中国茶道の流派です

青砖茶

2016-11-18 10:34:08 | 青島本部
泉香さんのお茶ルポはいつも楽しいですね!
お茶のルーツとか茶馬古道とか各地への伝来などなど、に
興味がある私にとっては、とっても羨ましい体験です。
ぜひ、こちらに住んでいる間に私も飲みに行ってみたいな。

買ってこられたお茶が手持ちのお茶図鑑にありましたので
転載します。(著作権フリー国家なのはこんな時に便利ですね)



それと、百度百科などでも調べてみました。

青砖茶は…
別名、老青茶、川字茶とも呼ばれる。
湖北省で作られ、黒茶に属する後発酵茶ということ。
600年ほどの歴史のあるお茶だそうです。
内モンゴルは標高が高いので茶葉栽培が不可能。
そこで湖北省のこちらのお茶を使ってバター茶にして飲まれるのですね。

ギーなどのバターと塩分とともに煮出して飲む、というスタイルは
モンゴル族はじめチベット族、その他アジアの遊牧民にも多く見られ、
効率よく脂肪分と塩分を摂取し、かつ身体を暖めることのできる
大切な栄養源でもあるそうです。

内蒙古奶茶で淹れ方を調べると
やはりミルクやバターを用いて茶葉を煮出して最後に塩で味を整えて
キビやアワなどお好みで入れていただく、というものから
牛の干し肉(!)とともに煮出す、というレシピまでありました。


黒茶として、青砖茶の茶葉だけで飲むには
一般的な黒茶や青茶のように洗茶してから淹れて飲むの方法と
煮出して飲む方法がありました。お好みでしょうね。

我が家に、日本の後発酵茶も温存してますので
ぜひぜひ一度「ちょっとめずらしい黒茶の会」とか、やってみたいですね!


貴泉



バター茶ルポ〜内モンゴル シラムレン高原〜その③

2016-11-18 10:33:47 | 青島本部


たくさんの銘柄があります。
私が買ったのはラクダが可愛い写真右側のイラストの物。
後ろにはモンゴル語での説明、イラストの通り”ラクダ”と言う銘柄だと書いてあります。



試飲してみました。
まずブロック状のお茶を崩すのに本当に苦労しました。
プーアル茶よりも、かなり強い力で圧縮されている感じです。

茶葉もこの通り、粉々です...
汤色は、紅茶に近いような気がしました。
そして味。
黒茶独特の味とは違いました。
黒茶よりは飲みやすく、でも緑茶とも違う…。
また時間をおいて飲んでみようと思っていますが、とにかく茶葉を砕くのが大変なのです。

私の代わりにチャレンジしてくださる方、大募集!
飲んで見たい方、ご連絡お待ちしています。


泉香

バター茶ルポ〜内モンゴル シラムレン高原〜その②

2016-11-18 10:33:19 | 青島本部

町に戻り散歩をしていると、バター茶の原料を売っているお店を見つけました。



これは湖北省のお茶のようです。
写真ではわかりにくいと思いますが、大きい!
A4サイズよりひと回りぐらいの大きさです。
ブロック状に圧縮された茶葉の固まりは、プーアール茶のよう。



トッピングもたくさん売っていました。
アワ、ヒエ、そばの実もありました。

そして何より気になる茶葉の種類なのですが、いったい何茶なのでしょう?
皆さんはわかりますか??

バター茶に使う茶葉は、黒茶だそうです。
内モンゴルでは気候の関係で、茶葉が育ちません。
だから保存性の高い黒茶を使うそうです。
が、バター茶を売っているお店の人は、緑茶も使っていると言っていました。
中国国内で1番生産量が多いのは緑茶だからだそうです。
う〜ん…どちらが正しいのでしょうか?
これは、自分で確かめてみるしかありません!
茶葉を買いましょう!

(その③に続く)

バター茶ルポ〜内モンゴル シラムレン高原〜その①

2016-11-18 10:32:47 | 青島本部
ご無沙汰しています、泉香です。
今回は内モンゴルのバター茶を紹介したいと思います。
皆さん、バター茶はご存知ですか?飲んだことありますか??

私は今回内モンゴルを旅行して、地元の方が経営する休憩施設で初めて飲みました。
内モンゴルの草原にある休憩施設…そうです、パオです!
(モンゴルではゲルと言います。)雰囲気たっぷりです。



手前の器に入っているのが内モンゴル式のバター茶。
香りは特にありません。ミルクティーのような色合いです。
味は、ミルクティーの甘さが塩味に変わったもののようで、私は正直苦手な味でした。
ひと口飲んだ時の顔が渋かったのでしょう。
おばちゃんが、これを入れると美味しいよ!と、トッピング(写真上のもの)を出してくれました。
このトッピング、なんだかわかりますか?
これは、アワを炒った物だそうです。
トッピングを入れると、バター茶だけで飲むよりも飲みやすい。
主人と息子は「好喝!」とおかわりしたので、今度はお茶菓子が出てきました!

ミルク飴?ミルクグミ?かりんとうの味のないもの?干し肉!です。
私はミルク飴しか受付けませんでしたが、これも主人と息子は美味しいと食べていました。
バター茶、男性には受けるのかもしれません。

(その②に続く)

チャイナクロスステッチのご案内

2016-11-10 16:27:20 | 青島本部
茶藝師仲間の陽泉さんに、
素敵な福字のチャイナクロスステッチを作っていただきました。
絵柄は、ジーモーで一緒に選ばせていただいたもの。



私好みな額までご用意いただき、ため息が出ちゃうくらい素敵...
小さなお子さんがいらっしゃるのに、
こんな大作を本当にありがとうございました。

その陽泉さんによるチャイナクロスステッチのご案内です。

↓↓↓

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チャイナクロスステッチとよばれているこちら、
中国語では<十字绣>と言います。
陽泉さんは中国の方から十字绣を学ばれたそうですが
西洋のクロスステッチよりもルールが無い分、進め方は様々。
そこで、西洋のクロスステッチの手法と融合させて
独自のスタイルを築かれたそうです。
裏まで綺麗でお店に並ぶものレベルなのに
ひと針ひと針自分のために刺してもらえるというのは
本当に贅沢で、福が舞い込んでくること間違いなしですね!

*絵柄を選んで作っていただいたり
*作り方を教えていただいたり

できるそうです。
例えば、チャレンジしたものの続かなくて諦めてしまった、
というような物でもいいですよ、とのこと。

中国の記念にいかがでしょうか。
お問い合わせは、chachina_2011@mail.goo.co.jpまでお寄せください。


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貴泉