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碧泉流

Hekisen-ryu 中国山東省青島発祥の中国茶道の流派です

中級講座4回目 台湾式青茶の淹れ方

2015-11-07 15:32:24 | 青島本部
中国茶といえば青茶(ウーロン茶)

私も勉強中は青茶の講座が始まるのを楽しみにしていました。

今回は、数あるお点前の中でも一番複雑な
台湾式のお点前です。

受講生4名のほか、聴講生3名も含めた7名に凝視されながらの
お点前はとても緊張しました。

碧泉流では、一度受講したコースは
無料で再聴講が可能なのです。



香りを楽しむためだけにある聞香杯は
これからブームが来るのか、タオバオでも様々なデザインのものが
出始めました。

先日のお茶博覧会でも、聞香杯を使って試飲させてくれる
ブースもあり、昨年までには見られなかった「うねり」が
来ているように感じます。これ、昨年までは見られなかった傾向です。

次回はミン式の青茶の淹れ方になります。
こちらは台式よりは少しシンプルなお点前ですので
ぜひお楽しみに。

中級講座3回目 壺を使った緑茶の淹れ方

2015-10-30 22:45:14 | 青島本部
第3回のレッスンは壺を使った緑茶の淹れ方です。



生徒のみなさん、とても落ち着いた手付きでの
お点前です。

今回は「お点前」は「表演」であり、
お茶を淹れる「作業」ではないという点に注意をしてみることにしました。

ほんの少しのことで指先の動きまで美しくなりましたね。

次は青茶の概要と台湾式の淹れ方です。

聴講を希望される方も数名いらっしゃり、
にぎやかな教室となりそうです。

青茶3回分が終われば
すべての茶器を使用したことになりますから
お茶屋さん巡りが劇的に楽しくなります。

高級なお茶も無料で何種類でも試飲できるのが
中国ならではです。

ここでしかできない楽しみ方で
お茶ライフを充実させましょう!

お茶博に行ってきました

2015-10-26 13:24:17 | 青島本部
先週金曜日に、受講生の方々とお茶博に行ってきました。



まずは、黒茶を作っている1号館のお茶ブースなどを横目に通り過ぎ3号館の茶器ブースへ



私は、お目当ては特にないですが茶席に使う小物などを物色。
モダンなデザインが素敵なこちらのショップで、
普段の洋食器にも合いそうなライムグリーンの茶席布を購入しました。



切りっぱなしでも使えるうえ、すごく長いので
幅が太いものも買っておけば、カットして茶托やランチョンマット
にもなりそうです。次に出会ったら色違いで買おう~と思います。



他の方は、素敵な籠や、紫砂壶、茶席布、青花のセット茶器、
そして茶葉など、それぞれに気に入ったものを購入されていました。

今回、受講生の方以外で中国人のお友達もご一緒しました。
厦門ご出身で小さい頃からお茶が身近にある暮らしをされている方。
お茶や漢方の知識も深く、また値切りが不得意な私にとっては心強くて、
古樹生茶(黒茶)、大红袍(青茶)、胖大海(漢方)を入手しました。



こちらは雲南省の少数民族の方の野生古樹のプーアル生茶の新茶。
生産者さんから直接購入出来る機会ということもあり、
一本の木から採れるお茶の量は極めて少ない稀少なものながら、
お安く購入することができました。
まだまだ発酵の浅いこのお茶が、どう変化していくのか楽しみです。



この胖大海は、語学の先生も以前喉に良いと言っていました。
これからは、喉に注意な季節。
氷砂糖と一緒にお湯を注いで、朝に飲むようにしています。


この茶博は毎年春と秋の二回、金曜から月曜の4日間だけ。
時間とお金さえ許せば、何回でも行きたいですね~。


貴泉

中級講座2回目 グラスを使った緑茶の淹れ方

2015-10-22 09:53:21 | 青島本部


今日はグラスを使った緑茶のお点前です。

グラスに茶葉を入れ、そこにお湯を注ぐと
茶葉がクルクルと回転します。
そこが一番の見どころ、見せ所ですが、最初は
少し難しいものです。

今回、みなさんとても落ち着いた
お点前で、キレイに淹れていらっしゃいました。

次回は壺を使った緑茶の淹れ方です。

回が進んでいくごとに、使用する茶器の種類を目にし、
お茶屋さんに行くのも楽しみになります。

いつかみなさんでお茶市場にご一緒しましょう!

泉翆






お手製崂山白茶!?!?

2015-10-19 23:06:05 | 青島本部
先日茶摘みをしたお茶葉を
自然発酵させ、乾燥させてみた時のお話です。

白茶の製法で

葉の周囲が少し赤く染まる頃、茶葉の香りが甘く変化し、
もう少し発酵を促そうか迷ったあげく、
我慢できず飲んでみました。


極めて緑茶に近いので低めの温度で。


子供たちも自分で摘んだ葉っぱが
お茶になった、ということで、
大喜びで試飲しました。



この香り高さと気品のあるすがすがしいお味!
一口目が喉を通った時の感動は一生忘れません!

大げさではなく、最高のお味でした。

自分で茶葉を作る工程は決して毎回同じにはならないことと
思います。でも、それが自分用の、自家製のいいところでは
ないでしょうか。

こういうのが贅沢っていうんでしょうね。
貴重な体験をさせていただきました。

泉翆