セスタバジカ Cesta Basica

「基礎的なバスケット」という意味のポルトガル語。
ブラジルでは「日常生活を送るための必需品のセット」を指します。

発酵パワー恐るべし

2013年03月21日 | ナミビア
今日は独立記念日で休日ですが、昨日うまくデータが採れなかった調査のやり直しをしました。2時間ほどで終了。その後は例によって日本から持って来た本を読んでいます。さきほど気分転換のため近くの村に行ってきました。以下2枚はその途中の風景。MEDINTさんのリクエストにお応えして、という訳でもありませんが、1枚目は放牧中のヤギです。





最初に入った店(何を買ったかは秘密)にはテレビがあり、オシャカティ市のインディペンデンス・スタジアム(先週途中まで滞在していたホテルの近くにあるサッカー場)で行われている独立記念式典の生中継を観ました。話していたのはたぶん県知事さんですね。


これも買ってきました。「トンボ」というソルガムのお酒。2リットルのペットボトルに詰めてもらって4ナミビアドル(40円ちょっと)は安い。黄色く透き通っていますが、振ると濁って泡が出ます。現在発酵進行中ということです。(要はドブロクです。)

3年前にはオシクンドゥ(トウジンビエ製ドブロク)をよく買いに行っていた馴染みの店がなぜかこの前も今日も閉まっていたので、仕方なく道を挟んだ向かいの家でトンボを求めることになりました。こちらも決して嫌いではないですが、ちょっと残念。(M本さんに聞いたところでは閉店したのではなさそうなので、たまたま両日とも休業中だったということですか。)ちょうどトウジンビエを調理中だったのでついでに1枚撮らせてもらいました(下)。


なお先の「発酵中」ではちょっと失敗をしました。先週末の歓迎会で出すため当日の朝にトンボとマルーラ(果汁を自然発酵させた飲料)を買ったのですが、後者はその日に仕込んだもので翌日の午後が飲み頃と聞き、それでは間に合わないと考えた私は室温で、時には日に当てて発酵を進めることにしました。もちろん時々蓋を取ってガス抜きもしていたのですが・・・・・もういいだろうと油断したのが運の尽き。蓋を取った直後、「ボンッ」という爆音とともに中身が吹き出し、4割ほどこぼれてしまいました。(あーもったいない。)パーティの開始前にシャンパンファイトをすることになろうとは。冷蔵庫で十分冷やしてから開けるべきでした(そもそも急速発酵が無謀という話)。

さらに後日談も。宴会中に眠くなった私は後片付けをお願いしたのですが、協力隊員さんの誰かが飲み残しを捨てずにペットボトルの蓋をして台所の隅に置いていたため、翌日もう一度爆発してビックリ。(今度はトンボもお付き合い、というよりそっちの方が壮絶でした。)理科の実験のように心構えさえできていたら楽しめたんでしょうけど。

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