昨年6月来日し日本語指導を始めた2年生君と今年入学してきた1年生君と、覚えた日本語の絵カードをかるたのように取りっこするゲームをした。2年生君がどんどん枚数を増やしていく。さすが2年生やなあ、とおだてるようなことを言った私の言葉を、たとえ理解していなくてもその気持ちが伝わったのか、自分の取ったカードをどんどん1年生君に分けてあげて、同じ枚数にした。2年生君は笑顔になり、1年生君も嬉しそうだった。それからもお互い譲り合ったり分け合ったりしながらゲームをを楽しんだ。2年生君は、ほめられたいとか競争に勝ちたいとか、そんなところには立っていなかった。
ずっと前にも同じようなことがあった。来日したばかりのきょうだい3人がひらがなを覚えたころ、ひらがなかるたをした。すると取ったかるたを机の真ん中あたりの同じ場所に3人とも積み上げていった。自分が探して得たものを所有するという感覚がないことに感動した。
ノートに向かって書く作業ばかりではつまらないだろうからゲームを取り入れ競争心をくすぐってさらなる意欲につなげようと浅はかなことを考えた私の方が、生徒に教えられる。
ほめる?所有する?競争?勝つ?それってなあに?と(よしもと)
ずっと前にも同じようなことがあった。来日したばかりのきょうだい3人がひらがなを覚えたころ、ひらがなかるたをした。すると取ったかるたを机の真ん中あたりの同じ場所に3人とも積み上げていった。自分が探して得たものを所有するという感覚がないことに感動した。
ノートに向かって書く作業ばかりではつまらないだろうからゲームを取り入れ競争心をくすぐってさらなる意欲につなげようと浅はかなことを考えた私の方が、生徒に教えられる。
ほめる?所有する?競争?勝つ?それってなあに?と(よしもと)
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